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90年前に製造された真空管でアンプ製作

 戦前、エジソン白熱電球から派生した「真空管」、その動作で電子技術は開花しました。性能が向上されるにつれ、増幅器や電子通信、放送など多岐にわたって急速に発展しました。

 戦後は、さらに高度な製造技術により高性能化され、さらなる発展を遂げます。その後、半導体に引き継がれ、トランジスターや集積回路など高度な電子技術により現在では個人でもコンピューターを使い、スマートフォンで通信やネット検索、電子決済も可能になりました。今ではなくてはならない日常的な便利な生活をしています。

 この電子技術の礎となる戦前に製造された真空管に敬意を表してステレオアンプを製作します

 

この2本の真空管は1935年(昭和10年)、アメリカ・フィルコ社で製造された物です。初期の真空管白熱電球の様な丸い形をしています。90年が経過していますが、電極もしっかりしていて黒いベースやピン足もピカピカ、まるで新品のようです。最初に通電したのは製造直後で「TesTed Dec.03.1935 O.K.」と検査済みのラベルが張り付けてありました。名称は「UZ-42」防熱型5極出力管です。片チャンネル3Wの出力が得られます。

 

では製作にかかります・・・

ホームセンターで桐のまな板を1枚買ってきました。

ステレオアンプの製作は、戦前に通常的に行われていた組み立て方法で行います。

それは、木板の上に部品を並べて導線で繋いで回路を構成します。

これがシャーシーの役目をします。

 

 

 まな板の上に部品を並べます。白いタイトの真空管ソケット、電源トランス、出力トランス、チョークコイル、抵抗やコンデンサー、接続端子、配線、ネジ類など全て新品で揃えました。

 板の中央に幅3センチ、厚さ1.2mmの銅板を貼り付けます。これはアース母線となり、回路を安定した動作をする大切な物になります。

 

 

これは同軸型のボリュームです。 専用の基板に入力からのシールド線を配線・半田付けしました。

 

 

次に電源回路の配線をします。 電源トランスと出力トランスは両端に配置して誘導雑音を防止します。 出力トランスはシールドのしっかりしたバンド型を用いました。

 

 

背面の端子類の取付と配線をしました。 

 

 

真空管のソケットは、まな板から7ミリほど浮かせて取付ます。抵抗やコンデンサーなどの部品や配線が半田付けしやすくなるようにしました。

 

 

配線が終ったら、真空管を挿します。 これは全面の様子・・・

整流管は、80BK、電力増幅はUY-76です。

 

 

上から見た写真。 抵抗やコンデンサー類は、アース母線の近くに配置し、最短距離で半田付けします。

 

 

出力管付近のクローズアップ写真。  ナス管には圧倒されます・・・威風堂々です。

 

組立が完了したら、誤配線が無いかよく診ます。

電源を投入して、各部の電圧を計ります。その後、真空管を挿して部品などの異常の有無を確認します。

スピーカーに耳を傾けて電源ハムや誘導雑音が無いか確認します。

全て異常なしで組み立て完了です。

 

 

工房の簡易システムで音出し・試聴をします。

CDプレーヤー、ビクターの16センチ2Wayスピーカーのラインナップ・・・

 

 

試聴に使うのは、このCDを使いました。 「ナイト・イン・マンハッタン」

1950年~1951年にモノラル録音された由緒あるアルバム 

1986年にデジタルレミックスしたCD盤です。

 

トラック1 マンハッタン  1950年12月14日 録音

曲が始まると、時間と空間を越えて録音スタジオにタイムスリップです。

ゆったりとしたピアノと、ノスタルジーたっぷりのトランペットに導かれて、

リー・ワイリー(女性)のヴォーカルが入ります。

その声は非常に優しく、しかも艶っぽい。粋で少し色っぽいお姉さんにマンハッタンを案内されているかのようです。

※75年も前に録音されたのに雑音やゆらぎなども無く、新鮮な感覚に・・・




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