悪霊があろうと調伏などしないで、ひたすら供養すれば慈悲の力で解脱する。
と言う人もいますがこう言う人はものが解っていない。
理想論を言うだけの素人だ。
私は小僧のころ、霊媒や霊能者が周囲にいたのでつぶさにみてきたが、
「地獄でよい!わしは地獄でもよいから呪ってくれる!」という霊魂もけっこういる。
だからそういう場合は調伏を先としないと何も拉致空かぬ。
私の師匠も温厚な人であり、「きつい法は還りがあるからしないほうがいいよ」といっていたし、先にそんな事を仕掛けることはなかったが、威嚇し牙をむいてくる悪霊などにはきつく金縛りをかけて縛することもあった。
全体に人霊として名乗りかかってくる霊にはそういう方法は用いないで供養だが、
もう名前も言わない。たぶん本人もわからない、いわゆる動物霊(本物の動物の死んだものではない)化したものにはそうした方法も用いた。
こういうものの正体は負の習合無意識だったりする。
それは成仏すると同時に消散してしまうようなものなので強く抵抗する。
暴れる暴力団やチンピラには警察だ。そんなものに理屈を説いてもどうもならぬ。
調伏なんて絶対ダメ…と言う人にはいっておきたい。
密教でいう調伏は仏の慈悲のひとつのかたちにほかならない。
ふつう霊の障りというと供養を試みるのが先だが、どうにもならないものは調伏をかけるのも手なのだ。