今日自民党の次期総裁が決まるが、ここにきて高市早苗の名前が急浮上している。弊ブログが総裁選の前から論外の2人の政治家として挙げたのが小泉進次郎と高市早苗だった。小泉が論外の新自由主義ポピュリストなら高市早苗は論外の極右ポピュリストだ。高市が勝てば森永卓郎が大喜びすることになるが、何も積極財政を良いというものではない。財政に大事なのは規模だけではなく使い途だ。そのことを忘れている世の「積極財政論者」が多すぎる。
結論からいえば、自民党総裁に小泉がなっても高市がなっても、自民党支持率と内閣支持率は爆上がりするだろう。特に高市が勝った場合は、「予想もしなかった」などという枕詞がつくに決まっているから、内閣と支持率の両方の爆上がりが十分予想させるものだったという証拠保全のためにここに書いておく。小泉が勝った場合にもそうなることはいうまでもない。政策面では野党にとって本当に手強いのは石破だが、石破の場合は相手が小泉でも高市でも決選投票で負けるから総理総裁にはならないと思う。
以上のように書いたからといって私が間違っても石破を評価しているわけではないことをおことわりしておく。単に小泉と高市の2人がともに飛び抜けた論外だというだけだ。
本記事の公開は自民党総裁選の結果が出る前の時間帯なので、総裁が決まればかき消されるであろう立民新代表・野田佳彦を批判した上西充子氏のXと、それに関連する朝日新聞デジタル有料記事のプレゼントを行う。
まず上西氏のXへのリンクから。
有料記事がプレゼントされました!9月24日 20:59まで全文お読みいただけます
— 上西充子 (@mu0283) 2024年9月23日
【詳報】野田氏「裏金の大物議員」の選挙区に対立候補擁立:朝日新聞デジタル https://t.co/AkUTFXeFvV #立憲
野田氏が「弱い人」と語ったことについて、コメントしました。
私も立民代表選のNHKによる生中継を、NHKのネットのサイトで初回の投票結果が発表された少し後くらいから決選投票の結果が確定するまでの間の時間帯に視聴したが、野田佳彦の「弱い人」及び「国ガチャ」の2つの発言がどうしても引っかかってならなかった。はっきり言って、やっぱり野田佳彦はダメだと思った。
Xでは立民代表選の4候補の経済政策で一番「左寄り」なのは野田佳彦だと主張する論者もいるが、ことに上西充子氏が朝日新聞デジタル記事のコメントプラスで指摘した「弱い人」発言だけでもその意見は否定されてしかるべきだと思う。こう書くと野田支持者から「切り取り」と反論されそうだが、私は再分配は「普遍主義」一辺倒であるべきではなく「選別主義」も必要だ、たとえば大阪維新の会がやったのは必要な「選別主義」まで「普遍主義」に置き換えて選挙民の心をつかんだものの、それは「財政@ポピュリズム」であって、「財政」そのものの否定につながるという、少し前に『鍋パーティーのブログ』に公開した下記リンクの記事で紹介した吉弘憲介氏の議論(それは当該ブログ記事で紹介したちくま新書で展開されている)を思い出した。それで、野田の「弱い人」発言にはさすがは維新への接近が取り沙汰される野田の言葉だけあって、維新の「財政ポピュリズム」への親和性が感じられるな、と私は皮肉に思った。もちろん上西氏が書く通り、野田にはそんな意図はなかったのだろうが、そう受け取られても仕方ない不用意な言葉遣いだと私は思った。だから私のみならず多くの人たちが野田の「弱い人」発言に引っかかったのだ。語り手の本音はこうした「失言」に現れる。現に、上西氏がコメントプラスで指摘した通り、西村智奈美は2021年の立民代表選でそのような言葉は使わなかった。
立民代表選の4候補の中で、一番再分配に積極的だったのはやはりどう考えても枝野幸男だ。残念ながら負けてしまったが。
ところで上西氏のXから張られた朝日新聞デジタル有料記事へのリンクの期限はもう切れているので、弊ブログから改めて有料プレゼントを行う。下記リンクの有効期限は28日午前6時25分。
上記記事の末尾にある、上西充子氏の「コメントプラス」は必読だ。