文政10年(1827年)に一度修理したという古画、荼枳尼天が上がってきました。
だから本当はもっと古い、紙本だ時代が下っても江戸中期のものか。
当時は井伊直弼は12歳、勝海舟は四歳、滝沢馬琴60歳、松平定信69歳
そう言う頃です。
四大使者と八大童子はしっかり描かれています。二式神は描かれていないのが惜しい。
本尊向かって右から時計回りに稲荷大神 米持大神 愛敬大神 破呪詛神
奪魂魄神 駆使神 護人大神 守宅神 であろう。
本尊むかって右上が天女子で弓矢を持つ 右下が帝釈使者で男性神
左下が赤女子で矛を持ち、左上が黒女子で剣を執る。
この構図は荼吉尼天曼荼羅の定型です。
加えて本来は右下に刀を二本かまえ、背に翼のある須臾馳走式神
左下に鳥面だが翼はなく、大黒天の如くに袋を背負う頓遊行神がいてそろう。
もっとも式盤には二式神は出ないから式盤法祈祷の本尊かもしれない。
