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「シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり」スタート

 1月17日(金)から「シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり」がスタートしました。

 映画ドラえもんシリーズ全43作品の中から投票で選ばれた6作品がリバイバル上映される企画です。
 https://doraeiga.com/2025/45thmatsuri/

 

 3週にわたるこのまつりの上映スケジュールは次のとおりです。

●1月17日(金)〜1月23日(木)
 『のび太と雲の王国』
 『のび太のひみつ道具博物館

●1月24日(金)〜1月30日(木)
 『のび太と銀河超特急』
 『のび太と空の理想郷』

●1月31日(金)〜2月6日(木)
 『のび太のワンニャン時空伝』
 『新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ天使たち〜』

 

 まずは一週目の上映作『のび太と雲の王国』と『のび太のひみつ道具博物館』を18日(土)に名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで観てきました。

 

・入場時にもらえる特典「映画ドラえもんまつり」スペシャルステッカー

 

 先に『のび太のひみつ道具博物館』を鑑賞。それから『のび太と雲の王国』という順序になりました。
 わさドラ映画屈指のポップな傑作『ひみつ道具博物館』を大スクリーンで観た10数分後から今度はハードな見応えの『雲の王国』を観るという、その2作品のムードの落差もあって貴重な劇場体験ができました。


 2013年の公開時以来ひさしぶりに劇場で『ひみつ道具博物館』を観て、その完成度の高さにあらためて感服しました。前に観たときよりもクオリティの高さを実感できた気がします。
 ジュブナイル推理モノのストーリーとテーマパークをめぐる楽しさを基盤に、脚本・演出から細かいネタまでじつに入念に練り込まれ作り込まれていると感じました。1980年公開のシリーズ第1作『のび太の恐竜』から劇場で観ている私からすると『ひみつ道具博物館』は藤子・F・不二雄先生の大長編ドラえもんのテイストやスタイルからだいぶ遠ざかった感があるのですが、それでも正直なところ、映画ドラえもんシリーズの一つの特異点であり金字塔とでも言いたくなる完成度と娯楽性と人気を有していると思うのです。

 

ひみつ道具博物館』は、ゲストキャラもレギュラーキャラも作中における役割が明確でみんな生き生きと描かれていて、“犯人”“悪役”の立場のキャラはいるものの、コメディ調の描写もあって嫌な感じはなく、そういうところを鑑みても「多くの人から愛される作品だな」と感じます。

 

 ストーリーの前半で、取り柄のないダメダメなのび太やヘッポコな道具しか作れないクルトが印象的に描写されたがゆえに、ラストに来て彼らの美点が顕現するさまに胸が熱くなるばかりでした。

 

 私の周辺に座っていた子どもたちが最も笑い声を上げたのは、ドラえもんの首に神社の鈴が付いてのび太が拝むシーンでした。こういうことを体感できるのも、劇場だからこそですね。

 

のび太と雲の王国』は(ビデオなどで観返すことはありましたが)1992年の公開時以来のきわめて久しぶりの劇場鑑賞となりました。

 映画オリジナル作品である『ひみつ道具博物館』を観た直後ということもあって、『雲の王国』はまさに藤子F先生がじかに原作を描いた作品だよなという感覚を作品の随所から(とくにストーリーの前半から)感じてジーンとしました。
 後述する“のび太が羽衣伝説や西遊記といった民話を集めてくる”ところもそうだし、雲という現象に関する理科的説明、雲の上での箱庭的世界づくり、天上世界でものがたられる創世神話、多種多様な絶滅動物などなど藤子F先生らしさ満載なのです!

 

 原作の連載時に藤子F先生がご病気のためラスト2回を執筆できなくなり、替わりに藤子プロによる「完全ビジュアル版イラストストーリー」が掲載されたことを思い出したりもしました。
 そういう意味でも泣けましたが、なかでも特に涙腺をやられたのはキー坊やドンジャラ村のみんなやモアやドードーが出てきて、彼ら・彼女らがドラえもんのび太に助けられた経験を根拠に罪深き地上人を弁護してくれたくだりです。涙をぬぐうのがたいへんでした。

 

 先ほど私は『雲の王国』について“ハードな”と記しました。故障しておかしくなるドラえもん、特攻して意識不明の重態になるドラえもん、そもそも悪いのはわれわれ地上人の環境破壊だと突きつけられる強いテーマ性などあって、どうしてもハードな印象が残るのです。
 正義は天上人にあり悪いのは地上人だけど、かといって地上人が負けるわけにはいかず、書きにくかった原作だった、と藤子F先生がおっしゃっていた意味での困難さもあります。

 この映画のラストでドラえもんたちが観客にも呼びかけるような仕方で「自然を守る」と約束したわけですが、あれから30年以上が過ぎた現在の地球の状態を見回してみて、はたしてその約束がどれだけ守られているのか……と思うとだいぶ心細くなります。

 

『雲の王国』で天上人が企てた“ノア計画”。そのネーミングの元はもちろん旧約聖書「創世記」のノアの方舟物語ですが、藤子F先生が心酔した手塚治虫先生の初期SF『来るべき世界』の構想段階の仮題が“ノア”だったことを思うと、“ノア計画”というネーミングにはそこへのオマージュも込められていたのかもしれません。

 手塚先生は『来るべき世界』(仮題:ノア)の構想の一部を当時高校生だった藤子先生への手紙でこんなふうに伝えていたようです。
「“ノア”はオリジナルなものですが、この程話題に上っている水爆や、原子力管理問題、Cold warなどをちょっとひねくらせた それに私流のオポチュニズムを加えた奇奇怪怪の作品です」

 

『雲の王国』の序盤でのび太は雲上の世界(天国)の存在を証明すべく図書館で調べものをします。その結果は雲上の世界を客観的に証明できるものじゃありませんでしたが、それにしても、羽衣伝説、ジャックと豆の木西遊記といった雲上の世界を書いたおはなしばかり探して集めてくる調べ物センスはじつに見上げたものだと思うのです。

 

『雲の王国』を観ているとき周辺の観客の反応で特に印象的だったのは、ドラえもんグリプトドンの名前を調べあてる寸前に「グリプトドン!」と声に出す人がいたことです😄

 

 今回『のび太のひみつ道具博物館』を一緒に観た人から「この映画に花びら餅が出てくる」という話題が出て、その勢いで百貨店に足を運んでみんなで花びら餅を買いました😄

 花びら餅はポポンの原材料に使われてるんですよね。




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