3連休の2日目と3日目は先週の予想では猛暑になるはずだったが外れて雲が多かったために真夏日止まりだった。しかし湿度が高かったので少し歩くと蒸し暑さが感じられて不快だった。少し前までだと8月の終わり頃に「空気が入れ替わる」日があって、それまでの太平洋高気圧に覆われた蒸し暑い気候から、大陸からくる移動性高気圧に覆われたからっとした気候に一変し、秋が来たことが感じられたものだが、今年はその「空気が入れ替わる」日がまだ一度もない。秋雨前線がやや南下して前線のやや北側になると気温は下がるが湿度は下がらない。それで何日かするとまた太平洋高気圧に覆われるというパターンの繰り返しだ。今朝は天気図を見てうんざりした。またまた太平洋高気圧にすっぽり覆われ、明日が猛残暑の1つの(最後の?)ピークになって下手したら東京も猛暑日らしい。その後前線が南下して何日か雨模様になるらしい。次に晴れる時には湿度が下がるのかもしれない。このように太平洋高気圧が強くなったことには気候変動(地球温暖化)の影響があることは確実だろうが、その話を書くのも延び延びになっている。
政治では先週小学生を相手に田村智子が「共産党は戦前からソ連を批判してきた」とかいうあり得ない歴史修正の発言をやらかして一部から批判を浴びているが、この田村という人はそもそもコミュニストとはいえないと、昨年だったかレバ子氏がXに書いていた記憶がある。やっぱりそうなのかなあ、そうなんだろうなあと思わずにはいられない。どのような社会を目指すのかはっきりしないのは何も立憲民主党(立民)、特に野田佳彦らに限った話ではないのかもしれない。だから支持者も三重県知事選で右派ポピュリスト系の候補に票が4割も流れてしまうのだろうか。
でも共産党の話は昨日書いたのでこれ以上書かない。立民の話も昨日に続いて今日もパスする。今日は、これも気の重い話でしかない自民党の話で、朝日新聞デジタル有料記事の無料プレゼントを行う。まず無料部分の引用から。
「右傾化の動き強まる」 境家教授が語る「ポスト石破」の自民党
聞き手=千葉卓朗 2025年9月13日 14時00分
自民党内でリベラル寄りとみられる石破茂首相(党総裁)が退陣した。政権最終盤には、リベラル系の人々を中心とする「石破辞めるな」デモも起きた。首相の退陣はどのようなインパクトをこれからの自民に与えるのか。日本政治史に詳しい東大大学院の境家史郎教授(政治学)に聞いた。
――石破首相は選択的夫婦別姓の法制化に前向きな姿勢を見せるなど、党内ではリベラル寄りと見られていた。
石破氏は、伝統的な保守・革新の二分法で分類するなら、防衛政策的にみると、革新系つまり「左」の人ではない。憲法9条改正を主張するなど、保守的な防衛政策陣営に属していることは明白だ。
ただ、タカ派と言われた安倍…(以下有料)
(朝日新聞デジタルより)
URL: https://www.asahi.com/articles/AST9D4CJKT9DUTFK00LM.html
この境家東大教授のインタビュー記事を取り上げた理由は、一つには石破が「リベラル」あるいは「左」の範疇に属する人ではないという当たり前のことが指摘されていることによる。私はそもそも石破という人が好きではないし、評価もしていない。民主党政権時代の国会の質疑で、民主党の大臣の答弁だったかに石破が「恥を知れ!」と一喝したことがあって、その時には『日本がアブナイ!』のような「リベラル」系ブログも石破を評価したりしたが、それならそんなことを言う石破はどんなご立派なことを言ったりやったりするのだろうかと私は斜に構えていた。
そしたら石破は2012年の自民党憲法草案なんかに心酔したものだから、その時に「口ほどにもないしょうもない奴」という石破に対する私の評価が定まったのだった。なお現在話題の参政党の憲法案は2012年自民党憲法草案の延長線上にあって、かつそれをさらに徹底的に悪化させたものだといえる。石破はそんな参政党への流れを作った元凶の一人だと私はみなしている。だから「石破辞めるな」デモにも全く共感できなかった。とはいえ石破が辞めて次に自民党総裁になりそうな高市早苗や小泉進次郎は石破よりももっと悪いと私がみていることは数日前に書いた。
ただ、石破が決して「リベラル」や「左」ではないというだけの主旨のインタビュー記事だったら取り上げることはなかった。有料部分への言及なのでほんのさわりだけにとどめるが、下記の指摘が本インタビュー記事の核心部だ。
石破氏はリベラルというよりも、「脱イデオロギー」と位置づけるのが正しいと思う。つまり、石破氏には、左右どちらの方向にも強いこだわりがない。
境家教授はこのように指摘している。それに私は共感した。
さらにこの記事には秦正樹大阪経済大准教授の「コメントプラス」がついているが、その中の下記の指摘にも共感した。
(最近ようやく気づいた)「反安倍的な姿勢を示すと支持率があがる」という流れに沿ったポジショントークのようにも聞こえたりします.
そうそう、「反安倍的な姿勢」に対する非常に強いニーズが今の日本には間違いなくある。それが露骨な形で示されたのが、今回の参院選での自民党惨敗後の石破内閣支持率の急上昇だった。
今までは石破自身がそれを取り込んでいたが、次の政権ではそれが政権及び自民党への支持から離れる。仮に高市が後継総理大臣になったらそれは顕著だろうし、小泉進次郎の場合でも高市ほどではないが高市の半分程度にはそれが当てはまる。小泉が勝つとしたら麻生太郎らの支援を受ける形になるだろうからだ。
自民党の参院選総括に、「保守層が逃げた」ことを敗因の一つに挙げられていたと思うが、次の政権になって「保守層」(極右層)が一部戻ったとしてもそれに代わって離反する層も出てくると思われる。右系野党はそうしたリスクも考慮して連立政権入りするかどうかの判断を迫られる。特に高市が総裁選で勝ってしまった場合、連立政権の組み合わせはそう簡単には決まらないのではないだろうか。
このあたりで記事を切り上げ、記事の有料プレゼントのリンクを下記に示す。
リンクの有効期限は17日8時48分。