「魂」という言葉がわからない。
最近の若い人は「霊のこと?」などと思うようだ。
仏教では本来この言葉はないという。
だが仏典に言葉がないからないのだとは言えない。
仏教的に言えば「魂」とは宿世の願いであり、「阿頼耶識」が形成する個性だろう。
宿で同じようなことをしていけば「薫習」となる。
この薫習がいわゆる「たましい」だ。
仏道上も大切にされる。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧の六度薫習せねば菩薩道は成就しない。
刹那滅と言えどもそこに同じき存在があるのは薫習があるからだ。
全く個別に刹那に生起しているなら六度薫習はなく仏道修行も無駄だろう。