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ひとくち感想『ウルトラヒーローズ THE LIVE ~オメガ・アーク・ブレーザー 新世代ヒーロー集結~ in 博品館劇場』- クロスオーバーの王道を押さえた新シリーズ第1弾

ギャラクシーファイト』シリーズの停滞をはじめ、『アーク』ブレーザー編や『ウルトラヒーローズEXPO サマーフェスティバル』の内容など、どういう訳か積極的なクロスオーバーを控える傾向にあった近年のウルトラシリーズ。そのことが正直残念でならなかった身としては、この舞台の報せはまさに青天の霹靂だった。

 

 

『ウルトラヒーローズ THE LIVE ~オメガ・アーク・ブレーザー 新世代ヒーロー集結~ in 博品館劇場』。これまで博品館劇場で展開していた『ウルトラ6兄弟 THE LIVE』『TDG THE LIVE』の区切りを受けて発進したと思われる新シリーズで、その主役はなんと近作の主役たち=オメガ、アーク、ブレーザー! 

かの傑作『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』を思わせる布陣に、脚本はクロスオーバーに定評のある足木淳一郎氏。して本作は、そんな「絶対ハズさないだろう」という期待に真っ直ぐ応えてくれる良作に仕上がっていた。

 

引用:https://x.com/ultraman_series/status/1986751057905774823?t=f6MMizd0x2S7AVifcAUVnw&s=19

 

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オメガが地球を守って戦っていたある日、空に突如「2つの地球」つまりブレーザーとアークが守っている地球が現れる。それらは今でこそ虚像だが、やがて実体化した時、3つの地球は衝突・崩壊してしまうのだという。 

この事態を食い止めるため、まずはブレーザーの世界からアースガロンが登場。ゲント隊長も新撮映像で登場し「OPの変身カットをバンク代わりにしてブレーザーに変身する」という新鮮な画を見せてくれた。アークのブレーザー編はもちろん『アーク THE LIVE』でもゲントは登場しなかったため、ようやく一連のモヤモヤが消え去った、という方は自分だけではないだろう。

 

kogalent.hatenablog.com

(それはそれとして『アークTHE LIVE』は傑作だったので、未見の方は是非……!)

 

そんなブレーザー組に続いて、アークの世界からはウルトラマンアークとユピーが登場。ゲント同様、ユウマこと戸塚氏も新撮映像と「アークの声」で参戦。ブレーザーに変身してからはゲントが一切喋らず、オメガが通訳する形を取っていた (面白すぎる) ため、アークがゼロ・ゼットに対するジードのようなまとめ役に回っていたのが美味しいポイント。この辺りの掛け合いの自然さは足木淳一郎氏の手腕が大いに現れていたし、ここでもう「観たいものが観れてしまった」感覚だった。 

しかし、本作の本番はここから。一旦休憩を挟んで突入した後半では、黒幕のいる拠点にオメガ、アーク、ブレーザーの3人が出発。イーゴイスが『ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル』で登場したネネ隊員開発のアンドロイドを非常用ボディとして運用するという嬉しいファンサービスもありつつ、物語はいよいよクライマックスへ。

 

  • 南 翔太

 

3つの地球を衝突させようとした本作の黒幕は、なんと『ウルトラセブン』『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』に登場したサロメ星人。彼らの拠点に突入した3人を待ち受けていたのは、サロメ星人が作り出した人造ニセウルトラマン――ダークブレーザー、ギルアーク、そして「黒いオメガ」ことオメガヴォイド! 

3体のサロメウルトラマンに圧倒されるオメガ、アーク、ブレーザーだったが、彼らはウルトラチャージを受けて復活。救援に駆け付けたウルトラマン、ゼロ、ゼットと共に、最後の決戦に臨む――! 

まさかのサプライズ参戦となったオメガヴォイドのクールなデザイン、「フィナーレでなく本編の方に参戦」する初代ウルトラマン・ゼロ・ゼット、計算外の事態に憤慨するオメガヴォイドに対する「その計算には、心の強さが入ってないだろ?」という『オメガ』を強く感じさせる台詞など、このクライマックスパートには語るべき点が多いのだけれど、中でも特筆すべきはアーク=ユウマが放ったこちらの台詞。

 

「その姿には特別な意味があるんだ。悪行なんてさせない……!」

 

元々模造品として生み出されたダークブレーザー、オメガヴォイドと異なり、ギルアークは「石堂シュウが変身したウルトラマン」であり、ユウマが生み出してしまった影であり、シュウの抱えた傷の形であり、2人の絆を象徴する存在でもある。それを単なる「アークの紛い物」として扱うサロメ星人に対するユウマの怒りがこの台詞にはよく現れていたし、こういった細かな気配りこそが足木脚本の魅力。ギルアークを「人気だがセンシティブな扱いが必要なキャラ」として丁重に扱ってくれる公式様に感謝……!

 

  • 戸塚有輝

 

戦いが終わり、最後を締めるのはお馴染みのフィナーレ。今回のフィナーレはキャラクターが日によって変わるようで、初日はウルトラ6兄弟が、2日目はティガ・ダイナ・ガイア・アグルが登場していた。今回配信された3日目は一体誰が出るのだろう……と思っていると、まず登場したのはウルトラ6兄弟!

 

ウルトラ六兄弟

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スクリーンを活かしてウルトラオーバーラッピングを演出、スーパーウルトラマンタロウを登場させるというまさかの演出には自宅なのをいいことに思わず声を上げてしまったけれど、更にデカい声を上げてしまったのはその後。

 

 

ウルトラ6兄弟とゼロ、ゼット、ブレーザー、アーク、オメガが並んでフォトセッションに入ろうとしたその瞬間。突如『Beat on Dream on』が流れ出し、舞台袖からなんとティガ・ダイナ・ガイア・アグルが揃って登場! 

流石千秋楽。画面越しに広がるとんでもない光景に「生で観たかったなぁ」という気持ちはもちろんありつつも、それはそれとして嬉しかったのは、その光景がウルトラマンはクロスオーバーを捨てたりしません」という作り手側からの意思表示のように思えたこと。 

ウルトラマンのクロスオーバー文化はニュージェネレーションシリーズに顕著なようで、元を辿れば昭和シリーズから代々受け継がれてきたウルトラシリーズの伝統でもある。 

海外展開の都合など様々な事情があるとは思うのだけれど、その素晴らしい伝統を絶やさないためにも、『Z』~『デッカー』期の盛り上がりに回帰するためにも、ウルトラのクロスオーバー文化が再興することを――そして、ここから始まる新シリーズ『ウルトラヒーローズ THE LIVE』がその嚆矢になることを、一ファンとして心から願ってやまない。




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