鎌倉の材木座海岸の沖、鎌倉市と逗子市にまたがったところに「和賀江嶋」があります。
鎌倉時代に造られた日本最古の築港遺跡です。
この近くを通るR134は、何回もドライブしましたが、そのことを知ったのは、つい数年前のことです。
いつか行ってみたいと思っていましたが、潮位と天気と日程が合わないまま過ぎてしまいました。
先日、やっと行くことができました。
目 次
和賀江嶋
相模湾沿いに潮風を感じながら、R134を逗子から鎌倉へと向かいます。

市境の飯島トンネルに入ります。

トンネルを抜けると広がる由比ヶ浜の景色に目を奪われる人も多いでしょう。

トンネルを出た瞬間、左手にあるのが「和賀江嶋」です。

誰もが見落としがちな場所にあります。
和賀江嶋(わかえじま/わかえのしま)は、1232年(貞永元年)に鎌倉市材木座の沖合に築かれた人工島(一部は逗子市)です。
日宋貿易の拠点だった大輪田泊の経ヶ島はさらに古いですが、現存する築港遺跡としては日本最古のもので、国の史跡に認定されています。
鎌倉時代、材木座海岸は日本各地から鎌倉に入る船で大いに賑わいましたが、遠浅で船荷の揚げおろしに不便で、難破する船も多くありました。
そこで、勧進僧の往阿弥陀仏が北条泰時の協力を得て、相模川や酒匂川、伊豆半島などの石材を使い、港湾設備を築きました。
江戸時代までは、修復されながら利用されてきたそうです。
今は、満潮時には、ほぼ全域が海面下に隠れてしまいますが、干潮時には石積みが姿を現します。
駐車場に車を停め、材木座海岸から稲村ヶ崎方面を見たところです。

気持ちのいい天気です。
逗子方面を望んだところにあるのが、「和賀江嶋」です。

和賀江嶋の方へ行く道があります。

国指定史跡の碑がありました。

磯へ
この日は、干潮時を狙って行きました。

中央右側に江の島・稲村ケ崎が、左側に和賀江嶋が見えます。

葉山側から、石積みが伸びています。

漁船が停泊できる深さがあるんですね。

磯に降りてみると、玉石があります。

中央の島へと玉石が広がっています。

磯遊びをしている親子連れがいましたが、
小さな蟹や魚がいるようです。

潮が引いた後の砂の模様がきれいです。

和賀江嶋石碑がありました。

逗子市側につながる道です。

逗子市側から見る
少し行くと逗子マリーナです。

小坪飯島公園から見た景色です。干潮時なので、島に上陸している人がいますね。

海に写り込んでいる影は、逗子マリーナのヤシの木のものです。
島に寄せる波は、島の手前で砕けます。

中世の築港遺跡、なんとも感慨深いです。