常陽史料館の企画展の前に茨城町の山ノ上古墳で墳活。













町指定史跡 上ノ山古墳
西暦300〜600年代にかけて、高く土を築いた古代の墓を古墳という。この時代を古墳時代と呼んでいる。
県内には5500基の古墳が存在する。町内からは、涸沼川流域を中心に130基の古墳が確認されているが、実際には倍以上の古墳が造られたと思われる。
古墳の代表的な形としては、円墳、方墳、前方後方墳、前方後円墳、などがある。当町内の古墳の大半は円墳と思われる。野曽地内の宝塚古墳は前方後方墳、当地の上ノ山古墳は、前方後円墳である。いずれも町内では唯一のものであり、町の史跡に指定されている。
上ノ山古墳は、平成2年5月から6月にかけての調査の結果、全長28.5m、後円部直径20.5mの規模であることが判明。古墳からは、小幡北山埴輪製作遺跡で作られた人物や円筒の埴輪が出土している。
県内の前方後円墳には、石岡市の舟塚山古墳(全長186m)のように、100mを越えるものも見られる。上ノ山古墳は、小規模の古墳といえよう。小幡での埴輪の製作などと考えあわせると、上ノ山古墳は今から約1400年ほど前、前田および周辺を治めた首長の墓と考えられる。