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関東や東海、今年の梅雨明けは6月だった…日照時間などから前倒し最速に「来年以降も極端な暑さ」(読売)

 今年の猛残暑、先週末頃の予想だと今日(9/3)くらいから気温が下がるはずだったのだが、今朝こそ今年一番の酷暑の朝ではないか。例によって前線の南下が予報より遅れ、今日午後になってやっと東京を通過するらしい。私の体感では、梅雨前線だの秋雨前線だのというのは(その呼称は立秋を境に変わる)、前線の直下よりほんの少し南側にいる時が不快感は最悪で、そこにいると高温に加えて高湿で汗が乾かずに気化熱で体温が下がることがないから、体には一番悪いのだ。今朝はそんな朝だ。そういえば昔から猛暑が一番堪えるのは残暑の頃だよな、学生時代にもそんな耐え難い日があったよな、あれは1983年9月5日だったんじゃないかなと思い出したが、もちろん今の猛暑はその頃の比ではない。

 少し前に海水温が上がりすぎて海水に含まれる酸素量が減ってハマチが大量死したというニュースがあった。そういや水温が上がると溶解できる酸素の量が減るんだったなと思ったが、地球沸騰化(気候変動)はもはや生態系に悪影響を与える段階に達したのではないか。昨日ネットで知った読売の下記記事は、にっくき読売の記事ではあるが大いに考えさせられた。

 

www.yomiuri.co.jp

 

 以下引用する。

 

関東や東海、今年の梅雨明けは6月だった…日照時間などから前倒し最速に「来年以降も極端な暑さ」

2025/09/02 05:00

 

 記録ずくめの異常な夏となった。気象庁は1日、6~8月の平均気温が過去最高を更新したと発表。梅雨明けも記録的に早かった。梅雨後の少雨が長引き、東北や近畿などのダムでは渇水が深刻化。東京都内では熱中症疑いの救急搬送も過去最多を上回るペースで増え、「災害級」の被害をもたらした。(井上勇人、糸井裕哉)

 

 「地球温暖化の影響が、長期的に見て大きくなっている」。同庁の及川義教・異常気象情報センター所長は1日、過去30年の平均気温を2・36度も上回った今夏の猛暑の要因をそう説明した。猛暑日真夏日の地点数も過去最多を更新。来年以降も「極端に暑い夏が増えるだろう」との見方を示した。

 

 梅雨明けも記録的な早さとなった。同庁は1日、梅雨入り・明けの確定値を発表。東海、関東甲信、北陸の梅雨明けの速報値は7月上~中旬だったが、梅雨前線の消滅の様子や日照時間を確認した結果、6月中だったことが判明した。沖縄、奄美、九州北部、四国、中国、近畿、関東甲信、北陸では統計が残る1951年以降で最も早かった。

 

 早い梅雨明けの影響で、全国的に少雨に見舞われた。同庁によると、今夏の降水量は北日本と東日本の太平洋側で平年より「かなり少ない」、西日本の太平洋側でも「少ない」となった。

 

 少雨により渇水も深刻な状況が続いている。

 

 国土交通省によると、8月31日現在、鳴子ダム(宮城)では7月29日から貯水率0%が続いているほか、胆沢ダム(岩手)で4%、正善寺ダム(新潟)で18%、桝谷ダム(福井)で21%などと低下。愛知、兵庫、島根3県にある7か所のダムでは、5~60%の取水制限が行われている。

 

 鳴子ダムでは、下流の農業用水を確保するため、通常は使わない「最低水位」より下にある水を緊急的に放流。稲の生育に大きな問題は生じていないという。

 

 正善寺ダムがある新潟県上越市は7月15日、市の人口の半数超に当たる約10万8000人に「40%の節水」を要請。融雪用の地下水を飲み水に転用するなどし、約1か月後に20%に緩和したが、担当者は「要請をやめる時期は見通せず、まとまった降雨に期待するしかない」と話した。

 

チベット高気圧×太平洋高気圧

 

 今夏の記録的な暑さの原因について、気象庁や識者は、発達した二つの高気圧が重なり、日本列島上空に長く居座ったことが影響したと分析している。これにより、平年は北海道や東北の上空を流れる偏西風が北に蛇行し、高気圧がより勢力を強めやすくなった。

