いたましいことだが私はいじめはなくならないと思う。動物の本能だ。
水槽で群れている魚を見ればよく分かる。同じ方向に泳ぐ意がその中では絶えず小競り合いしている。
群れる生き物はそうやって強さを競ってたえず争う。
群れずにいられないのだが争わずにもいられない。
だが多くの場合、同族の彼らは殺すまでやらない。
そこは本能の領域だ。
良いとか悪いの問題ではない。
そこを一線超えて殺しあう生き物はしまいに全滅する。
動物本能はそこまで狂ったものを与えない。
人間は知恵ある故に争わない方法も考えようとするが同時に相手をせん滅することもする。ガザを見ればわかる。
ああいうことも平気でやる。それが人間だ。
私はいじめをなくす以上にこころの強い子に育てることこそ肝要と思う。
苛めから守り、助ければ助けるほど弱くなって終生庇護がなければ生きられない人間になる。
日本人全部がそういうふうにわずかなショックにも耐えらえなくなったら一体、誰が守ってくれるのだ?
自分の身は自分で守るのだ。
実質は他国の植民地になるだけだ。
官民挙げてその方向へまっしぐらだ。
それが正しいと思わない。非常に愚かだと思う。
教育委員会がどうの、学校の責任がどうのと言ったことばかり言う。
私に言わせればそんなものは茶番だ。
強く生きる子供を育てるには、まず子供の自尊心をしっかり養うことだ。
人権とはすなわち自尊心のことだ。
自尊心のない人権など、住人のいない空き家と同じだ。