サンダル帽子展の期間中にお客さま待ちの時間に読んでいたのがこの本。
です。
うちは両親が他界して介護は終わり、実家を処分し仏壇じまいまではすでに終了しました。まだ先のことだけど次なる案件は墓じまい。なんとなくいつも頭の片隅にあります。
そういうわけでこのタイトルに飛びついてしまいました。
ノウハウ本ではなく、小説なのでなるほどなぁ〜とおもしろく読みました。
お骨はお父さんと一緒のお墓には入れないで樹木葬にして、という母親の遺言から物語は始まります。
その母親の息子の奥さん(62歳)が主人公ということになるのかしら?
いや、主人公は誰ということではなくて、親類やいろんな人の立場から語られていくお墓関連問題というか結婚や家族の問題。
遺言があろうとも本人は亡くなってしまっているのだから生きている人の都合でいいんじゃない?という考え方もあります。
少し違う話ですが母の老人ホーム選びに悩んでいたとき、どこも似たり寄ったりだから、面会に行く家族の都合の良いところを選ぶと良いというアドバイスに従って、駅から近い施設に決めました。(わたしも妹も車の運転をしないので)
その選択は良かったと今でも思っています。(お母さんごめんね)
昔みたいに兄弟が多くないからお墓を継続していくのが難しくなっています。
継いだとしてもそこに男子が生まれないと続かないとか、一体いつの時代の話でしょう?
朝ドラ『虎に翼』を観ていても、戦後も明治を引きずったまま。そしてそれが70年以上経った今も続いているのだなぁと感じてしまいます。
この小説の中で、結婚を控えていたけれど苗字を変えることについての婚約者である彼の考え方、彼の家族の言い分にドン引きしてしまい、結婚することを考え直すシーンも。
彼一族の実家は鹿児島なので男尊女卑もかなりあり・・・。(やっぱ九州ってそうなのかなぁ。)
この問題については夫婦別姓が認められれば解決しそうだと思うのだけど、やっぱり反対する人は法律で認められても認めないだろうしな。
でも選択式夫婦別姓を認めることで『結婚』を選択する女性は増える気はします。
それにしても選択式なのになぜダメなのか本当に不思議。
と自然と鼻息も荒くなって読み進めるのでした。
墓じまいは墓石の処分代もかかって高額になるというところを読んでハッとしました。
仏壇じまいでは「お性抜き」したお仏壇はタンスと同じただの家具ということで大型ゴミとしての処分ができました。
墓石って重いし移動も大変だし、どうなるんだろう?
この小説の中ではウン百万。。。
そんな殺生な😭
けれども良い(?)方法も書いてありました。
それはネタバレになるのでここでは書きません。
ぜひ興味がある方は読んでみてください。
この小説は映画になりそうだなぁ・・・
今はこの本を読んでいます↓