 

 近年は気候変動の影響で世界の気温が高くなっている。さらに今年は、フィリピン東方など熱帯地域の海水温が上昇。その影響で大陸側のチベット高気圧(上空1万2000メートル付近)と、海側の太平洋高気圧(同5000メートル付近)が発達して日本上空で重なるように張り出した。この「ダブル高気圧」が長い晴天をもたらし、猛暑日を増やした。

 

 一方、三重大の立花義裕教授(気象学)は「6月は梅雨なのに日照時間が長かったことも影響した」と話す。日本周辺の海水が平年より温められた結果、7、8月は海から陸へ吹く風が温かくなり、猛暑になりやすい環境になったという。

 

 チベット高気圧の発達は中国内陸部の高温も影響しているといい、立花教授は「今年は特に地球温暖化の影響が強く出ている。この状況が大きく変わることはなく、今後も異常に暑い夏は続くだろう」と予測する。

 

都内の熱中症搬送が最多更新

 

 東京都内で6~8月に熱中症の疑いで救急搬送された人は8341人(速報値)に上り、夏場(6~9月)の搬送者数としては統計の残る2010年以降で最多を更新したことが東京消防庁のまとめでわかった。

 

 同庁によると、気温が高かった6月は昨年の約3倍、東京都心で猛暑日を10日連続で記録した8月は例年より大幅に多く、これまで最多だった昨年の7996人を8月末の時点で上回った。

 

 搬送者の年代は65歳以上の高齢者を中心に幅広く、命に危険はないが入院を要する「中等症」以上の人が4割を占めた。同庁は「体をうまく動かせないなど急を要する場合は、ためらわずに119番してほしい」と呼びかけている。

 

(読売新聞オンラインより)

 

URL: https://www.yomiuri.co.jp/national/20250902-OYT1T50002/

 

 何か医者に深刻な病状を告知されたような気分になる記事だ。

 先日、この後に及んで地球温暖化陰謀論を信奉する人間からくだらないコメントをもらったが、かつてはああいう連中はオザシン(小沢一郎信者)に特に多かった。今は参政党支持者に多い*1。気候変動に対する党の政策でも参政党が最悪であると判定したのは志葉玲氏だった。山本新選組もかつてならその汚名を着せられるところだったが今は緑の党からきた人間が政策の策定に加わっているので、志葉氏には共産党と並んでもっとも良いとの評価を受けた。緑の党由来の人間は、インフレの時代になって前提が揺らぎ始めたように見える新興の怪しげな経済理論なんかにいつまでもかまけていないで、得意分野に徹した方が良いと思うがどうか。人間誰しも得意分野を活かすことが一番だ。

 それにしても改めて思うのだが、この危機の時代の政党は、南極探検のスコット隊ではなくアムンセン隊のような、権力格差が小さく、構成員の知恵を効果的に吸い上げて実行に繋げることのできる組織でなければダメだ。今の日本の国政でそれに該当する政党は一つもないどころか、どの政党もスコット隊的な権力格差を拡大させる方向にばかり走りたがっている。なぜか危機の時代にはもっともそぐわない権威主義の方向にばかり走っているように見えるのだ。この点では志葉氏に気候変動対応の政策がもっとも良いと評価された共産党も山本新選組も、玉木雄一郎の民民などと並んで最悪だ。

 ネットの議論では、唯一といって期待できそうなのは、タイムラインに山口周氏*2のリポストが出てきたり、「選択と集中」を批判するリポストが出てきたりする片岡正美氏のような人たちの流派だと思う。

 その片岡氏には、木下ちがや(こたつぬこ)氏を批判するXのリポストも結構多い。

*1:世界的にはアメリカのドナルド・トランプと彼の支持者たちが最悪だ。私が昨年のトランプ復帰に頭を抱えた最大の理由の一つが気候変動に対するトランプの姿勢だった。

*2:山口氏は本多勝一の『アムンセンとスコット』朝日文庫版の解説文を書いた。山口氏の解説文は本多氏の本文以上に示唆的だった。




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