私の門下がお寺立ててあげると言われて喜んで相談してきた。相手は外国人の人らしい。
話を聞くとお寺で民泊とかやってもうけたい。色々企画はあるらしい。
まあ、事業だね。宗教ビジネス。
「葬儀や法事のお金はあんたがとっても良いよ」という話だそうだ。
何を寝ぼけたこと言っているんだか?
本宗( 天台寺門宗 )にそういう「やとわれ住職」のような怪しい制度はない。
住職が代表役員でないといけない。それ以外はありえない。
しかも終身制だ。
僧籍を持つ教師を利用したい人間には無理な話だ。
「お寺やらせてあげるからどうこうしてほしい」などという条件も提案も本宗においては一切成り立たない。
お寺を立ててやるなどというのなら無条件、無償の寄進をしていただく以外の話はない。
立ててやるのではなく。立てさせていただくのだ。それ以外はない。
条件つきは一切ダメだ。
「どう断ったらいいでしょう?」というから「師匠がダメだというから無理、師匠に逆らえば僧籍はなくなる。」でいいだろうといっておいた。
四の五の言うなら直に出て言ってやっても良いと言っておいた。
万が一「こんなチャンスはない!」と当人が反旗を翻したところで、宗派から出てもらうだけだ。
もちろんそういう弟子は即破門追放だ。容赦はない。
当然、僧階も僧籍も置いて行ってもらうことになる。
したがって出ていくときはただの俗人だ。
いかに利用したくとももう利用価値はない。
中国人僧侶の方から下記のようなメールをいただきました。
「 先生 こんばんは 最新のブログの外国人は中国人ですか?最近 中国のTikTok上日本の寺院を経営する裏技とか披露するTikTokが見たことある。
悪いのが移民仲介だと思う。
偽造の美味しい話で中国人の金持ちを騙して日本の不動産とか寺とか買わせて結局ありえない、大損した中国人もいた。乱世の中、寺まで悲しい話です。」
「 自分知っている中国で真言宗名乗って人の金を騙した人が何人も。
堂々と日本に来て勉強とか阿闍梨免許とか取りに来る人が最近どんどん来る」
羽田 「阿闍梨を売るのですね。」
「 多いです。 阿闍梨の名がどんどん汚れて行く
残念ですが・・・」
中国人も騙される対象のようです。
ともかく手段として宗教を利用する金儲け目的などには一切関わらない。
金は大事だ。とっても大事だ。
だがそれは断じて宗教の目的ではない。
宗教のために金が要ることもあるだろうがそこは違う。