昨日は忙しかったし仕事の山(といっても小山くらいだが)だったのでブログは更新しなかった。ここ数年は、歳をとって体力が衰えつつあるのに反比例して仕事の負担が年々増えている。たまったものではない。
だから、テレビのワイドショーで眞鍋かをりなる右傾芸人が蓮舫をdisったらしい件に関して、眞鍋といえば城内実だろうという、半ば暇ネタの記事を書こうと思っていたがなかなか書けなかった。
そのうち、やはり覚えている人がXにポストしていたことを知ったので、これを取り上げる。
眞鍋かをりと城内実の謎の2連ポスター事件(2009) https://t.co/nAbrgsE0NY pic.twitter.com/TXp1n5yaeR
— 奈良リベ丸 (@Liberal_Nara) 2024年6月2日
上記Xを知ったのは、私が立民支持層中間派(泉健太支持系)人士のサンプルとしてヲチしているnaoko氏の下記X経由だった。
最右翼、極右ですよ。
— naoko (@konahiyo) 2024年6月3日
naoko氏が「最右翼、極右ですよ」という対象は誰かと思ってスレをたどってみたら、それが城内実だったので腹を抱えて笑った次第。もっともこんな感慨を持つのは、2006〜09年に政権交代に向けて盛り上がっていったネットの政治関係一部界隈をよく知る人に限られるだろう。
当時、「『右』も『左』もない。オレは『下』や」をスローガンに掲げた「喜八」という反自公にしてオザシン(小沢一郎信者)系のブロガーがいた。今もXその他にポストしている。彼は一時本名を前面に出し、『喜八ログ』なる彼のブログを閉鎖するなどしていたが、最近再びXなどで「喜八」を名乗るようになった(https://x.com/kihachin)。
これは良いことだ。というのは、こちらとしては彼の本名で彼をdisる気にはどうしてもなれないからだ。つまり私のターゲットは彼本人ではなく「喜八」名義で彼がやらかした事ども(=私から見れば悪行の数々)にある。
その「喜八」がネットで大々的に応援の旗を振ったのが、2005年の郵政総選挙で小泉純一郎に排除されて自民党の公認が受けられずに落選した城内実だった。
城内は小泉に自民党を(一時)追われたとはいえ、その直前まで安倍晋三の腹心だった極右人士なので、私は城内を批判した。一方「喜八」は城内の師匠格だった平沼赳夫も熱烈に応援し始めたので、「喜八」と私の対立はますます激化した。そのうち私は彼らの界隈からパージされた。それが政権交代選挙の少し前の2009年6月頃だった。それらの経緯に加えて、翌2010年6月の民主党代表選で小沢一郎が「社民党にも理解される人を」推したいと言った舌の根も乾かないうちに過激な新自由主義者である樽床伸二を担いだことで、私は小沢一郎や彼の支持者や「信者」に対して決定的な不信を持つに至った。それと同時に、樽床伸二のような人間や、樽床の応援や支持ができる民主党支持系右派もはっきり嫌うようになった。後者のカテゴリに属する人たちが先の衆院東京15区補選で酒井菜摘をdisり倒していたことを、私は補選の投開票日の翌日にようやく知った。現在彼らが神経質になっているのは、都知事選に蓮舫が負けた場合、蓮舫が衆院選で東京26区から出てくることで、この選挙区からは少し前に立民を離党した右派の(それも極右に近い*1)松原仁が出馬する意向だ。というより、松原は立民都連に東京3区にとどまるように要請されたのに対し、新たに設けられたこの26区から出たいと言って立民を離党したのだった。だから彼らは「安全な場所からケンタ下ろしの政局を仕掛ける蓮舫は大嫌いだが、清水の舞台から飛び降りる蓮舫は熱烈応援する。でも都知事選に負けて東京26区から出てくる蓮舫は大嫌いだ」などと言っている。
「喜八」の話に戻ると、彼らの口癖ならぬ書き癖の一つに「城内実(or 平沼赳夫)さんを極右という人がいます」というのがあった。片山さつきへのリベンジの選挙戦を戦おうとしている城内さんにそんなことを言う奴は怪しからん、「隠れ自公」だろうとでも言いたかったのだろう。
しかし、現在では立民支持層中間派のnaoko氏がごく普通に「最右翼、極右ですよ」と書くに至っている。歴史の審判は既に下され、「喜八」の負けが確定しているのである。
眞鍋と城内に関するXの紹介に戻る。
「西区の某所に土地があるので、そこにポスターをはってくださるとのことで、ちらし約30枚とともに、櫻井よし子先生、福岡政行先生、真鍋かをりさん三種類のポスターをお渡しする。」
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
城内実2009/7/27 https://t.co/c5kBZBHt8s
「スポーツ紙(?7/29ニッカンスポーツ)が「日本一の激戦区、城内氏援軍に真鍋かをり」(※/ママ)と報道。「城内氏の後援会関係者が真鍋かをりの関係者と友人だった縁で対談し、意気投合した」「真鍋からは/応援メッセージも届いた」/と伝え/た。」
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
2009/7/29ナリナリドットコムhttps://t.co/lmyTLxY5mB
「今朝のスポーツ新聞に掲載されていましたポスターについてです
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
候補者の方と私が一緒に写っている写真が使われていますが、その方とは全く関係ございません。
1年ほど前に一度だけ対談でお会いしてそのときに写真を撮りましたが、→
眞鍋かをり2009/7/29 https://t.co/xZ5uH6vNsK
「補足
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
きちんと確認をしてからコメントすべきというご意見をコメント欄にて
いただきました。/
もちろん更新前に事務所にどこまで把握しているのかを聞いて
その上で自分がそういった声明を出して良いか確認をしています。」
