大岳山では休憩せず、すぐに下山。
このあとは行き倒れることなし。
嘔気がなくなったわけじゃないけれど、もう大丈夫だ。ゴールまで行くのみ。
口の中が乾いてしまっているので潤すためだけにドリンクを口に含む。飲みたいわけじゃない。
綾広の滝の湧水はいつも並んでいるからスルーすることが多いが今回は列に並んだ。
手ですくって飲んだ水がおいしい。
顔を洗ってさっぱりする。
第三関門でスタッフをしていたラン友さんからみんな1~2時間遅くなっているという話をきく。わたしだけじゃないんだ・・・
今回の完走率は73%だったようだ。
あの雨泥の2022年よりは高いけど、いつも80%以上あるハセツネとしては低め。
それほどコンディションが悪かったとは思わない。なんで低かったのだろう?

あと13K! ここで午前7時20分。このあとラスボス日の出山。
日の出山で補給をして金比羅尾根下りに備えたいところだが、何も食べる気がしなくてそのまま進む。ここで食べられる何かが必要だった。喉越しの良い何かが。
走って下りたいのにパワー不足、エネルギー切れを感じる。走っているつもりでも歩くようなスピードしか出ない。
でも21時間を切りたかった。
日の出山から2時間で行ければ・・・
すんごい微妙な時間だった。
後ろにいた山梨から参加したというランナーさんがあと何キロというのをしっかり把握されていたので、今何キロですか?と度々尋ねながら進む。
彼は昨年のタイムの5時間落ちになってしまったのでもう全歩きで行きます、と言うのだけど走っているつもりのわたしと変わらないスピードで歩かれてて、結局フィニッシュまでご一緒することとなった。
金比羅尾根、長すぎる。
全く標高が低くならず、なんだったら時々登る。
もう嫌、もうイヤ、なげ〜よ、21時間切り無理かな?というフレーズを何度も繰り返しうざかったと思う🙏
けど21時間台と20時間台ってイメージ違うじゃないですか?
だけど、ちょっと無理ぽいなと諦めもあった。
金刀比羅神社をすぎてのコンクリ坂に出た時はやっぱ無理かと諦めてた。
しばらくして後ろからダッシュしてくる4~5人の集団。
「21時間切り狙ってます?」ときくと「そう」という答えが返ってきた。
あの勢いと若さならいけそうだなと思った。
このあとどこだったか記憶にないが、急にうちらもいけるかも!となって山梨の方と二人で走り出す。
舗装路に出て誘導スタッフの方に残りの距離をきく。
800m?だか700m?だったか、もしかして間に合うコレ?
墓場の脇のトレイルは爆走。
民家の脇も駆け抜ける。
どこにこんな力が残っていたのだろうと思うくらいはぁはぁ走る。
ついに駅が見えたけどぐるっと正面に回らなくてはいけない。あと400mと言われたときトラック1周って何分かかるんだ?と考えた。
間に合う?間に合わない?どっち?
正面に回ってフィニッシュゲートが見えた(思ったより遠い!一番奥じゃん)
なりふりかまわず走った。花道では応援の人たちとハイタッチ。
間に合った!!
20時間58分。
山梨の方と握手を交わす。ひとりだったら間に合わなかったと思う。感謝!
実に気持ちのいいフィニッシュの瞬間でした。
チップを外してもらい、GPS端末を返却。今年も高校生のボランティアスタッフさんが担当してくれる。汗みどろの汚れた大人たちに優しく接してくれる天使だった。
そして完走証をプリントしてもらう。
そこには6位の文字が!!
なんと年代別入賞🏆
今回からひとつ上のカテゴリーになったので密かに狙ってはいたものの、目標タイムから遥かに遅れていたから無理だろうなと思っていたのに嬉しすぎる。
折りしもフィニッシュしたのは表彰式の始まる時間だった。
顔も洗わず、このドロドロのまま表彰台?と思ったら、20代から順番に表彰するから着替える時間ありますとのことでホッとした。
急いで着替えて、まずはだんべい汁。

うまー。あの嘔気はどこへいったのだろう?
もう食欲復活。なんだって食べられる。数時間前がうそのよう。人体不思議すぎるわ。

あきる野市で製作されたという和紙でできた賞状をいただく。
まさかハセツネのようなビッグな大会で表彰台にあがれる日が来るとは。
夢のようでした。
今回はDNSやDNFが多かったようで棚ぼたの入賞。
チームメイトのH子ちゃんは年代別優勝🏆
2位の方は69歳だそうで来年は70代の部にいかれるから席がひとつ空く。
なので来年はチームJUKUJO三人ともの表彰台を目指す👊(言うのはタダ)