11月に一泊二日で歩いた南伊豆ロングトレイル。
松崎まで歩く予定が雲見で終了していたので、その続きをやっつけてきました。

伊豆の長八美術館前の駐車場に車をとめて、路線バスで前回バスに乗った雲見浜バス停まで移動。
バス停そばから三浦歩道トレイルにIN。

『三浦』は『みうら』ではなく『さんぽ』と読みます。
1965年にバスが開通するまでは伊豆の秘境と呼ばれていた雲見、石部、岩地(この三つの集落のことを三浦と称する)を行き来する道だったのが三浦歩道。
道標は新しく、しっかりしたものが要所要所に設置されているものの、やはり海抜0あたりから登るのでとにかく急なのと季節柄、落ち葉がずっぽりあって滑るし、おまけに終始風速10mほどの暴風が吹いていて簡単ではなかったです。
距離が10キロ程度と短いからトレッキングポールは持たずに来たことを軽く後悔し、落ちていた枝を拾って杖代わりにして歩きます。
トレイルランナーとは思えぬへっぴり腰に苦笑いしつつも、高所恐怖症はどうしようもなく。。。。

黒崎展望台より。
富士山にはやや雲。これがスッキリ見えたら最高でしょうね。

なだらかで歩きやすい箇所もあります。
パァッと展望の開けるところは少なめで樹林帯が多いです。

山道から次の集落に下りていく景色がとても良い。

三浦歩道の起終点は岩地海岸。
昔、岩地の民宿に泊まったときはビーチに船の露天風呂があったけれど、もうそれは無くなってしまっていた。
雲見、石部、岩地、松崎とそれぞれ民宿に泊まったことはあるのですがこんな風に歩いて繋げたのは初めて。

きれいに積み上げられた石垣があったりし、割と整備されている感じです。

萩谷海岸には東家もあり。夏は知られざる海水浴場となるのかな。

一番右のとんがったのが雲見の烏帽子山。その隣の稜線にさっきまでいたのね。
こうやって歩いてきた道を眺めると伊豆の火山による独特の地形を感じることができる。

西伊豆の風の強さも嫌というほど体験。

所々に古い石仏があるのを見ると古くから使われていた道だということがわかる。

岩地歩道を一周したあとは舗装路で松崎まで。その道からさっきまでいた萩谷海岸の東家が見えた。車で通るだけだと絶対に気づかない。

松崎の手前にある室岩洞にも立ち寄ってみました。
江戸時代から昭和29年まで使われていた石切場。ここの他にも石切場はルート上にたくさん見ました。江戸城の石垣に使われたんでしょうね。
切り出した石材は道路がなかった頃は海岸へ斜面を滑り下ろし船で運んだそうでその痕跡も見られます。
ここも何度も前を通っていながら全く知らなかったスポットでした。

ようやく松崎港が見えてくるとなんだか懐かしい気持ちに。
やり残しが今年のうちに終えられて良かったです。

とはいえ、三日かけて繋げたのはこれっぽっち。
伊豆半島ってでかいんだな〜。