3月1日
オホーツク海に面した小さな町に行った。

わたしは、多分、初めて、オホーツク海を見た。北欧神話の怪物が暮らしていそうな、深い紺色の海なんだ。
かすかな禍々しさは、ファンタジークエストの冒険者たちを、かえって惹きつけそうだ。
北海道の冬は、空が綺麗なんだ。
行きも帰りも、わたしはひろーいひろーい、色のある空に魅入ってた。

帰りには、屈斜路湖(クッシャロコ)の峠道を通った。
車から降りて、まだ凍ってる屈斜路湖を眺めた。
山の上は死ぬほど寒かった。もう、防寒着は来てないしね。

空が、薔薇色に染まってきて、焦る。
暗くなると、鹿が怖い。鹿と車の衝突事故は頻発してる。
巷では、鹿が飛び出してきたら、決してハンドルを切ってはいけない。と、言われている。
ブレーキを踏むだけ。それで衝突しても鹿も人も死なないんだそうだ。

👇向こうに見える山を越えて行く。


鹿警戒の緊張感もあって、疲れてくる。
我が家までは、まだまだ遠いんだ。