始めて弁天様の夢を見た。まあ、夢でしかないけどね。
長年の人生で初めて。
自分の守護神なのだけど、師匠の言うように守護神は滅多やたら表には出てこないものなのでしょうか。
下から見上げる感じで二臂のようでした。普通の長い髪の方で宇賀神のお姿は頭上に見当たらなかった。
私のイメージとしては弁才天は最勝王経に言うように諸々の天女の上首で威厳ある中年女性のイメージだったが思っていたよりも若い女性のお姿でした。
見上げるというのは雲に乗っておいでだったがよく見るとその雲は逆巻く水でできていた。
何か懐かしい母か伯母にでもあった子供のような気持ちになった。
声なき声で「この頃はどうか?」と尋ねられ
「なにかと心煩わしいし、師や先輩や父母も友さえも亡くなり寂莫とした人生です」というと、つい口から愚痴が出ると
「寂しく一人であることは誰も同じ。そうでないものは誰ひとりいない。
それは当たり前なのです。
人はそれを理解しないでごまかそうとすれば諸々の要らないものや無益なるもの。禍々しきことにさえも手を染める。だが、それらは所詮すべて幻影です。なにもないのだ。
諸悪のもとはそれにしかず。
むしろそこを自覚してなにものも求めずに、しっかりと寂しくあろう。独りであろうと思いなさい。」といって消えられた。
多分、心の弱さが見せたただの夢だと思うが教えはそうだと思う。