ここ数日、
まるごとバナナが食べたい、食べたいと言い続けているこびとく。コドモのころ、なぜか生クリームが苦手で洋菓子があまり好きじゃない時期があった。ケーキ屋さんで唯一食べられたのが「オムレット」という名前のケーキ。丸いスポンジを半分に折り、間にバナナと生クリームを挟んだケーキがわたしの定番だった。(by
新月堂)生クリーム&イチゴはダメでも生クリーム&バナナは大丈夫だったらしい。その後、もちろん生クリームだろうがなんだろうがOKの健全な子として成長したのであるが。
まるごとバナナが発売されたのはいつの頃だったろう?確か高校生くらいのとき?
とにかくよく食べた。オムレットの思い出を噛みしめながらよく食べた。
で、ここ数日また食べたい病になっているその理由とは?
中島たい子さんの

を読んだから。あんまり売れない
イラストレーターのヒデちゃんが友人育枝ちゃんの個展会場で育枝ちゃんの弟の差し入れの「
まるごとバナナ」を食べるシーンが出てくるのだ。「
まるごとバナナ」は単なる小道具のひとつにすぎず、小説の中で全く重要ではないのであるが、秒殺されたわたし。その場にはヒデちゃん、育枝ちゃん、弟、野村さんの4人いたので
まるごとバナナを4つに割って分けて食べるんですよぅ。育枝ちゃんが弟に『ちょっと、あんたは端を食べなさいよ』と言ったり、弟がヒデちゃんに『えっ、でもまん中が嫌いなんですよね』と言ったりする。どうでもいい会話なのであるが中島たい子さんは同年代とみた!(1969年生まれの方でした)
ストーリーのキーワードとなるのは
『PMS』わたしは
PMSなるものをこの小説で初めて知った。自分にはこういう状況がなかったので知らなかった。でも誰しもバイオリズムというか、なんかイライラしたり、バカ食いしたくなったり変になっちゃうときってあるよね。すごく落ち込んでしまうときもある、ある、あるー。でもそういうことも理解して自分の一部だと思って受け入れてゆくことも大事。
この作家さんの
『漢方小説』もおすすめです。
今日の雨でもう最後ですね。桜。
雨なのでまるごとバナナ買いに行けないデス