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9/19 最後のウランバートル散策

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 7時前、今日も朝日を見たくて起床。
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 昨日のロングライドや夜更かしもあってとても眠かったし体もへろへろだけど、朝日を見た途端に「今日も生きてる」って漠然と思うくらいにはパワーがありました。太陽さん、流石めっちゃ燃えてるだけある。
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 明るくなってきたツーリストゲル周辺の風景も、今日で見納め。寒さを我慢して普段よりもうろうろしてたら、ツーリストゲルにいる間よく声を聞いた鳥さんが今日も元気にどう表現すべきか分からない声でケキョケキョ鳴いてました。
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 結局、君は何者だったのか。
 ゲルに戻って少しだけ二度寝してから、朝ごはん。
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 最終日になってやっとボールツォグ(揚げパン)の写真を撮った事に今更気付きました。ツーリストゲルのご飯、毎日3食たっぷり出してくれるし、紅茶やインスタントコーヒーのお湯だけでなく、スーテーツァイ(モンゴルの塩ミルクティー)も大きなポットに入れてくれておかわり自由にしてくれてるので、毎日健やかにご飯がいただけました。
 朝ごはんの後は荷物をゲルから出して、車へ移動。最後に一緒にご飯を食べたツアー参加者さんや、民族衣装のデールを着たスタッフさんがお見送りしてくれました。本当に合宿的な楽しさと程よい自由度がある分サバイバル能力が試される面白いツアーでした。体力つけて来年も行きたい……スポーツジム継続しよ……。
 10時過ぎに車は出発。ツアーオプションにウランバートル市内観光をつけていたので、二十代後半位っぽい男性のガイドさんとマンツーマンで市内を巡ります。
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 まずは、ナラントール市場。
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 ウランバートル最大の青空市場で、モンゴルのものは何でも揃うと言っても過言ではないレベルで色々な物を売っています。遊牧民の方もウランバートルに用事がある時はここに寄って、必要なものをまとめて買っていくそうです。
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 大体セクションごとに分かれているので、興味ありそうなものを言ったら案内しますよと言ってもらいましたので、それなら……と、まずお願いしたのが服飾セクション。
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 今回の旅のテーマにデール(民族衣装)は深く関わっているので、実際にローカルの方が着るデールのデザインも見に行きたかったのです。
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 ベストとかも各種サイズ売ってて、親子コーデができてしまう品揃え。
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 流石にデールは買っても日本で着ないから、生地とか少し買って、ポーチにするのありかな……と思ってたら、ボタンセクションに辿り着いてました。
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 こういうのをデールに付けるよと飾り紐ボタンを見せてもらってたら、物欲スイッチが入りました。
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 ボタンとか、
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 手袋とか購入。
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 ちなみに市場にはみんな大好き食品セクションや、
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馬具セクション、
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ゲルの壁などになる素材あれこれや、
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ブーツなんかも売られています。
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(冬の極寒対策で、靴下みたいにフェルトブーツが中に入ってる)
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 ところで馬具とかアクセサリーとか、モンゴルではゴールドよりシルバーが使われているのをよく見ました。何で? とガイドさんに聞いてみたところ、「銀は毒に反応するからね。昔は別の部族と酒を飲む時に先に指につけてご先祖様に捧げる儀式をしたんだけど、その時に指を伝った酒が銀の指輪に反応するかとかも見てたんだよ」と教えてもらいました。モンゴルの遊牧民文化、最小限の持ち物で最大限の効率を求めるシステマティックな構造をしているとはなんとなく感じてたのですが、何と言うか徹底していて『強い』。


www.youtube.com

(余談ですが、モンゴル来る前にバズってたコチラの動画を見ていたおかげで、この話を聞いた時儀式をイメージしやすかったです。29分16秒あたりのシーン)
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 市場を満喫した後は市内中心部に入り、チンギス・ハーン博物館をリベンジさせていただきました。
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 数回トライアルして駄目だった入口ですが、実は立派な扉の横のガラスの押し扉が入口だったことが判明しました。とんでもない初見殺しです。
 ガイドさんには「3階から9階まであるので、自由時間多めに取りましょう」と言われてびっくり。リーフレット貰ってボリュームめっちゃあることを理解したので、1時間半ほどフリータイムを貰いました。
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 館内は一部写真可。内容としては、古代モンゴルの文明から20世紀初頭のモンゴル帝国の終わりまでの歴史を学べる博物館となっております。
 で、ガイドブックではチケット代3万トゥグルグと書いてあったのだけど、実際には4万5000トゥグルグだったのでなんで??? と思ってたら……
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 最上階に、黄金のチンギス・ハーン像があった。
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 (撮影禁止っぽかったので、リーフレット参照)

