旭・小島古墳群の古墳巡りの続き。
浅間山古墳(せんげんやまこふん) 町指定文化財 昭和37年2月2日指定
浅間山古墳は、上里町東部から本庄市西部の本庄台地の先端部に広がる旭・小島古墳群を構成する1基です。墳形は、直径約38m、高さ約6mの円墳と考えられます。主体部は、角閃石安山岩を使用した胴張両袖型横穴式石室です。石室の規模は、全長約9.48m、埋葬部にあたる玄室は長さ6.48m、奥壁幅2.2m、最大幅2.4m、天井部高2.5mです。入口にあたる羨道は長さ約3m、幅1.2m、高さ1.8mです。
出土遺物は、昭和2年に玄室の一部が露出した時に出土した直刀2、鉄鉾1、金環(耳環)5、玉類、鉄鏃多数(現在東京国立博物館収蔵)。昭和63年から3回行われた範囲確認調査で、直刀4、鉄鉾1、鉄鏃多数、須恵器平瓶1、銅鋺1が出土しています(上里町立郷 土資料館保管)。特に銅鋺は、仏教文化との関係から注目される出土品です。築造時期は、出土遺物などから古墳時代終末期の7世紀後半に築造され8世紀初頭まで墓として使用されていたと考えらます。





文献
- 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」
- 上里町教育委員会 2022 『上里町埋蔵文化財発掘調査報告書28:浅間山古墳発掘調査報告書』上里町教育委員会
浅間山古墳
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2024年12月21日
横穴式石室は玄室の天上横から中が見えるようになってる。
ライトで照らすと羨道の側が良く見えました。 pic.twitter.com/W40L0REeg5


