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「ところで、野田佳彦さんは次回衆院選不出馬を、まだ表明されてないんでしたっけ? 政界を引退して当然と思いますが…」(きょんきょん氏のX)

 昨日(2/24)は仕事の関係でブログを休んだが、今回の選挙結果からはどうしてもかつて坂野潤治(1937-2020)が1937年7月7日から1945年の敗戦までの日本を指した「異議を唱える者が絶えはてた『崩壊の時代』」という言葉を思い出さずにはいられない。

 私は考え違いをしていたかもしれない。これまで現代日本の「崩壊の時代」は2012年12月の衆院選で安倍晋三の自民党が圧勝した時から始まったと考えていた。12年衆院選当時には存命だった坂野自身もそのようなコメントを毎日新聞のインタビュー記事で語っていたと記憶するが、あの選挙から今回の選挙までの間は坂野のいう「危機の時代」(1925〜1937年)に当たるに過ぎなかったのではないか。

 安倍政権の時代には、戦後日本最悪の総理大臣は安倍晋三だと信じて疑わなかった。その後に明らかに安倍よりもさらにひどい、本当の戦後最悪の総理大臣が現れるとは想像もつかなかった。

 それが高市早苗である。かつて小池百合子の側近だった音喜多駿と意気投合した人物が発した「タカイチウツ」(NGワードにしたばかりなのでカタカナ表記にした)とかいう言葉で表現できる程度の甘っちょろい状況ではない。「高市の闇」、「高市の恐怖」、「高市の戦慄」などいくつかの言葉を考えたが、それらの言葉にも満足できなかった。

 1937年の総理大臣は近衛文麿であり、当時近衛内閣は絶大な人気を誇ったという。第1次近衛内閣は1937年6月4日に発足した。明治維新以降敗戦までの日本の「崩壊の時代」は近衛内閣発足1か月後に始まった。第1次高市内閣発足から衆院選までのタイムラグは3か月半だからそれより少し長いが、誤差範囲だろう。

 野田佳彦は政党政治を自分からぶっ壊した立憲民政党の政治家に対応する。結局軍畑先輩の熱烈な応援に反して、野田佳彦とは「何もできない政治家」ならまだしも、「戦後日本の政党政治をぶっ壊した戦犯」だった可能性が強まった。その意味で、私が軍畑先輩に言われた「野田は何もできない政治家だという思い込みが強すぎる」という批判は当たっていた。まさか野田がここまで破壊力絶大の「壊し屋」であろうとは、私も想像できなかった。でも今にして思えば2006年の「偽メール事件」への対応で野田はその片鱗を見せていた。やはり人間とは変わらないものである。

 正しかったのは若き立民支持系のXアカ「きょんきょん」氏だった。氏は2024年の立民代表選の選挙戦中に野田を「ドボン」と酷評した。そのきょんきょん氏のXから拾う。

 

 

 弊ブログも衆院選の結果が出た直後に、野田の任期は今回が最後だろうと書いた。さすがに野田の出馬は今回限りで、次の衆院選には立候補しないだろう。万一野田が次も出馬するというのであれば「自分が見えていない人」だというほかない。

 

 

 

 

 

 

 いちいちもっともな主張だ。

 何度も書く通り、私は比例票を立憲民主党に投じたことさえない社民主義の人間だから(福島瑞穂は絶対不支持であるにもかかわらず近年は比例票を社民党一択にしていた)、投票用紙に「中道」とは絶対に書けない。ただ以前から「立憲」とも書いていなかったので投票する時に動揺することがなかっただけのことだ。

 中改連にはもはや国民民主党(民民)が野党第一党になることを阻止するための政局的な存在意義しかない。事実上の高市翼賛政党である民民が野党第一党になんかなったら国会の存在意義がますますなくなる。現在、国会で高市の反対勢力になり得るのは、議席数からいって自民党内の伝統保守派以外にはあり得ないから、仮に今後高市政権への国民の不満が高まり始めた時に、高市が自民党内の対立構図において伝統保守派を「仮想敵」に見立てて彼らへのバッシングをやり始めた時に彼らの受け皿になれるような態勢を整える必要がある。現在の党名に含まれる「中道」はその際に障害になるので、その意味からも党名は変えなければならない。そうなると保守政党としての色合いが強まるだろうが仕方がない。どうせ中改連の立民系議員は、西村智奈美のような少数の例外を除いて保守派ばかりである。

 左派やリベラルは中改連とは別の道を模索しなければならないが、その際に権威主義かがあまりにも進み過ぎた既成3党(共産、社民、新選組)に頼っても前途はない。これまで民主・民進系(新選組を含む)が軽視してきた地方議会から力をつけていくしかない。どうせ中央の政治はしばらく「崩壊の時代」の焼け野原状態が続くばかりなのだから。衆院選で猛威を振るった「高市ラベル」も地方選挙では通用しないことは昨年後半から今年初めにかけての地方選挙の結果からもはっきりしている。

 たとえば、枝野幸男が自らのXアカから「中道」の2文字を外したことが一部で注目されているようだ。

 

 

 確かに枝野のXアカのブロフィールには下記のように書かれている(プロフィールは適宜変更されるのでスクリーンショットを示す)。

 

 

 確かに「中道」が消え、「立憲民主党創設メンバー」の文字列が確認される。

 しかし、そんな枝野に頼ろうとしてもならない。枝野への依存心は「権威主義政党」しか生み出さないからだ。

 必要があれば、そして時がくれば合流すれば良いだけのことだ。それまでは「別個に進んでともに撃て」で良い。共社組の3党に対しても同じだ。この3党は今でこそ権威主義体質が進んで、特に社組の2党は存亡の機にいると思われるけれども、いずれ旧来の権威が淘汰されて体質が変わってくるかもしれない。その時に考えれば良いことだ。

 2024年衆院選は開票が終了した時点でネットと一部メディアが「次は来年(2025年)の衆参同日選挙だ!」と叫んだ。その時までに石破茂を政権から下ろして、新しい総理総裁(彼らが想定していたのは間違いなく高市早苗だっただろう)のもとで衆参で多数を占めることを狙っていたことは明らかだった。

 今にして思えば、石破が粘って総理大臣の座に止まって、昨年の参院選で自民を大敗させてくれたからまだ一縷の希望が残っている。あの議席配分が2031年まで保たれるからだ(もっともその参院選では野田立民も惨敗したが)。これが衆参同日選挙での自民圧勝だったら目も当てられないところだった。

 今回の衆院選で自民党が圧勝したものだから、ネットもメディアも(私は両者に対立関係などなく、両者は共犯者だとみなしている)「次の衆院選は4年後」などと言っている。空いた口が塞がらない。とかいえ、政局に関しては野党側から無理な動きをしても仕方がない時期が続くことは確かだ。そちらについては中期的な視点が必要になると思われる。ただ、落選者の資金などについての差し迫った問題は多々あるだろうけれど。




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