ストリップダンサーであるアノーラと世間知らずのロシア大富豪のボンボンが意気投合して結婚。
ロシアから一大事とばかり、彼の教育係やその部下、両親までも米国に押し寄せる。
豪邸も彼女も捨ててあわてて逃げ出すボンボンをロシアから来た一向と不本意ながらともに追う羽目になるアノーラ。
まあ、普通大金持ちの家の息子が風俗嬢と結婚と言ったら反対するのはロシアでなくても日本でもあり得ることだ。
だが、真実、人の卑しさとは何か
それを教育や生活の豊かさや品性をも超えて考えさせられる作品だった。
まず人として向かい合うべきだと思う。
卑しい商売の女に騙されていると頭から決め込むロシアの家族。
だが夫に愛されていると騙されていたのはほかならぬ彼女自身であったのだ。