これもだいぶ昔の話。
「友人が病気なので祈ってください」と言うご依頼
「入院でもしてるのですか?」
余命宣告されている難病だが今はまだそうではないらしい。
「なら本人が依頼すればいいのでは?」
ご当人は信仰とかは無関心なのだそうだ。
神仏なんかあるわけないというらしい。
「ではあなたの御祈願として陰ながら祈願したらいいのですか?」と聞くと、
「いいえ、私は別な信仰なのでそれは困ります。」という。
「じゃあ、あなたが自分のご本尊にお祈りしてあげたらいいでしょう?」というと
「できません。私の信仰は極楽往生を祈るのでそう言う現世利益は祈ってはいけないことになっているんです。」
という。
「じゃあ、あなたの信仰で言うならその方の往生も祈ってあげたらそれでいいのではないのですか?」
「ご祈祷はしてくれないのですか?ダメなんですか?」
「命を助けてというのに誰も真剣に頼んでいない祈願をどうして私が祈れるんですか?そうでしょう。」といって断った。
非情だと思うかもしれないが、たとえお布施を頂いても、そんな依頼者がいない祈りを頼まれても、私は到底ご本尊には祈れないですから。
お断りするのが誠意と思っている。
「でも、仏様は誰にも平等なはずでは?」というので、
「そうですよね。そう思うのだったら余計、私なんかに頼まないで直に仏さんに頼んだらいいでしょ。矛盾してますよ。」といっておいた。
うちは宗教でスピ系の祈祷師や霊能者ではないから無理です。
私そういうところはハッキリしているんで。