昨今は立憲民主党(立民)の著しい新自由主義化と日本共産党の尖鋭化の両方がとても気になる(両党とも「先祖返り」といえるかもしれない)。弊ブログは「とんがっている」かのようにみられるかもしれないが、私は本質的には漸進主義者であって、だから革命ではなく議会を通した富の平準化を求めるし、選挙制度においても極端な結果が出る小選挙区制を嫌って比例代表制へ大きく傾斜している。だから、立民と共産が両極端に走る動きがこのところみられると思い、それを憂慮している。
とはいえ私は議論においては必ずしもマイルドな人間ではない。それどころか「とんがっている」ところは確かにあるので「敵」は多い。それは確かだ。
本稿では立民のネオリベ化を批判する。
下記はぷろもはん氏のX。
参議院選挙、一切協力しません。
— ぷろもはん#みんなのいたみ🌈💙💛 (@promoterno26) 2025年5月4日
隣には応援に行くかもしれないし、
比例で白眞勲さんは応援するが
呆れた
そして、
許せない
いつから立憲はパワハラ容認する党になったんや…
立憲県連が元明石市長で無所属の泉房穂氏を推薦 参院選兵庫選挙区(朝日新聞) https://t.co/L1pyXeHlus
やはりそうなったか。
これは朝日の無料記事だ。以下に引用する。
立憲県連が元明石市長で無所属の泉房穂氏を推薦 参院選兵庫選挙区
谷辺晃子 添田樹紀 2025年5月4日 17時20分
今夏の参院選兵庫選挙区に無所属での立候補を表明した元明石市長の泉房穂氏(61)について、立憲民主党の兵庫県連が推薦すると決めたことが4日、分かった。県連幹部が明らかにした。
泉氏は当初、立憲、国民民主の両党県連と連合兵庫の三者の支援を受ける見通しだった。
ところが、泉氏が3月24日の立候補会見で「魅力的な政党がない」と発言したことに、国民の玉木雄一郎代表らが反発した。三者での支援はいったん白紙になり、その後、国民は元経済産業省職員の多田ひとみ氏(44)を公認候補として擁立した。
立憲の党関係者によると、立憲県連は泉氏からの推薦依頼を受けた。県連内部で議論を重ねるなかで、泉氏への推薦に対する異論は出なかったとしている。
これまでに兵庫選挙区では、泉氏と多田氏のほか、自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、維新新顔で元三菱商事社員の吉平敏孝氏(44)、共産新顔で元県議の金田峰生氏(59)、れいわ新顔で元ユネスコ職員の米村明美氏(65)、参政新顔で建築士事務所長の藤原誠也氏(36)、諸派元職で「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が立候補を予定している。
(朝日新聞デジタルより)
URL: https://www.asahi.com/articles/AST541ST0T54PIHB002M.html
とんでもない話だ。泉房穂に対しては断固不支持である。それこそ「憎むべきアエニキ」とは真っ向から対決する立場に弊ブログは立つ。おそらくは後述の通り、立民に属する高野勇斗江東区議とも対立する立場であろう。
兵庫県も神奈川県も辛いっすね😭
— 🕊💙💛saori kono💙💛🕊 (@saori_kono) 2025年5月4日
更新ギリギリまで考えるわ…
— ぷろもはん#みんなのいたみ🌈💙💛 (@promoterno26) 2025年5月4日
定期大会で言いたいことぶつけたい気持ちと
ここまで腐りきった一部の連中に付き合いきれない気持ちと
そういえばぷろもはん氏はボートマッチの類では社民党に一番親和的だったと記憶する。その社民党も「減税主義」への汚染ぶりは立民以上にひどいのではないかと思われるけれども。
今回、野田さんが過去の経験から党を割らないため、必死につらい思い堪えてるのがわかるだけに…
— ぷろもはん#みんなのいたみ🌈💙💛 (@promoterno26) 2025年5月4日
あのでたらめな財源論を野田さんが許す訳ないのにね…
とはいえ、野田佳彦自身にも「民のかまど」神話を始終持ち出す「減税主義」の尻尾があり、だからこそあんな決断をしたのだろうとは先刻公開した記事に私は書いた。
自民党参院は、食品の消費税減税を選挙前に掲げる様に要請していましたが、自民党、石破茂は消費税減税はしないという方針(森山や麻生への忖度ありきでしょうが)を、崩さないようですね。最近では金子勝氏まで、食品の消費税減税はやむ無し(物価は下がらないけど)、但し確かな財源論が問われると😅
— あブラだこす 🌏🌾🍀🌎🌱🌿🌍 (@aburadakos) 2025年5月5日
確かに金子勝は野田立民の「食品ゼロ税率」政策を評価している。
【減税合戦】立憲民主も参院選の公約として食品ゼロ税率を打ち出し、公明党も減税を出す。自民党も同じになるだろう。他の消費税減税案は欠陥品。食品価格とエンゲル係数の急上昇に対応しており、代替財源と価格モニタリング体制さえあれば、食品ゼロ税率が相対的に良い。https://t.co/Fokdm7dXxu
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2025年4月26日
