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硬玉製大珠(こうぎょくせいたいしゅ)

東京国立博物館の平成館の総合文化展の展示「日本の考古」で「縄文時代の装身具と祈りの道具」の「10. 硬玉製大珠(こうぎょくせいたいしゅ)」が気になったのでちょっと調べた。展示されていた硬玉製大珠は5点で、展示説明では「東京都北区 西ヶ原貝塚ほか出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年」、東京国立博物館のWebサイトで調べると「西ヶ原貝塚ほか出土」の「ほか」の4点の情報もあった。ここで気になったのは「時代・年代世紀」が「出土地不詳」の2点を含めて5点全て「縄文時代(中期)・前3000~前2000年」となっていたこと。それから、展示されていた5点の硬玉製大珠と、Webサイトの5点の硬玉製大珠で、どう対応するのか。そこで、国立文化財機構所蔵品統合検索システム(ColBase)で「硬玉製大珠」と検索したところ、「個人蔵」を除く4点は情報と写真が見つかった。結果、左から、東京都北区 西ヶ原貝塚出土(J-37001)、出土地不詳(J-2725J-9206)、東京都八王子市高倉町出土(J-36935)、東京都東久留米市下里出土(個人蔵)と判明した。


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「硬玉製大珠」でググって見つけた「とやまの文化遺産」の「硬玉製大珠(富山県氷見市朝日貝塚出土)」のページで「硬玉製大珠は、縄文時代の中期によくつくられ、北陸を中心に中部地方や関東地方に分布しており、富山県にはとりわけ多く見つかっている。原料の石が富山県の近くにあったからと考えられている。」との説明で、硬玉製大珠であれば「出土地不詳」でも「縄文時代(中期)・前3000~前2000年」で良いのかな?
さらにググって、全国遺跡報告総覧福島県文化財センター白河館(まほろん)の文化財講演会「2021年6月6日縄文時代講座 2」講演会資料2『福島県出土の硬玉製大珠』を見つけた。はじめに硬玉・軟玉、鉱物としてのヒスイ、産出地、ヒスイ再発見略史、「硬玉製大珠」の「定義」「生産遺跡」「主な分布域」「主な出土状況」「最古の大珠」を説明、そのあとで、福島県内出土の硬玉製大珠・小珠の32遺跡38点のうち実見又は文献等で概ね形状・大きさがわかった24遺跡28点を説明して、硬玉製大珠が意味することをまとめられている。「硬玉製大珠」の「定義」で、鰹節型、緒締型、根付型に分類されること、約5cm以上を大珠と呼ぶことを知る。上記写真の左から2点目「出土地不詳(J-2725)」が「長5.8」cm。

さらにググって、「硬玉製玉斧(ぎょくふ)」を知る。「重要文化財 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 栃木県大田原市湯津上出土 石製(ヒスイ) 長7.4幅4.3厚0.8重量56.4 東京国立博物館所蔵 J-9922l

世田谷区立郷土資料館の常設展示の大珠(祖師谷大道北遺跡、堂ヶ谷戸遺跡)
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千葉県柏市小山台遺跡の大珠
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文献

  1. 公益財団法人千葉県教育振興財団 2019 『千葉県教育振興財団調査報告775:柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』公益財団法人千葉県教育振興財団
  2. 文化財講演会:2021年6月6日縄文時代講座 2 講演会資料2福島県文化財センター白河館(まほろん)

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