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「木喰」という生き方

昨日、大森先生がお参りに見えて「木喰」について話をうかがった。

「木喰行」とは文字からは木の皮でも食べて修行生活するように思うが、主食は「そば粉の練ったもの」だそうだ。

木喰には木喰独特の戒律があったそうだが、いまは内容はわからないという。

そう難しくはないことだっただろう。

木喰だから美食しないことのようだ。

後はたべられる野草や木の実や「きのこ」などで生命をつないだのだろう。

 

そば粉主流は辛そうだが、地方の百姓は稗、粟など食べていた時代だから、今の時代で考えるほどはギャップはないかもしれない。

今でも10万枚護摩の堂入りに向かって比叡山の回峰行者などは「そば」で体をととのえる。

ある意味、木喰行に近い。

明満上人は北海道までいったらしい。日本最北の松前藩があった。

 

思うに食は根幹的欲望だから、食を抑えればその他の願望は薄くなるでしょう。栄耀栄華、美服にも興味なく色情や財宝なども求めなくなると思う。

およそ欲から離れることこそ最上の楽だろう。

 

江戸時代の人相の大家、水野南北は美食をやめ、小食でいることこそ長寿、福徳の基本といった。

およそ粗食でバランスがとれた食事こそ理想的なのだという。

昨日の話では明満上人も90歳の齢を保って入定されたという。

 

 

 




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