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行き倒れのハセツネ・その3(三頭山は永遠)

第一関門をOUTするとすぐに急な登り。だけどその距離は短くてすぐに平らになる。

なのでポールはまだ使わずザックに取り付けたままだった。

不器用じゃけん、、、ポール使うとだいぶん遅くなる。おまけに補給もやりにくいし、霧が出ていたからもうしばらくハンドライトを使いたかった。

で、ポールなしで進んでいたのだが、ポール使いの上手いランナーさんに追い越されざま『ポール使わないんですか?』と声をかけられる。

『うまく使えないんで・・・』と答えると『使った方がいいですよ、全然違いますよ』と言われる。やっぱそうなの?

しばらくはポールなしで進んでいたけれど、結局使うことにした。

もうタイム狙う感じでもないしな。

少しは走れるような箇所もあったけれど、ほぼほぼ歩き。

暗くなってからずっと気持ち悪くて吐きそう。

とにかく登りが超絶遅くなっていた。

後ろから追いついてきた人、百万人に譲る。誰ひとり抜くことはない。

これ、毎度のことですが今回は今までで一番ひどかったと思う。

もうどこだったかわからないけれど(土俵岳手前?)ちょっと無理💧もう登れない💧ってなっていた時に数人が行き倒れてた平場で真似して寝転がってみた。

ザックを背負ったまま、仰向けに。

そしたらストンと眠っちゃったんです。

5分か10分かわからないけどハッと目が覚めたときにめっちゃスッキリしててびっくり。

これぞ新境地。

この後はうへーっという登りの前で必ず寝転がる。

ザックは背負ったままより下ろした方が楽。頭の位置は高い方へ。快適ポジションをどんどん開拓。

西原峠に着く頃には行き倒れのベテランみたいになってたと思う。まだ午後10時前ですけど。

西原峠で寝ていたときは『リタイアしたい人はいませんか〜?今なら4人揃ったのですぐに下山できます』というスタッフさんの声で目覚めた。

そうそう、ハセツネではリタイア者は単独では下山できず、人数がある程度まとまった時点で下山になるのであと一人がなかなか来なかった場合、結構待たされることがあるのだとか。

今なら下山できるの言葉にハイ!と手をあげてしまいそうになるのを抑えて、やおら起き上がり先に進むことにした。

が、そのあとの三頭山・・・😭😭😭

時計のログによると西原峠から三頭山まで1時間40分かかっていた。

1時間40分なら大したことなさそうにも思うかもしれないけれど永遠だった。

三頭山ってこんな遠かった?

絶対コース変更になってるやろ?(違)

避難小屋から割とすぐ、とインプットしていたのにそこも全然すぐじゃなくて永遠だった。永遠なのにまだ半分。

はー

このあと御前山も登るの信じられない。一晩に奥多摩三山全部登るの考えたくない。無理無理無理。

コースを知っているだけにネガティブになる一方。

けどやめるわけにもいかないのがわかっている。(今年もチームエントリーしてる)

 

何回も何回も倒れながら数分で起きては進む。

転がっているときに傍らを大勢の人が進んで行くのだが、時々人の列が途切れて静寂のときがある。サワサワサワと風に揺れる木の葉の音が心地よくて、真上を見ると木漏れ日というか木漏れ月。おぼろ月夜だった。

落ち葉のベッドも心地よく。

これってULハイカーさんの言うところのテントなしで寝る、カウボーイスタイルじゃない?

そう思うとふふふって気分にもなった☺️ちょっとだけね。

この日の小河内アメダスは一晩中18度。

例年は深夜には12~3度くらいには下がるので気温の高い夜だった。アームウォーマーも外したままで、半袖で寝ていても寒くはなかった。

そのため、例年以上に多くの人が行き倒れていたのだと思う。

わたしのようにこれまで座って休むことしかしてこなかった人も寝ている人の様子を見て真似してみたら快適で、回復効果抜群なことに気づき、繰り返し倒れることにしたのだと思う。

そこに言葉はいらない。言語は不要。

誰から勧められたわけではない。だけど真似してみたら良かった。こういう経験が他者にも広がっていく。これが生物の進化というもの。(違)

最近の熊出没について、熊にしかわからないテレパシーみたいなもので情報を共有して各地で人里に近くに出ているのかなぁと思っていたが、案外この理屈なのかもね。

人間の食べ物おいしかったし、人間ちょろい。おれにもできそう。

やってみたら簡単、サイコーって。(違)

 

えっとハセツネの話に戻ります。

そんなわけで行き倒れつつ、時間をかけて第二関門に到着。

やめたいけどやめられないから倒れながらこの先へ進む所存。

お友達がスタッフをしていたのでペットボトルの水2本とポカリをもらって『三頭山が永遠だった〜』とぼやいて少し元気になる。

トイレでまた別のお友達に会ってぼやきあう。

知らない女子ともぼやきあう。

そうこうするうちに辺りにはお肉が焼けるいい匂いが〜

毎年、ここ月夜見で焼肉をしているばななさん。SNSでは拝見していたけれど、リアル焼肉が見られて嬉しかった。

これも真似したいけれど、この時間に何かを食べられる気がしない・・・

でもお湯沸かしてフリーズドライのお粥や味噌汁ならいけそうかしらん?

第二関門以降と食べ物については次回につづきます。

 

この区間、画像が一個もないのでこちらを。

コースマップでは通らないはずの丸山の山頂を今回は通りました。

丸山と書かれた標識を見て、あれ?って思いましたがコースマーキングはありました。

みんなも気づいたかな?(わたしはあとから知った)

 

 

 

 

 

 

 




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