同上 眞鍋かをり2009/7/29 https://t.co/xZ5uH6vNsK
「眞鍋かをり氏所属事務所より、ご本人の写真をお借りして、掲載許可をいただいた上でポスターを作成いたしました。
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
したがって、無断使用した事実はありません」
城内実2009/7/30 https://t.co/u0hbWmdclS (旧URL https://t.co/WP6TWyUyaa)
「ポスターに起因して、眞鍋かをりさんがテレビ番組の出演を見合わせるなど芸能活動に支障をきたしていることに大変心を痛めております。
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
その結果を重く受け止め、現在掲示中のポスターを早急に撤去する事といたしました。」
城内実2009/7/31 https://t.co/eBesAH4G94 (旧https://t.co/o2412tAxOp)
ここまでの経緯はよく覚えている。当時の私は徹底的な反城内実だったので、一方的に城内を叩く論陣を張ったが、最初にリンクした「奈良リベ丸」さんのXに貼られたポスターの画像に「弁士」と銘打たれていた眞鍋にも若干の疑念を持ったのも確かだ。このことを書くのは今回が初めてかもしれないが。
以後は後日譚。ここから先は全然知らないか、全然覚えていなかったかのいずれかだ。
「眞鍋は同社と業務提携する前所属事務所「アバンギャルド」の法人税法違反の関係先として、2008年8月に自宅を家宅捜索及び事情聴取を受けるなどし昨(2009)年9月1日に専属契約解除を通知、12月に契約解除確認などを求め両事務所を東京地裁に提訴」
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
2010/5/18 ORICON https://t.co/mmywVr9DTO
「タレントの眞鍋かをり(30)が、/テレビ大阪の新番組「たかじんNOマネー」(関西ローカル)の収録会見で、所属事務所と契約解除などをめぐって係争中のトラブルに触れ、「どんな嫌がらせにも屈しない」と胸中を吐露した。」
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
2010/11/22 ZAKZAK https://t.co/HDwOWdVsPm https://t.co/d1z0zGK0LA
「「たかじんNOマネー!! お前らしめっぽくなってどうすんねんSP」が11日、生放送で/放送された。
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
冒頭、司会の眞鍋かをりが/あいさつ。/「芸能のお仕事を一時休止して、一番しんどいとき/にオレの番組に来いと呼んでくれて」と“恩人”をしのんだ。」
2014/1/11デイリーhttps://t.co/8tGIY1fQSa
「「たかじんNOマネー」(/)が11日生放送/、/眞鍋かをり(33)が“遺言”を/夫人からもらったと明かし「(たかじんさん不在の間)しんどかったと思うが今後の人生で役に立つから活躍してくれと。その言葉は一生…」と声を詰まらせた。」
— 出目金 (@TR_727) 2024年6月3日
2014/1/12 ZAKZAK https://t.co/S3T6RYpNKq
つまり2014年初め頃には眞鍋は極右の世界にどっぷりはまり込んでいたわけだ。
眞鍋がブログを始めて「ブログの女王」などともてはやされたのは2004〜05年だったが、その時期に小泉郵政総選挙があり、そのあとに大きな反作用として政権交代があった。眞鍋は自ら「保守的」な人間であると認めているようだが*2、そんな眞鍋にとっては「右」でありながら自公に挑む城内を推すことは「保守的」であることと「時流に乗ること」を両立できそうな気がしたのかもしれない。少なくとも話を持ちかけられた時点で眞鍋本人が乗り気でなければポスターに「弁士」と印刷されたりはしなかったのではないだろうか。
その城内実って、安倍の秘蔵っ子と言われた相当右の議員だったのを思い出しましたわ。郵政民営化法案のとき、安倍が議場で最後まで賛成に投じてくれと説得してたけど、反対に投じて、自民党を追い出されて、選挙で対抗馬を立てられて落選(後の選挙で当選したけど)。
— Katsura Syojaku (@FeParadise) 2024年6月3日
上記Xに返答したnaoko氏が城内を「最右翼、極右」と適切に論評したのだった。
眞鍋かをりは長いものには巻かれたいけど,巻かれ過ぎて仕事が減るのは嫌らしい,と分かった一件ね。
— Yoshihiko Tagi (@yoshi_taggy) 2024年6月3日
上記の論評も実に適切だ。
自民党で数少ない善意と考えられていた城内実さんと真鍋かをりさんが謎の2連ポスターとは…
— もいける🐾至誠通天(しせいつうてん) (@Moikeru) 2024年6月4日
政治とは、奇々怪界な伏魔殿ですね…😱
これには目が点になった。「自民党で数少ない善意と考えられていた城内実さん」なんてことがあってはならない。城内の極右の正体は広く知られなければならない。
真鍋さん、結構、保守的なんですね。びっくり‼️
— オレンジ (@I0BQvE06zo85iU6) 2024年6月3日
私は眞鍋の名前もすっかり忘れていたが、これを機に眞鍋の正体も知られるべきだろう。
なるほどガチ勢でしたか。
— タンヤオ南郷🌸 (@BybhAyRVHuY3EyF) 2024年6月3日
庶民派の代弁者っぽく語ってたけど中途半端な専門家やコメンテーターより手強い。闇の深さを感じます。
自民党の中でも筋金入りの極右で杉田水脈さんとも近しい日本会議系の城内実さんじゃありませんか。こりゃダメだ。
— カズ de ESPERANZA (@kaz_wa_usagi) 2024年6月3日