文京区ふるさと歴史館で常設展示を鑑賞した後で、真砂遺跡(まさごいせき)の調査地点を訪れた。


真砂遺跡(まさごいせき) 本郷4-8-3
「文京区男女平等センター」の建っているこの地に、江戸時代の宝永元年(1704)から安政5年(1858) までのおよそ150年間、唐津(佐賀県)藩主・小笠原氏の中屋敷、そして幕末まで上田(長野県)藩主・松平氏の中屋敷があった。
現在の建物を建築するにあたり、昭和59年に発掘し調査した結果、数々の遺構と遺物を検出し、当時の武家屋敷とそこで働く人々の生活を知る貴重な資料を得ることができた。この遺跡をもとの町名にちなんで「真砂遺跡」と命名した。
出土品で最も多かったのは、生活用具としての陶磁器であったが、文京区内では非常に珍しい1万8千年位前に使われたと思われる黒曜石の矢じり、18世紀にオランダでつくられた土製のクレイパイプなどが発見された。遺構としては、火災の時の荷物の避難場所、あるいは酒やみその発酵場所と考えられる40に及ぶ地下室、千川上水を引き込んだ上水道跡等が発掘され、多大な成果を収めた。
東京都文京区教育委員会 平成元年3月
文京ふるさと歴史館

旧真砂町(まさごちょう) (昭和40年までの町名)
寛永(1624〜44)以来、真光寺門前と称して桜木神社前の一部だけが町屋であった。
明治2年、古庵屋敷を併せて真砂町の新町名をつけた。浜の真砂のかぎりないようにと町の繁栄を願って命名した。
「婦系図」など数多い小説の舞台ともなり、文人も多数この地に住んだ。
文京区
菊坂界隈文人マップ
文の京 一葉文学のまち
歴史と文化の散歩道