【消費税減税】立憲民主の食品ゼロ税率は、食料品価格上昇率とエンゲル係数とリンクさせて一定の上昇率まで続け、平常になったら給付付き税額控除に転換すべきだろう。通常では金持ちは松坂牛、貧困者は豚こまで金持ち優遇で、公明党のような恒常的な食品税率軽減はいけない。
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2025年5月3日
【消費税減税2】食品ゼロ税率が有効なため与野党が集中砲火。だが、赤字国債依存の消費減税は最悪。日銀の金融緩和で支えるため、円安インフレをもたらす。消費税廃止論は、少子化対策がないと、現役世代に保険料・所得税の負担が集中して社会保障削減の新自由主義を導く。https://t.co/ScXlm42neT
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2025年5月3日
上記3件が、神野直彦*1の盟友としてリフレ派・MMT派の目の敵にされている金子勝の見解だ。「食品ゼロ税率」が食料品価格上昇率を抑えることができるかどうか、私は疑問に思うのだけれども。
もっともそんな金子氏のXでも、下記ポストには共感できた。
【リフレ派の本質を見抜け】ザイム真理教でタカイチを応援する森永卓郎も、タカイチ潰すのは防衛費倍増を妨害する財務省の陰謀論だという。https://t.co/SA6kIb2RHB
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2025年5月4日
防衛省の防衛力強化の有識者会議のメンバーにはリフレ派の若田部元日銀副総裁も入っている。行き着く先だ。https://t.co/L7bsvTas49
私はこのあたりが世論調査で山本新選組の32%しか日本国憲法を「よい憲法」と評価せず、過半数の55%が「そうは思わない」と答える原因の一つになっているのではないかと推測している。さとうしゅういちさんの言うような「不勉強」だけが原因だとはどうしても思えない。そういえば私にとっては「敵方」の松尾匡も、新選組には極右化のリスクがあると指摘していた。だからそれを避けるためにも共産党と仲良くしろと松尾は言っていたが、マッチポンプの感は免れない。それに共産党がMMTを容認することなどまず考えられないから、両党はどこまでも「水と油」の関係だろう。
信濃毎日新聞の日曜朝刊の「多思彩々」欄で「関税戦争を生き残るために」を書いた。円安インフレとくに食費急上昇に対処すべく消費税食品ゼロ税率を実施しつつ、貿易赤字の削減のためにエネルギーと食料の自給率を高めることが急務。日本経済は地域の土台から立て直すべきだ。https://t.co/qc2MvNhbEY
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2025年5月4日
金子勝は信毎にコラム持ってるのか。でもリンク先は有料なので読めない。
そうそう、江東区の高野区議について触れずに記事を終わらせるわけにはいかないのだった。
再びぷろもはん氏のXより。
いえ、高野さん、自分の当選と党の乗っ取り狙いですよ…このお方は https://t.co/2qTHZr9ggR
— ぷろもはん#みんなのいたみ🌈💙💛 (@promoterno26) 2025年5月4日
リンクされているのは2023年の高野区議の下記ポスト。
これは「激励」です。でないと書くわけがないです。それは、立憲民主党の旗を持ち、看板を掲げ、襷を肩に掛けて数時間街頭に立って見ればすぐわかります。実に多くの人が声をかけてきます。「だらしない」「もっと頑張れ」「あの発言はなんだ、責任取れ」「あの法案になぜ賛成したんだ」「あの法案に反… https://t.co/CBttbsfegt
— 高野はやと 江東区議会議員|東京15区 (@takano_hayato38) 2023年5月10日
そこからさらにリンクされているのが泉房穂のXだ。
ハッキリ言うが、今の『立憲民主党』に未来はない。政党とは、権力を奪取し、その権力を行使して、国民を幸せにするためにあるものだ。全選挙区に候補者を擁立し、政権交代を目指さずして、野党の存在価値はない。いったん解散して、ゼロからやり直してみてはいかがか・・・ https://t.co/rqEgBNlMdb
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) 2023年5月9日
泉のXから張られたリンク先は消えているので読めない。Yahoo! JAPANに配信された記事にはリンク切れのリスクが高いから、どんな件に対して泉房穂が泉健太代表時代の立民を批判したのかはもはやわからない。いや調べればわかるかもしれないが時間の無駄だからやらない。
だが、泉房穂を評価する高野区議のXに同意するわけにはいかない。このことについては、弊ブログでも泉房穂を評価する高野区議のnoteをリンクして同区議への懸念点として書いたことがある。そのnote記事は高野区議のnoteの中でも「いいね」が多い記事の一つだった(今調べてみたら29件で高野区議の全note記事中の人気第12位)。だから気づいた。
高野区議の泉房穂に対する評価に私は同意しない。泉の参院選兵庫県選挙区出馬を推薦する立民兵庫県連を強く非難するとともに、泉に対する断固不支持を改めて表明する。