結局高市早苗は事実上トランプの行為(悪行)に何も論評しないコメントをXで発した。
下手にトランプを支持してしまうと、中国に本当に台湾を侵略する口実を与えてしまうが、かといってトランプを非難すると、少し前に自らが発した「ノーベル平和賞に推薦した」という言葉と矛盾してしまうので何も言えなかったということだ。
それだけの話なのに、アブナイことを何も言わなかったことで高市を「成長した」などと評価したのが「駅前は朝の七時」であり、それをリポストした木下ちがや(こたつぬこ)氏らだが、ずいぶんおめでたい人たちだなあと思った。高市政権はこういう人たちにも支えられているのかもしれない。
その木下氏が言及していた参政党についてネット検索をかけたが何も引っ掛からなかった。トランプを明確に批判したのは共産、社民、新選組の各党で、立民の野田はトランプを批判こそしたものの「せざるを得ない」などの言い回しで腰が引けていた。しかし民民の玉木雄一郎はトランプを批判しなかった。一昨年立民を離れて民民に移った井戸まさえはそんな玉木を黙認するXを発信した(下記リンク)。見下げ果てた人だ。
緊迫するベネズエラ情勢。
— 井戸 まさえ 国民民主党 東京都第4区(大田区) (@idomasae) 2026年1月4日
国際規範の崩壊は今後の世界秩序に大きな影響を及ぼす。… https://t.co/lOXDiHWG9M
全文は以下。
緊迫するベネズエラ情勢。
国際規範の崩壊は今後の世界秩序に大きな影響を及ぼす。
シモン・ボリバルによる植民地からの独立といった歴史的な経緯(「世界史」で刻まれている事象が定点に留まる問題ではないことを実感する)や、地政学上、また現行の米露中関係も含めて、極めて複雑な背景事情を抱えていること、またそれを精緻に読み解きながら、日本としてはどのような判断をしていくべきなのか、難しい局面である。
1980年代後半、バックパッカーをしていた頃、コロンビア人の女性たちと出会い、アジアを一緒に回った。
隣国ベネズエラはチャベス政権以降の対米緊張が生まれる前だったが、石油産出による繁栄を経て金融危機に陥り、政情不安定となった国と国境線を交える緊張についての話は今も印象に残っている。
いずれにせよ、まずはベネズエラ国民と邦人はじめ現地に滞在する全ての人々の安全が確保されることを最優先に対応にあたらねばならない。
井戸自身は何も言っていないに等しい。高市や玉木と歩調を揃えている。
今日もkazukazu氏のポストをいくつかリンクする。
首相が声明を出さず、外務省が今までの日本政府の従来の立場を繰り返すだけとか、高市首相での日本政府、事実上機能してないよな。高市早苗、危機を作り出すのは得意だけど、不測の事態に対処する必要が出ると雲隠れでリーダーの欠如を生み出すとか、首相としての能力が皆無で安全保障の危機のレベル。
— kazukazu (@kazukazu881) 2026年1月4日
そういえば高市はXにポストしただけで正式な声明は出してないよな。kazukazu氏のポストを見て気付いた私もうかつだったが、それを「評価」する前記木下氏や「駅前は朝の七時」は本当におめでたい。
マクロン大統領も米国支持。
— ダースレイダー (@DARTHREIDER) 2026年1月3日
マドゥロの圧政からベネズエラが解放されたという主旨で“平和的“政権移行が望ましいと、さすがに軍事侵攻した上で何言ってんだかとは思う。
西側はこのスタンスで行くのだろうが対ロシアのロジックは難しくなるでしょう。 https://t.co/kbqbsaR6de
問題は、トランプ政権が欧州諸国から非難されないために、どんな脅しをかけたかだろうと。欧州とアメリカはイラク戦争時に行われたような開戦の合法性をめぐる公的な非難の応酬ができないレベルまで信頼関係が失われたと言える。
— kazukazu (@kazukazu881) 2026年1月4日
そう捉えると事態は深刻だ。今回の沈黙はともかく、高市は基本的にはトランプ隷従路線一本槍だろうけど。
マドゥロが引き渡されたのはDEA。本当に、他国の大統領ではなく、違法に権力を掌握した麻薬カルテルのボスという建前でアメリカで裁くつもりなんだな。 https://t.co/odmNmIVGMk
— kazukazu (@kazukazu881) 2026年1月4日
プーチンが望んだ国際秩序がプーチンに支援されて誕生したおバカアメリカ大統領によって完全に到来したということ。 https://t.co/LEgYsfxkO4
— kazukazu (@kazukazu881) 2026年1月4日
核大国は非核の周辺国を好きにいつでも殴りかかれるがプーチン=トランプ・ドクトリンなので、核武装できる国が核武装しない理由を消し去った2020年代みたいな状況。
— kazukazu (@kazukazu881) 2026年1月4日
最後に朝日新聞デジタルの有料記事の無料プレゼントを行う。今年第1回目。高市早苗、野田佳彦、志位和夫、玉木雄一郎らに加えて、下記自民党・小野寺五典のXも紹介されていてよくまとまった記事だ。
米政権によるベネズエラ侵攻は「力による現状変更」そのもので、中露を非難する論拠に矛盾します。仮に中国が台湾に対して力による現状変更を試みた場合、米国が強く対抗してもトランプ政権では国際世論をまとめるのは難しく。ますます東アジアが不安定化する懸念があります。https://t.co/i4HgCsyQYl…
— 小野寺 五典 (@itsunori510) 2026年1月4日
朝日の有料記事へのリンクは下記。
リンクの有効期限は6日午前8時58分。