 ちなみにゲルを模したホールの前には専門のスタッフがいるし、チケット確認後に靴にはビニールカバー被せて入室するように言われるし、ホールでハーンとご対面は敬意を払えと入場ご案内ムービーでは言われるし、ハーンめちゃデカくて気圧されるしで、本当にモンゴルの方にとってチンギス・ハーンは誇りなんだなってことはめちゃくちゃよく分かりました。

 博物館の後は、お昼ご飯。
 ちなみにこの市内観光、行きたいところだけでなく、お昼ごはんも全て私のオーダーで決まります。ガイドさんとドライバーさんがついてくれるのですが、元々お支払いしたツアー料金とは別に、お昼のレストランやカフェに入った時のお食事・飲み物代は私持ちになるという感じです(別日に利用したツアーも同じシステムでした)。
 なので、お昼に行きたいお店を聞かれたのですが……

私「すみません、吉野家行きたいです」

 いや、ウランバートルにあるんですよ吉野家。なんなら東横インもありますからね、ウランバートル。日本企業だって進出してるんです。
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 (別日にブラックサンダーのラッピングバスも見かけた)
 モンゴルの吉野家にはモンゴル限定マトン丼があると聞いて、食べてみたかったんです。ただ、受け取りがお客様番号読み上げ制で、モンゴル語の数字で呼ばれるからまごまごしそうなのでついてきてほしかったんです……。
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 で、着きました吉野家チンギス・ハーン博物館からもすぐ近くでした。
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 店内はこんな感じ。ファストフード店っぽさはありつつも、白が基調のすっきりしたインテリアでした。
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 私はマトン丼とピーチウーロンティー、ガイドさんやドライバーさんもそれぞれ食べたいものと飲み物を選んでもらってお支払いをして、空いてる席を確保したら、まもなく提供の声がしました。
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 こちら、マトン丼です。
 たっぷりの焼いた羊肉に甘み強めな醤油ベースのタレがかかってて、ご飯が進む味がしました。半熟卵を余った米にぶち込みたくなる美味しさ。
 食事中はガイドさんとウランバートル近郊の観光で使った他のツアー会社さんの話(やはり業界話は気なる様子)とか、ウランバートル近郊以外のおすすめ観光地、やっぱり出てきたVIVANTの話やモンゴルのお酒や煙草の話、あと日本食の話とか色々してました。ガイドさん、日本在住歴があったのですが「味噌ラーメンとか、焼きそばとか恋しくなるんですよね……」とおっしゃってました。濃い味って美味しいもんね……。

 ところで私、翌日の早朝帰国なので準備などがあるため、少し早めにツアーを切り上げさせてもらいました。
 ただ、最後に行けたら行きたいとリクエストしたのが、チョイジンラマ寺院博物館。先日お邪魔したボグド・ハーン宮殿の主、モンゴル帝国最後のハーン(皇帝)の弟君のための寺院です。
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 街のど真ん中にある寺院なのですが、綺麗に保存されていました。境内の写真撮影は可能ですが、館内は別途有料です。
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 既にテレルジのアリアーバル寺院や、ウランバートルのガンダン寺は訪問していることは伝えていたので重複するお参り方法などはガイドさんに割愛していただき、日本の仏教との相違点や、シャーマン(精霊信仰)の話など、広く浅くではありますが宗教について話しながら見学しました。
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 ちなみにモンゴルではラマ教もシャーマンもどちらも信じるし、お参りなどもするよって話をガイドさんから伺いました。お寺も神社も行く日本的な感覚が少し近いかもなって親近感が強まったりもいたしました。

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 今回のモンゴル旅行、利用したツアーは夏の繁忙期を越えてたこともあって全てガイドさんとマンツーマンでした。人見知りの陰キャといたしましては、めちゃくちゃ緊張しました。
 ただ、年齢も性別もバラバラなガイドさん達とそれぞれお喋りした中で、彼らの視点越しに見たモンゴルが垣間見えて興味深かったです。あと、こちらが「元々大学で東アジアの文化関連専攻してた」とか、「今回モンゴル来たのはデールに興味が湧いて……」など興味があることを話していると、彼らが持ってる関連知識を惜しみなく教えてくれたし、分からないことは調べたり施設スタッフさんに聞いてくれてより深い知識をまとめてくれたりしました。めちゃくちゃ勉強になったし、日本文化との比較してみたりもできたし、何よりモンゴルという国がより面白く見えてとても良かったです。
 ほんと、ガイドさん達には感謝しかない。また行きたいと思った一因に、彼らの教えてくれた知識もあるので。

 さて、ツアーの後は最終日のホテルに向かうのですが、これ以降の話は次の記事で。




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