高市が伊勢神宮を参拝した時に安倍晋三の遺影をクリアファイルに入れてテレビカメラに向けて晒しまくる、アホみたいに軽薄なパフォーマンスをやって失笑を買った(呆)。
あれって、昔の(20世紀の)右翼だったら「安倍さんを見世物にするな」と激怒したと思うのだが、今のネトウヨはそうではないらしい。
検索語「高市 安倍 クリアファイル」でググってみたが、どういうわけかいつも出しゃばってくるAIが沈黙して答えを返してこなかった。都合の悪い検索ワードには答えないというアルゴリズムでもあるのだろうか。
この検索に筆頭でヒットしたのは下記Xだった。
https://twitter.com/Satoshi_E_629/status/2008385145783677390(注:リンク切れ)
「なんで額縁じゃなくてクリアファイルなんだよ」と書かれていてそれは確かにと思った… https://t.co/JDaKtDekVr
— 榎本智史 (@Satoshi_E_629) 2026年1月6日
そりゃそうだ。普通はそう思う。
ポスト主は反高市の方のようだが、下記Xをリポストしていた。
わたしは高市政権ガチで無理で1秒でも早くなくなってほしいんだけど、でも外国が「おまえんとこの政権、なんか統一教会に取り込まれててガチでカスだから直接裁きに来たわ!助けに来たで!」言うて爆撃してきたらそれは高市と別方向の完全無欠の悪者だと思うんだ㌔、わかりませんか。
— でっぱりん🐏(OD) (@moguraotome) 2026年1月4日
上記Xには私も共感する。そういうことだ。もっとも一つだけ引っかかるのは「高市と別方向」というのは果たして本当か、ということだが。私には完全な同類としか思えない。両者の方向性は完全に同じだが、単に持っている権力の大きさが違うだけだろう。高市がアメリカの大統領だったら何をやるだろうという想像でもある。
現に高市には2016年の安倍内閣総務大臣時代の「停波」発言があった。そしてトランプのアメリカではそれが現実になった。
トランプ大統領が「偏ったメディア」と敵視していた米公共放送機構が、トランプ政権による助成金停止を受けて解散するという。このことで思い出すのは、高市首相が総務大臣だった2016年、放送局が政治的公平性を欠く放送をくり返した場合の「電波停止」発言。〝公平性〟を権力者が決める恐ろしい事例。 https://t.co/o16zrp1jtS
— 朝岡晶子 (@asaoka_akiko) 2026年1月6日
米公共放送機構が解散を議決 トランプ政権が資金停止
2026/01/06
【ワシントン共同】米公共放送機構(CPB)は5日、理事会で組織の解散を正式に議決した。米メディアが伝えた。政府から受け取った助成金を公共ラジオ(NPR)や公共放送(PBS)を含む1500以上のラジオ局やテレビ局に分配し運営を支えてきたが、トランプ政権による助成金停止を受け、昨年8月に閉鎖方針を発表していた。
CPBは1967年に米議会で認可された民間の非営利法人。トランプ大統領はNPRやPBSを「(リベラルに)偏ったメディア」と敵視していた。
(共同通信より)
URL: https://news.jp/i/1381155568627040626?c=39550187727945729
米公共放送機構が解散を議決 トランプ政権が資金停止 | NEWSjp
一度解体すると人材やノウハウが散逸してしまい、次の政権で復活させても元には戻らない。不可逆の破壊が行われている。
2026/01/06 19:46
米公共放送機構が解散を議決 トランプ政権が資金停止 | NEWSjp
トランプ、国内外を問わずあらゆる公正と民主制を全力で破壊し始めた…予定の行動ではあるんだけど。反オールドメディアてのは基本こういう立ち位置に至るのは必然。
2026/01/06 19:12
高市もそんなトランプと完全に同じ方向性を持っている。だから高市政権の危険性は岸田政権や石破政権とは比較にならないのであって、両政権時代と現在とで弊ブログの政権批判の度合いが全く違うのである。とにかく「1秒でも早く」高市政権を倒さなければならない。しかし倒すに際して山上被告のような手段を用いては絶対にならないことはいうまでもない。その山上の犠牲者が今や高市のクリアファイルの中にいる。
そのクリアファイルの話に戻る。
写真をさっき見たが、「遺影」と称してクリアファイルかよ! かなり驚いた。テキストベースの政治的効果でいいやと思ったのか、途中で思いついたのか…
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2026年1月6日
高市首相、安倍晋三・元首相の遺影手に伊勢神宮参拝…かつて同行「再び一緒に来られましたよ」 : 読売新聞オンライン https://t.co/d1JD3n1983
小野田の衣装もそうだったが、いろんな意味でコスプレ感というか軽薄バカ感強くてキツいなコレ
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2026年1月6日
せめてダイソーの200円フレームに入れてやれや…
