今年も『わくわく野鳥博』へ行ってきました。
昨年の様子はこちら↓

今年は学べるワークショップに参加。秋山幸也先生の『鳥はこんなものを食べていたのか!?』という講演を目的に出かけました。
事前申し込みは不要でしたが、20分前くらいに会場に着いてみるとすでに満席で立ち見となっておりました。大人気!

冒頭は「クチバシクイズ」。
クチバシのズーム画像でその鳥の名前を当てるのですが、これがなかなかマニアック。
この画像はカルガモ。このくらいならわたしにもわかったけれど・・・。

このヒュンと長いやつ、わかります?
ハイ!と手をあげたのは小学生の男の子。
『セイタカソリハシシギ!』
正解!!!
彼はセイタカソリハシシギを見たことないそうです。(わたしもです)図鑑でしか知らない鳥をクチバシだけで識別できるとは👍
会場には将来、さかなクンみたいになるんじゃないかなぁと思われる少年少女がいっぱいいらっしゃいました。
さて、本題の鳥の食べ物のお話。
神奈川生物目録(植物3477種、鳥476種 昆虫12290種)の観察記録から鳥がどんなものを食べているかを抜粋。
例えばアオサギはボラ、コイ、カエル、昆虫、パン、モグラ、アメリカザリガニなど色々なものを食べている。一方でアマサギはカエル、ドジョウ、バッタ、コオロギ、イナゴ、トンボと田んぼの生き物が中心。つまり、アマサギは田んぼのような環境がないと生きていけないと思われる。
いろんな鳥の例を挙げてお話ししてくださったけれど、総じてなんでも食べられるカラスやトビ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイなどは人間に近いところでも生活できるのだなぁと。
猛禽類でもいろいろで、トビは狩りをせず(人間からパンなどを奪うが)、死骸や漂着した魚を食べていている。ミサゴは魚専門、先日林道で羽根を拾ったツミはスズメ、シジュウカラ、ツバメ、シロハラ、セミと都市でみられることが多くなったことを裏付けるように身近ないきものを食べている。
鳥たちが何を食べているかを観察することで彼らの生き様がわかってくるのである。
あと餌付けがなぜいけないかという問題について。
パンなど人間向けに味がついたものは鳥たちの身体に良くないということはもちろんだけど、何よりも人間との距離が近くなることが良くないとのこと。
これは熊の問題とも共通してますね。
生物の多様性と人間との距離。これは守らなくてはいけないことだと思いました。

バードウォッチング体験コーナーに掲げられていたポスター。
『カメラを持たず「観察」に徹するのもおすすめです』という最後の一文。
バードウォッチングだけではなく、皆既月食、ダイヤモンド富士など自然現象でもついつい写真を撮ることに夢中になりがち。花火もだな。
気をつけたいと思います。
会場でのお買い物はポストカードとキーチェーン。

ミユビシギです!
表と裏で色が違って、左が冬羽、右が裏返した夏羽。この仕様が鳥ヲタには超嬉しい。
9/6は世界シギ・チドリの日。
この時季は多くのシギ・チドリが渡っています。
江ノ島でも!

大きい方はたぶんオオソリハシシギ。クチバシがまっすぐに見えたからオグロシギ?と思ったが、言うほどオオソリハシシギのクチバシは反っていないらしい。

小さい方はオバシギ?
最初は脚が黄色いからキアシシギ?!って思ったけれど、図鑑で見るとキアシシギの脚はもっと黄色味が強くて背中の羽はもっとのっぺり。こんなにウロコ模様ぽくなっていない。

ドバトとの大きさを比較するもスマホ撮影だと手前のものが大きく映りすぎるから比較できない。
結局、撮影に夢中になるよりか、しっかり目で観察する方がよろし。
ときどき飛び立って、旋回してからまた戻ってきて一心不乱に何かを食べている。
双眼鏡で見ると背中の羽の模様が本当に綺麗。
帰ってきてから図鑑三冊と首っ引き。
午前中いっぱい楽しみました。
もちろん翌朝も同じポイントに走っていったよね😁