3月1日に開催された梵天山古墳・星神社古墳の発掘調査成果を公開する現地説明会に参加した。梵天山古墳は、久慈川支流の山田川右岸に接する独立丘陵上標高20〜25mに位置する全長151mの前方後円墳。茨城県では石岡市の舟塚山古墳(全長186m)に次いで県内第2位の大きさ。古墳時代前期の築造とされ、この時代の古墳では東日本最大級。令和3年に第1次発掘調査を実施、それを踏まえ、今年度に2度目の調査を実施。


前方部から後円部

Pトレンチ

Oトレンチ

Hトレンチ


Dトレンチ


Nトレンチ

後円部の推定される葺石の範囲

Cトレンチ



くびれ部の墳丘上から後円部
後円部の墳丘上から前方部
後円部墳頂






梵天山古墳群
梵天山古墳群は、島町の丘陵一帯に分布する前方後円墳、円墳および台地西南端の崖面に点在する横穴墓群からなりたっている。
主墳の梵天山古墳は、全長151mの県内第二位の規模を持つ前方後円墳で、西方を向く前方部は、長さ67m、高さ8m、東側の後円部は直径84m、高さ13mで、後円部が5m高い。古くから久慈川流域を支配した首長の墳墓とされ、時期は、古墳時代前期前半(四世紀前半頃)の築造と推定されており、この時期の前方後円墳としては、東日本最大級の古墳である。当地を支配した支配者層と、前方後円墳を採用して各地に支配を広げるヤマト王権との関係性についても注目される。
周辺には他に13基の古墳が存在し、一部はすでに調査がなされ、直刀等が出土している。台地西南端に存在する島横穴墓群では、戦後の調査で66基確認されていたが、落石や地崩れなどにより、確認できる横穴墓は15基程度である。
梵天山宝金剛院

- 梵天山古墳群 – 茨城県教育委員会
- 【発掘調査現地説明会】梵天山古墳・星神社古墳 | 常陸太田市公式ホームページ
- 【集中曝涼】中野冨士山古墳・星神社古墳・梵天山古墳群 | 常陸太田市公式ホームページ
- 茨城県常陸太田市島町 梵天山古墳(再訪) | 古墳探訪記
- 梵天山古墳【茨城県常陸太田市】 - ぺんの古墳探訪記
【文化課からのお知らせ】
— 茨城県 常陸太田市 (@hitachiotacity) 2025年1月30日
梵天山古墳・星神社古墳の発掘調査成果を公開する #現地説明会 を開催します!
【日時】3/1・3/2#梵天山古墳 ①9:00~ ②10:30~#星神社古墳 ③13:30~ ➃15:00~
*参加には事前申込みが必要です。詳細は市HPをご覧ください✨ #古墳 #発掘https://t.co/bc27NaIYso pic.twitter.com/8Y0p7UyM9r
梵天山古墳 現地説明会【茨城県常陸太田市】
— ぺん@古墳巡り (@pen_kofun) 2025年3月1日
全長151m、茨城県内2位の規模を誇る前方後円墳。発掘調査により前方部の墳裾部に敷かれた凝灰質砂岩が見つかり、後円部からは葺石も検出。さらに墳丘の下からは古墳築造以前の溝(祭祀遺跡?)も見つかるなど、見どころたっぷりな現地説明会でした。 pic.twitter.com/kir5qwa5kF
今日は梵天山古墳と星神社古墳の現説に参加しました。
— かおかお (@sukidesukodai) 2025年3月2日
梵天山には葺石があり、星神社は初めて見るような埴輪片?が出土していました。
阿弥陀塚古墳、高山塚古墳、島の百穴も歩き、花粉まみれになったけれど良き一日でした☀️ pic.twitter.com/YTZxaLuaYv
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