今朝がた夢とも半覚醒状態で見た幻影の様なものとも思うが、・・・・聖天尊のお姿に出会うイメージが勝手に起きた。
起きているのに見る夢のような感じだった。
何十年も信仰しご奉仕もしているのに、いままで聖天尊に関しては夢すらまったく見たことがなかった。
尊天そのものの示現などではなく、これもただのイメージにすぎないのであろうが、何か特別な感じはした。
眼前に光源が現れ、光の中に何かいるかな?と思ってみたらしだいにお姿が見え聖天尊であった。
女天のようであった。
宝冠をつけて目はとてもお優しい黒い目をされていた。お顔の色は白い肌で人のよう。
お体は天衣をつけ、通常の観世音と変わらぬスタイルであった。
目の並び具合などは人間のそれに近く正面にならんでおられた。
次いで男天と思しき方が現れたが、体は太く大きく、筋骨隆々、女天に比べるとより頭頂は多分に平らで人の様ではない。動物のゾウにより近い御顔立ちであったが、なんと言ってもその特徴は「御目」である。
このように恐ろしい目をした方だとは思っていなかった。
白目多く、険しく切りあがった眼であり、この御目でにらまれれば、ゾッと震え上がるほどの実に怖い御目をされている。

さすが九千八百の鬼王を従える魔王であられた尊天の御目だと思った。
全身まではよく拝見できなかったが上半身を裸形であらわされ。皮膚はゾウさんの様に灰色であった。
女天の御目を観音経に探せば「慈眼視衆生」の御目。
男天の御目は「悪眼視之。況復加害」の悪眼といえようか。
修法中、聖天尊が怒っていると感じる時は多分にじっとどこからか睨まれているような恐ろしい感じがするのだが、果たしてこの御目でにらまれていたのかと思った。
二尊は交互に現れ、お言葉などはなかった。
ややあって幻は消えた。
だが私における聖天尊のイメージがこの体験で、少しリアルに変わったと言えよう。