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2026年1月6日
しかもメディアの撮影が終わったと思ったのか、ホイッと無造作にお付きの者に持たせる感覚……。某市長の、メディアの前で座り込み抗議の写真を撮らせたら、数分でいなくなったのに相似してますね。
— 天野譲二🇵🇸 🐗🇺🇦 『幻の未発売ゲームを追え!』発売中 (@TOKYOMEGAFORCE) 2026年1月6日
そこまでやったのか、高市は(呆)
しかもクリアファイル。
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2026年1月6日
これ、何の意味があるの…😅 https://t.co/k5f32Bako3 pic.twitter.com/Ek8RTJeyp9
本当だ……
🤣🤣🤣🤣🤣 pic.twitter.com/IOhJcPys1P
— セイエイ (@ta93bottom) 2026年1月6日
本当に恐るべき軽さだが、軽いからと言って決して馬鹿にはできない。あれは「こって牛」なんかじゃなくて馬か鹿だろうと書いたばかりなのに前言を翻すみたいで申し訳ないが、携帯電話に入っているリチウムイオン電池と同じで破壊力は抜群なのだ。
立民代表の野田佳彦なんか、「総理にはなれないかもしれない女などと言われている、可哀想な女、高市早苗」*1などと自虐ネタを発していたのを気の毒にでも思ったのか、「よく寝て、よく食べるように。健康第一」と高市を励ましたり*2、松下政経塾の入塾面接で高市に二重丸をつけたなどと嬉しそうにコメントしているうちに自分が追い込まれた。
すると今度は野田自身が自虐コメントを発したが、岡田克也と枝野幸男の立民党内での肩書を勘違いでもしたのか、それを枝野に突っ込まれる醜態を晒した。
野田代表の「媚中派の最高顧問」という発言は、最高顧問が私一人である以上、私を指した発言になるかと思われますが、代表の勘違いか言い間違えと思われます。私は、長年にわたり、故李登輝総統をはじめ台湾の皆さんと親しくさせていただき、立憲民主党やかつての民主党で、党の台湾議連役員を務めてき…
— 枝野幸男 立憲民主党 埼玉5区 衆議院議員 (@edanoyukio0531) 2026年1月5日
以下全文。
野田代表の「媚中派の最高顧問」という発言は、最高顧問が私一人である以上、私を指した発言になるかと思われますが、代表の勘違いか言い間違えと思われます。私は、長年にわたり、故李登輝総統をはじめ台湾の皆さんと親しくさせていただき、立憲民主党やかつての民主党で、党の台湾議連役員を務めてきたことから、親台派と呼ばれることはあっても、媚中派と呼ばれるような言動は一切していませんし、そう呼ばれたことは私の記憶では一度もありません。最近でも、「北京政府」という言い方で、逆方向の指摘を受けています。
URL: https://x.com/edanoyukio0531/status/2008138365976375716
これは枝野の言う通りだ。菅直人もそうだったが、枝野は外交や安全保障では結構なタカ派として知られている。
だから野田はたぶん岡田克也のことを言おうとして肩書を間違ったとしか思えない。
枝野がリンクした産経の記事*3には下記のように書かれていた。
野田氏は「ネット上は、やっぱりわれわれに対する評価はとても厳しい」との認識も示した。「まだ『増税派の野田佳彦』といわれているし、媚中派の最高顧問もいるし、態度の悪い幹事長もいる。あらゆる面で迷惑をかけている」と自虐気味に紹介した。これに対し、「何と言われようと、右にも左にも傾かない国民の生活に根ざした現実路線を中道の立場でブレずに訴えていきたい」と強調した。
立民では枝野幸男氏が最高顧問、安住淳氏が幹事長を務めている。常任顧問には泉健太、岡田克也、海江田万里、長浜博行の各氏が名を連ねている。
岡田克也の肩書は「常任顧問」だった。岡田が高市の失言を引き出した昨年の臨時国会の質疑をめぐって、ネトウヨに「媚中派」として攻撃されていることは周知だから、野田が岡田を指して肩書を間違えた可能性が非常に高い。
それにしたって野田の「自虐話」は岡田に対しても、肩書を間違えられたのであろう枝野に対しても失礼だ。それ以上に野田がネトウヨに「増税派」と呼ばれているのを気にしているらしいことも問題だ。それでなくても野田は昨年4月に「給付付き税額控除」を前面に打ち出すのをやめて「時限の食料品のゼロ課税」という江田憲司(新自由主義者)に妥協した路線に転換したが、都議選でも参院選でも結果を出せなかった。
そのように自身も危うい立場にいたのに、公明党に連立離脱を表明されて苦境に立ったかに見えた松下政経塾の後輩に「同情」してしまったのが野田のどうしようもなさだった。そもそもなぜ野田はネトウヨの言うことばかり気にするのだろうか。自分自身が大きく右に偏った政治家だからかもしれないが、全く信頼できない人だ。
そんなふがいない野党第一党にも助けられて、ひたすら軽いが破壊力は間違っても馬鹿にできない高市政権が今日も続き、明日も続く。