無我相と10遍言うだけ。無で吐く。我で吸い、相で吐く。
次は無で吸い、我で吐き、相で吸う。
10遍でいい。
なにになるのか?
なにもならない。
だから何時間やっても5分でも同じ。
だが、やりつづければ広い天地の間、宇宙の片隅でちり芥やカビのようものがここで息をしているのがわかる。
何にもならないのが解ればそれで充分だと思う。それで上出来だ。
時に宇宙飛行士が広大無辺の宇宙から地球を見て聖なるものや「神」を感じるというのはこれだと思う。
無智亦無得
以無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提
智もなく、得るものもないことがわかれば心にひっかかるものは何もない。
智慧があろうが無いかを持っていようが究極そんなものはなんの役にも立たない。
それがわかれば恐怖すべきものもない。
いつ消えてもおかしくないちり芥がしばしここで息をしているだけのことだ。
ジタバタしても始まらぬ。