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9/17-② 馬と犬と地平線(ナライフ近郊)

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 ツォイバン(モンゴル式焼うどん)の昼食を済ませた後は、午後の乗馬タイムである15時まで休憩時間。
 こちらのツアー、ビギナーさんのご利用も多いだけあって、休憩時間をたっぷり取って肉体疲労を軽減できる余裕を作ってくれるの本当にありがたかったです。あと、夜になるとツーリストゲルは電気使えるとは言っても、お夕飯食べた後は疲れが噴き出してるのもあって、荷物整理を明るい内にする時間も取れました。
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 とは言っても初日はまだまだ体力的に余裕もあるし、荷物整理よりお外でのんびりしたいね……と、いう訳で、一服ついでに午前中お世話になった遊牧民スタッフさんと煙草の交換をしてみたり(写真撮り忘れたけど、細身のキャスターだった……キャスターって日本だと終売してなかったっけ?)、
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ゲル群の外れに置いてあるソファセットで仲良くなった乗馬仲間とチルタイムを過ごしました。どう見ても屋内用ソファセットな気がするんだけど、乾燥してるエリアだからか、普通に屋外ソファとして使われてて居心地よかったです。
 ツアーの特性上、乗馬合宿みたいなノリなので似たような日程の方とは丸一日同じスケジュール。その分、馬の乗り方とか『なんでモンゴルに来たの』って質問、各自おすすめの旅先(モンゴル来る人って、他の国や地域への旅行経験が豊富な方が多い印象)、ウランバートルや他のエリアに滞在した子からはお勧めの観光地やお買い物スポットの情報共有など話題には事欠かなかったので、日向ぼっこしながら色んなお喋りをしてたら……

