10月27日に開催された上侍塚古墳・上侍塚北古墳 合同現地説明会に参加した。上侍塚古墳の現地説明会は今年6月に続いて今年度2回目。今回は大田原市が発掘調査している上侍塚北古墳と初の合同開催。公益財団法人とちぎ未来づくり財団文化財センターが、「いにしえのとちぎ発見どき土器わく湧くプロジェクト」事業として、栃木県の委託を受け、侍塚古墳(上侍塚古墳・下侍塚古墳)の発掘調査を令和3年(2021年)度から実施している。今年度は5月から調査が始まり6月29日に第1回の現地説明会が開催された。今回は6〜10月の上侍塚古墳の発掘調査の成果が公開された。今年度調査の目的は、前方部の墳丘の葺石と段と裾部の状況の確認と、後方部の江戸時代の徳川光圀による調査の様子の確認。前方部南(E0トレンチ)で裾部が確認できたことにより墳丘中央部の全長は112.6〜112.7mとなった。後方部墳長(W1トレンチ、E3トレンチ)では、江戸時代に修復された盛土が確認された。また、東端斜面では江戸時代の修復時の貼石(石積)も確認された。




後方部墳頂





S60西斜トレンチ

E0前方南斜トレンチ
S60東斜トレンチ


【上侍塚古墳・上侍塚北古墳 合同現地説明会開催✨】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年10月11日
10/27(日)今年度2回目の上侍塚古墳の現地説明会を行ないます。今回は大田原市で発掘調査している上侍塚北古墳と合同です✨✨是非ともお越しください🥰
詳細はチラシをご覧下さい💁なお、前回と駐車場の場所が変わりました。あわせてご確認を👀 pic.twitter.com/TRUz4y0LBA
【上侍塚古墳近況報告】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年10月15日
一時中断していた上侍塚古墳の調査を、本日から再開しました✨後方部墳頂の江戸期の調査坑を精査します。中心部で東西通しの断面を確認し、江戸期の掘削と埋め戻しの様子を探ります🔍その様子は、10/27(日)予定の現地説明会で説明いたします。 pic.twitter.com/KZ7ydh3QKF
昨日、後方部墳頂中央部のトレンチの掘り下げが終了しました。これで、東西通しての土層断面を確認することができました。江戸期の調査抗と埋め戻しの様子も分かってきています。詳しくは10月27日の現地説明会でご覧ください!#上侍塚古墳 #古墳 #栃木県 #大田原市 pic.twitter.com/WHSdevwBEN
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年10月25日
国指定史跡の前方後方墳「上侍塚古墳」の発掘調査現地説明会に来ています。
— satoshikame (@satoshikame1) 2024年10月27日
墳頂部を掘り下げると土層断面が確認され、盛土はロームを使用し修復されていて、丁寧に埋め戻され固めているのがわかります。
水戸光圀は発掘した後は被葬者の尊厳を尊重し、深い敬意を表しながら修復していたようです。 pic.twitter.com/7t0PuVDEce
水戸光圀が助さんに命じて古墳を発掘させたという創作みたいな実話がある「上侍塚古墳」へ行ってきました。
— かずと@ぽんこつ (@kazuto501) 2024年10月27日
光圀が行った発掘は「日本で最初の学術的発掘調査」と言われていて今回は実に333年ぶりの再調査だったそうで
江戸時代の調査跡の確認と古墳の実態に迫る再調査だったようです。 pic.twitter.com/ePXgfBwbOZ
上侍塚・上侍塚北古墳 現説
— Yoshi (@yoshi111_u) 2024年10月27日
近接する前方後方墳
上侍塚は前方部の裾部、墳頂部の江戸時代の発掘後に石や土で修復痕跡確認
上侍塚北は墳丘範囲確認 葺石なし 赤に塗られた有段口辺壺、S字状口縁破片出土 上侍塚よりやや古いか pic.twitter.com/UGvs7EhGB8
【御礼】10月27日の上侍塚古墳現地説明会には県内外、多くの皆様にお越しいただき、本当にありがとうございました。上侍塚北古墳との同時開催ということもあり、盛況のうちに終了しました☺️11月から調査する下侍塚古墳も現地説明会を実施する予定です💪引き続きご支援よろしくお願いします。#栃木 pic.twitter.com/48Gsz5kcEs
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年10月31日
【侍塚古墳発掘調査近況】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年11月7日
