異常な衆院選が終わった。
獲得議席は下記の通り。
たとえば山本元号新選組の唯一の当選者は大石晃子かと思ったら比例南関東ブロックの山本譲司だった。社民は議席ゼロ、共産は半減し、中改連は解散前の3分の1にも満たずに枝野幸男、岡田克也、小沢一郎、安住淳らが落選した。このうち岡田は比例重複立候補をしていなかったが他の3人は比例復活もできずに敗れた。西村智奈美は比例復活していた。選挙区では北海道10区(神谷裕)、岩手1区(階猛)、千葉14区(野田佳彦)、京都3区(泉健太)、香川1区(小川淳也)、宮崎1区(渡辺創)、鹿児島3区(野間健)の7人だけが当選した。
寝る前に東京15区の得票を見て初めて気づいたが、落選した中改連の酒井菜摘は前回の衆院選を上回る得票をしていた(但し得票率は少し落とした)。実際には公明票の上乗せがあった分が他候補、その大部分が当選した大空幸星に流れたのだろうが、票はかなりの程度固めたが、無党派層の大部分が大空へというより「高市早苗」に流れたのだろう。
同様の結果が他の選挙区でもみられたのではないだろうか。
開票速報の途中に下記記事を公開した。
上記記事に杉山真大さんから下記2県のコメントをいただいた。
また上記1件目のコメントに含まれる明治維新への評価を含めて、kankennohito(管見人)さんから下記コメントをいただいた。
杉山さんの2件目のコメントに書かれた、数日前の朝日新聞の記事で指摘されていたという、
我々が以前から認識していた様な社会的公平や公正・多様性とは違ってて、自分たちの価値観や選択は自由にさせろ・公が口出すなって意味合いで扱われているとこ
とか、
リベラルと言うよりはリバタリアン(更に言えば私利私欲絶対・個人財産絶対なオブジェクティビスト)だったりして、自分たちの領分を侵さなければたとえ円安でもネオリベでもLGBTフレンドリーでも教育勅語でも何でも良いってのが結構いる
というのは、私にはどれも「新自由主義」の括りで表されることであるように思われます。トマ・ピケティは新自由主義とは言わずに「新財産主義」という言葉を使っています。
また管見人さんの仰る「中央集権ではない民主社会主義的な政党の結成」は、私の言葉では「権威主義的ではない社会民主主義的な政党の結成」ということになりますが、本当に必要なのはそれだと思います。
衆議院は大部分が一般的な「保守」の議員たちが占めるが、その中で「高市独裁」対「伝統保守」の緊張が生じるのは目に見えているから、中道改革連合は後者の受け皿になれば良い。党名は変える必要があると思うが、それこそ人脈作りに長けた泉健太あたりが中心になって組織を拡大し、伝統保守の政治家たちを糾合していけば良いのではないだろうか。私はそんな政党は支持しませんけど、その一方でそういう政党も必要だと思う。
でも草の根から育つ社民主義的な政党も絶対に必要だ。焼け野原からだって草は生えてくる。
先日の三重県津市議選でも、共産党を離党した、かつての新選組を支援していた無所属の候補がトップ当選した(中野裕子市議)。
中野市議の例に見られる通り、荒れ野からも強い草は育ってくるものだ。
そのボトムすら既に崩壊してるって気がする。以前ならトップがやらかしても現場周りは何とかやってたとこで持ち堪えてきたけど、その現場周りでさえ疲弊と人手不足で長いカイカクの果てに中間でマージン抜いたもん勝ちなんて風潮で何が出来るのかと(下手すれば明治維新やGHQがかつてやった様なトップダウンで根本的に変革しないと覚束ないかも)。