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現実路線で生き残り図る 貫いた歴史的まなざし 共産・不破氏が死去 (朝日新聞デジタル有料記事の無料プレゼント)

 昨日(12/30)中に宮武嶺さんの記事にお答えする記事を公開するつもりだったが、夜に帰宅したら不破哲三の訃報があり、その記事を書いたら寝てしまった。

 宮武さんへの返信はこのあと別の記事になる。それは論点が明確なので書きにくい記事ではない。

 この記事は不破氏の訃報に関する追加の記事。

 まず、またぞろ某権威主義者やそのエピゴーネンが目を剥きそうだが、レバ子さんの論評を紹介する。

 

 

 「元構改派」は元構造改革派という意味だが、共産主義社会主義の理論においては社会民主主義のすぐ左が構造改革派だと認識している。講座派中の構造改革派が不破哲三であるなら労農派中の構造改革派が江田三郎だった。江田は「社会党右派」のイメージばかりが強いが、右派社会党左派社会党の時代には左派社会党に属していて、向坂逸郎に「彼は良い社会主義者だった」と過去形で論評されたことがあるという。しかしそれは寄り道の話。不破が共産党の現実化に一定の貢献をしたというレバ子さんの論評は、まあそうなんだろうなと思う。ただ社会党の場合は共闘相手があった。公明党民社党だが、江田は両党と妥協せざるを得なかった。しかしこの話は本論から外れるのでここまでにする。

 理論としての「構造改革」の路線に基づいて党を近ある程度近代化できていたから、1998年や2014年に旧社会党系や民主党系が大崩れした時の国政選挙でに受け皿と認められて党勢を伸ばすことができたという面は確かにあるだろう。

 その延長線で行けば、立民が泉健太代表時代に「提案型野党」路線をとったあと保守色が強い野田佳彦が後任代表になった直後の2024年衆院選や、その野田の腰がいっこうに定まらずに都議選でも立民が不振だったあとの今年の参院選で、共産党議席を増やすことができたはずだが、現実そうはならず、2024年衆院選でも2025年参院選でも共産党議席を減らした。参院選前の都議選でも、共産党はあろうことか右派新自由主義系の「自由を守る会」などに票を食われるなどして議席を減らした。その最大の責任は今もそれは実質的な独裁権力者である志位和夫にあるが、志位より前の不破哲三が「共産党構造改革を阻み続けた」ことと因果関係があるといえる。

 上記レバ子さんの認識は、朝日新聞デジタルに載った有料記事の評伝の記事とほぼ対応するのではないか。以下にその無料部分を引用する。記事は朝日新聞会長(元政治部記者)とクレジットされた中村史郎記者が書いた。まず記事の無料部分を以下に引用する。

 

www.asahi.com

 

現実路線で生き残り図る 貫いた歴史的まなざし 共産・不破氏が死去

朝日新聞社会長(元政治部記者)中村史郎 2025年12月30日 19時36分

 

 知的でクールな理論家のイメージが強いが、意外にちゃめっ気のある人だった。2018年に日本共産党本部を訪ねた際、「久しぶりだねぇ。21世紀になって初めてじゃない?」とおどけて迎えてくれた。政治や社会の動きを歴史的にとらえるまなざしは、終生一貫していた。

 

 1970年、40歳で党書記局長に抜擢(ばってき)されて以来、約35年にわたって日本共産党の看板を背負った。故宮本顕治元議長に見いだされ、宮本氏の引退後は党の理論的支柱として現実路線への転換を進め、象徴天皇制自衛隊を容認する2004年の党綱領改定を主導した。

 

 90年代初めに、政治部の野党担当として共産党を取材した。その後も折に触れ、不破氏とは接する機会があった。

 

 いつもよどみなく、どんな話題でも理路整然と話す。まさに博覧強記。党の見解は決して踏み外さないが、微妙な取材になると、謎かけのようなヒントをくれることがあった。

 

 97年、文化大革命をめぐっ…(以下有料)

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASTDZ34VNTDZUTFK00YM.html

 

 やはり引用したかった部分は有料か。

 弊ブログのポリシーとして、有料契約しているメディア(新聞では朝日新聞毎日新聞のみ)の有料部分の引用はできるだけ避けるようにしている。だから有料記事の引用をする時には、一度ログアウトして無料部分だけを引用するとともに、記事プレゼントの営業戦略をとっている朝日の有料記事の場合は月5本のプレゼント枠をできるだけ使いたいと思っている。しかし今月は全然使えなかった。プレゼントしたい記事がなかったというよりも、ブログに割く時間が普段の月より少なかった*1。それで大晦日の今日やっと使うが、残る4枠を使う時間はもはやない。

 弊ブログは「有料部分を引用しない」原則に例外を設けていて、この記事のようにもっとも重要と思われる箇所が有料になっている場合は、例外的にその箇所を抜き取って引用することがある。今回はその例だ。有料部分に下記のように書かれている。

 

 冷戦終結後、先進諸国の多くの共産党が消えていく中で、不破氏は現実路線を進めることで日本共産党を一定の存在感を持つ政党として生き残らせた。しかし、民主集中制という特異な組織や閉鎖的な体質に手をつけることはなく、退潮傾向が続く今日の大きな課題として残されている。

 

URL: https://digital.asahi.com/articles/ASTDZ34VNTDZUTFK00YM.html

 

 私は「民主集中制」と一括りにするのではなく、その部分集合である「分派禁止条項」を問題視している。1991年までの日本社会党のように、分派禁止条項を伴わない党規約を持つ政党もあった。分派禁止条項は民主集中制の必要条件ではないのである。しかしその話は後刻公開する前記宮武嶺さんにお答えする記事に書く。

 そういえばレバ子さんが下記のXをポストしていた。

 

 

 私は自民党を「歴史的使命を終えた政党」、共産党を「歴史に取り残された政党」とみている。党の理念を改革する必要を認めてそれを実行した不破哲三も、執行部による粛清をオーソライズした「分派禁止条項」には手をつけなかった。これも権力者の性(さが)だろう。

 最後に上記朝日新聞デジタル記事の有料プレゼントのリンクを以下に示す。

 

digital.asahi.com

 

 リンクの有効期限は元旦の午前7時40分。

*1:これは月の前半に仕事に追いまくられ、後半はその反動で図書館から借りた本や読みかけで放置していた本を読むことなどに時間をかけたからだ。




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