上侍塚古墳の埋め戻しがほぼ終了しました😆引き続き、下侍塚古墳の調査に入ります!11月23日の発掘体験は下侍塚古墳で行います💡なお、当日は大田原マラソンが行われるため、お出での際は旧道をご利用ください⚠️ pic.twitter.com/6sTS149usm
【上侍塚古墳発掘調査報告】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年12月24日
後方部墳頂の埋め戻しが終わり、4年間続けてきた上侍塚古墳の調査が終了しました!4年間の様々な出来事や数々の成果が、走馬灯の様に思い出され、感無量です😭今後はしっかり整理を行い、成果を報告いたします✨ pic.twitter.com/fIvVaGGXyD
【上侍塚古墳の調査成果R6(2024)】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月7日
今回は昨年度(令和6年度)の調査成果です。
前方部の南西端の裾付近からも赤く塗られていない壺形土器が3個体以上出土しました。前回紹介した西くびれ部の土器と同じように元々ここに置かれていたようです。古墳築造時の儀礼に関わるものと考えられます。 pic.twitter.com/rXD56YIIHM
【上侍塚古墳の調査成果R6(2024)】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月8日
前方部東斜面の様子です。前方部の墳丘全体が、上下2段に造られていて上の段だけに葺石があることが分かりました😃また裾は急傾斜になっています📉
ちなみに後方部は上中下の3段に築造されています。 pic.twitter.com/WCMzqLT3L0
【上侍塚古墳のR6(2024)発掘成果】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月9日
前方部東側の裾部を調査した結果、昨年度調査した東側くびれ部付近から台形状にほぼ直線に続いていることが分かりました😃 pic.twitter.com/tyx1tdPefr
【上侍塚古墳の調査成果R6(2024)】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月9日
古墳の中心線上で前方の南裾を調査しました。判明した裾部をもとに計測すると長さは112.6mです😃R5年度調査した南西の裾部では114mでした。前方部は南西隅で少し長くなっています。なお、南東隅は後の時代に壊されていて分かりませんでした😢 pic.twitter.com/98ZmhkUAnF
【上侍塚古墳の調査成果R6(2024)】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月14日
前年度に引き続き元禄5(1692)年の調査跡を確認するため、後方部頂上南側を広く調査しました😃その結果、古墳の盛り土を江戸時代の調査で掘り込んでいる箇所を確認しました。これで前年度の成果と合わせて、江戸時代の調査範囲を把握できました(右図)‼️ pic.twitter.com/1pwupoWtQE
【上侍塚古墳の調査成果R6(2024)】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2025年5月14日
江戸時代の調査後には墳丘を整備しています。墳頂部はロームを多く用いてドーム状に成形していることが分かりました😃また一部では、整備した盛土が崩れないようにロームや貼石で土留めをしていました🌟 pic.twitter.com/uUTmrNoL5y
【侍塚古墳発掘体験開催⛑】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年10月18日
11月23日(土)に下侍塚古墳で発掘体験を行います✨今回午前・午後の2部制です。国史跡の古墳を調査に参加出来る貴重な機会です。事前申込制ですので埋文センターホームページの申込書(PDF又Word)をダウンロードしてお申し込みください📜
HP https://t.co/1Tdekq9vHE pic.twitter.com/neY5wiqQbr
【下侍塚古墳発掘調査近況報告】
— 栃木県埋蔵文化財センター (@MaibunT) 2024年11月15日
下侍塚古墳の後方部北側トレンチで、転落した葺石が見つかりました💡また、北側の周溝の外側の立ち上がりもしっかり確認できました。発掘体験で掘っていただきます😆更に、西側でも掘り進めています。 pic.twitter.com/59RZoGpLv9