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 わんちゃんが来た。
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 この子、ツーリストゲルで飼われてる子らしくて、凄く人懐こかったです。
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 昨夜は色々ビビり散らかしていたのだけど、撫でてあげたら嬉しかったらしく、こっちがのんびりしてる間も一緒にのんびりしてくれて可愛かった。
 あと、多分この子もそうだと思うんだけど、モンゴルの遊牧民、飼ってる動物に名前つけないのかもです。
 馬に関しては「それぞれに名前つけてるの?」って聞いたら、「つけてない。馬は馬」と仰ってました。いや確かに沢山飼ってる馬それぞれに名前つけるのは覚える方も大変だよね……犬に関しては付けててもおかしくないけど、呼ぶ時に特定の固有名詞は聞こえてこなかったので、多分ないと認識しております。
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 わんちゃんと戯れたり、日差しの強さにちょっとしんどくなってゲルに避難したりとのんびりしていたら、あっという間に午後の乗馬の時間。
 お昼過ぎにツーリストゲルに来た新しいツアー客さんも参加して、午後の外乗は大所帯になりました。
 自分たちは馬の違い良くわかってなかったのですが(なんとなく顔の模様や毛色でこの子かな? って認識はあったけど)、スタッフさんはほぼほぼ覚えていて、乗馬した2日間、大体同じお馬さんが担当してくれました。
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 散策ルートは、午前中とは違う丘の方。自動車が走る道路を越えたり、緩やかな丘を登ったり、ちょっと岩が多いエリアがあったりと、午前中とはまた違う風景が広がりました。
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 気付いたら、わんちゃんがついてきてくれてました。
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 ルート折り返しの休憩タイム。午前中と同じように遊牧民スタッフさんやガイドさんが馬がはぐれないように繋いだ後、のんびり草原に寝転ぶのを真似して草原ど真ん中でぼんやりしてたら、
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わんちゃんが寄ってきて添い寝してくれました。君ほんと可愛いな。
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 久しぶりの乗馬はめちゃくちゃ楽しくて、でも、やっぱり肉体疲労が半端なかったです(特に腹筋周りと内もも)。マジで塗るタイプの湿布とか持ってったほうがいい。
 初めて乗馬するツアー参加者さんは、体の使い方に四苦八苦されていて、伝えられそうな乗り方のコツとかは聞かれたらアドバイスしたりしました……翌日からは別グループになっちゃったので、役に立ってたらいいなと思うばかりです。
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 帰り道ではわんちゃんもついてくるし
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 近所の遊牧民さんが飼ってるっぽい羊の群れもお見掛けしました。
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 全てが最高の体験をさせていただいているのですが、とにかく乗らせてもらってる蒙古馬ちゃんがもっこもこでマジで可愛い。
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 この、たてがみ越しにお耳がぴんって立った状態でとことこ歩いてるの、本当に可愛い。お馬さんのテンションを確認する方法の一つに乗ってる時の耳の様子があるのですが、こうなってる時は平常運転というか、比較的ご機嫌なことが多い印象です。お馬さん乗ってる視点だからこそ見れる可愛いの権化。
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 もちろん、お顔も可愛い(なんか疲れた顔してんな……ごめんな……)。
 気温の関係もあるからもっこもこになるのは分かってるのですが、ぬいぐるみかな??? って思っちゃうこともあるもこもこ具合に、すっかり骨抜きになってて、ずっと「可愛い可愛い」言いながら首とか肩とか撫でておりました。遊牧民さんにめっちゃ微笑ましく見られてたけど、あんまり向こうの人はいい乗り方できても馬褒めないらしいから、めっちゃ溺愛してる人に見えてたんだろな……いや、事実めっちゃ溺愛はしてた。
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 にっこにこになりながらたっぷり満喫した午後の外乗後、ようやく鞍とくつわを外してもらえたお馬さん達はかなり疲れた顔をしながら群れへと帰っていきました。何と言うか、定時退社できたけど、どえらく疲れた案件やりきったみたいなオーラを感じます……ありがとね。明日もよろしくね。
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 そして、今日のレッスンは全て終了。
 お夕飯までは2時間ほど空き時間があるので、その間にダッシュでお風呂へ向かいます(夜になると一気に冷えるので、お日様出てる間に風呂入っておいた方が体温奪われなくて得策だと昨夜理解した顔)。
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 夕日もちゃんと見ました。
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 遮るものがほぼない視界に落ちる夕日、とても良い。これ見るためにモンゴル来たといっても過言ではないので、見れてよかったです。
 そして、待ちに待ったお夕飯。
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 前菜のようなノリで出てきた羊肉のチャーハンの後、
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 お待ちしておりました!!!! ホルホグです!!!!!!!
 なお、テンションぶち上がっておりますが、こちらの羊さんは午前中に命をいただいた子です。
 それも分かった上で言います。めちゃくちゃ美味しかったです。味付け塩だけで蒸し焼きになった羊肉、ジューシーでがっつりしててて、羊の脂が甘くてめちゃくちゃ美味しかったです。いただいた命に感謝です。お腹よわよわの民なので若干脂に負けましたが、そんなの胃薬飲めば問題ない。あと、一緒に蒸された人参とジャガイモもめちゃくちゃ美味しかったです。
 余談ですが、「ふえぇ……美味しい……!!」とにっこにこで羊を頂いていた私の横で、骨がピッカピカに光り輝くぐらい綺麗に食べきっていたスタッフさんのナイフ捌きと食べっぷりがめちゃくちゃ素敵でした。私もあれぐらい綺麗に骨についたお肉をちゃんと食べれる子になりたい……魚は綺麗に食べれるけど、お肉は食べ方めちゃくちゃ下手なんです……誰かご教授ください……。
 あと余談ですが、ホルホグの奥に見えるモンゴルのビール、参加者さんにお酒飲める方が結構いらして、日々色んなお酒を追加注文してるの近くで見てたのですが、下戸が見ててもビールの種類色々で、面白かったです。これは白ビールだったかな? 全体的にビールも飲みやすかったみたいです。
 ご飯の後は相当疲れていたのですが、今回ツアーオプションとしてツーリストゲルのオーナーの奥様に教えてもらう手仕事(フェルトのスリッパ作り)を申し込んでいたので、実施していただきました。
 なんとなく、フェルト靴作りだから、縫ったりするのかな? って思いこんでいたのですが、とんでもない。
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 羊毛から、フェルト作るところから始まります。
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 まずは染色された羊毛から表地と中生地を選んで、サイズ計ったら平たく伸ばして……
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 石鹸水の中で、ひたすら円を描くように撫でまくる。
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 いやこれがマジでハードな作業でした。靴の形に添うようにある程度のサイズをキープしながら、羊毛の繊維を石鹸水で絡みやすくした上で摩擦させてまとめていく作業なのは分かるんだけど、これが地味に力の入れ加減が難しいし(気付いたら伸ばしちゃう)、なにより乗馬でめちゃくちゃ疲れてる体に長時間の中腰マジできっつい。
 で、ある程度フェルトになった後は、これを靴のサイズに合うように縮めるために捏ね上げて更に繊維を固めていくんですが、これがマジで難しく手ですね……私はついついパンを捏ねるように伸ばしちゃうんですが、そうなるとどんどん伸びるんですよ。逆効果なんですよ。
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 最終的に、奥様のご尽力により、何とか形にはなりましたが、私の脚のサイズから一回り大きいものができました。
 ちなみにここまで作るのに、1時間半~2時間かかってます。
 更に言うと、これを乾かして、明日体裁を整えるという作業があります。料金の割にスタッフさんの作業内容と拘束時間がとんでもないことになってる気がして、申し訳なかったです。
 とにかく、楽しいけど腰しんどい!!! と、ひーひー言いながらフェルト捏ねてる私を見た他のツアー参加者さんが「ハンドメイド品ってそりゃ手間も時間もかかってるから値段高いのわかるな」って仰ってて、思わず「それな!!!!!」と大声で同意してしまいました。
 いやでも、まだ明日の作業が残ってるとは言え、形ができてるの見ると、愛おしさが強い。
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 気づけばとっぷり夜も更けていたので、慌ててゲルに戻ってお布団へ潜り込みました。
 翌日はあっという間の乗馬最終日。1日かけて遠出をします。



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