21日土曜日。いよいよレーススタートです。
その前にひとこと。
今回、エイドでの食べ物や飲み物が足りなかったことなど、不備な点があったことからネット上では"酷評"されてしまったこの大会。
SNS上に流れてくる辛辣な意見、言葉に悲しい気持ちになったし、いささか傷つきました。(発信するのは自由だけれど、その言葉が誰かを傷つけるかもしれないということは自分も気をつけなければと思いました)
夜を徹して働いて、無事に終了した、あの暑さで緊急搬送が1件もなかった、やり切った!と思っていただけに。
それはスタッフ全員同じだと思います。
すぐにアンケートを集める段取りになりました。良かったこと、悪かったこと、改善したいことなど、めっちゃ記入しました。
次回に向けて動き出しています。
ダメだった点が多々あったことは認めます。
だけど、わたしはこのブログには自分がこの目で見たこと、体験したことを書こうと思います。これまで通りのスタンスで。
朝6時にスタッフカーで宿を出発。
7時前にスタート地点の県民の森到着。

ここは100キロカテゴリーのエイドでもあります。

前日、わたしたちが受付したドロップバッグはこれからこちらに並べられます。
アイアンマン式にフックにかけて選手が自分で受け取るシステムってこういうことかぁ。

メイン会場からバスでやってくる20キロの選手の到着を待つスタートゲート。
続々と選手が到着してからは、わたしは女子トイレの誘導係を。
海外の女子選手、特に香港の方々のウェアがカワイイ、若い!
ここでもいろんな質問をされることになります。
多かったのはゴミ箱ありますか?
Trash canという単語さえ聞き取れればOK。
立っていたすぐ後ろに水場があり、手洗い用の蛇口と水飲み水栓(水が上向きに出るやつね)があったのですが、この水は飲める?という質問が一番多かった。
水飲み水栓なんで飲んで大丈夫だとは思うのだけど、トイレ側の壁に「生水は飲まないでください」という注意書きがあり・・。
Maybe OK, But…とお腹をさするジェスチャーをすると察してくれました。
この頃、仮設トイレにスマホを落としてしまった選手がいてボラスタッフによる汚物の中からのスマホ救出劇があったそうで。担当したスタッフはわたしの立っていた水場に手を洗いに来たのでことの顛末をききました。この彼にMVPを差し上げたい。なかなかできることではないです。ホントに。
そしてそのスマホの持ち主は完走し、見事入賞されたそう。

スタート前には和太鼓の演奏。この演出には海外の選手も大喜び。
10時に第一ウェーブ、その10分後に第二ウェーブがスタート。
わたしたちスイーパー4人は最後尾から。
スタートの様子はいいのわたるさんによるレポート動画あります→*

林道や舗装路が多いのかな?と思っていましたが、気持ちいいトレイルが続きます。
しっかり登るところもあるし、深い山に入った気分も十分味わえ、とにかく緑がきれい。

沢沿いをよく通るので手ぬぐいを浸して首を冷やせます。
やはり、相当暑かった。

山中名物、娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)は最後尾でも豊富にありました。

このゼリーは冷たくておいしかった〜
登りが超苦手な選手、下りが苦手な選手、いろいろなので最後尾は入れ替わります。
それもおもしろかった。
海外からカップルで参加している方も多く、一緒に走る姿が微笑ましい。
20キロは観光も兼ねて走れるのがいいですよね。
制限時間は6時間あるし、カットオフタイムはありません。
つまり、時間がかかっても関門にひっかかるということはなし。

過去の捻挫からの足の痛み、攣り、暑さで苦しむ選手もエイドでアイシングしてもらいゴールを目指します。

制限時間には間に合わないけれど、フィニッシュはできる!
UTMBって制限時間を過ぎてもフィニッシュゲートに到着できれば完走扱いになるそうで、Kaga Spaもそれに準じます。

フィニッシュ地点まで残り1キロを切ったこおろぎ橋ではご主人が待っていました。
ご夫婦でレースに参加されたそうです。急に笑顔❤️になる最終ランナー。

制限時間は超えてしまったけれど、無事フィニッシュ。
メダルとベストも貰えてすごく喜んでおられました。
完走率100%!!とわたしたちスイーパーチームも喜びましたが、DNFした選手は2名いたそうです。
途中では50キロカテゴリーのトップ選手たちに追い越されるシーンもあり、思いがけず、彼らの力強い走りを間近で見ることができました。
高村貴子さんの下りがめちゃくちゃ速かった。
初めてのルートだったのでロストを心配し、ジオグラフィカとsuuntoにルートを入れて、通信状況が悪い環境と聞いていたから紙地図も持参しておりましたが、マーキングが完璧で迷うことがなかったです。
万が一を考え、ココヘリも持ちました。
今年の初めにOSJで救急救命講習も受講しました。
それでもまだ足りないものは多かったなと感じました。
何事もなく、終わってほんとに良かった。
スイーパー業務は終わったけれど、この日はこれで終わりではなく。
ホテルに戻って少し休んだあとは午後11時半に集合。
0時から次の任務です!
つづく。