神奈川県内有数のバラの産地「平塚」。
「バラの香るまちひらつか」を掲げ、市内にはバラの名所も沢山あります。
「八幡山の洋館(はちまんやまのようかん)」もその一つです。
明治期に建てられた洋館の庭には、100種類200本のバラが咲き誇ります。
先日、季節を迎えたバラを見に「八幡山の洋館」に出かけてみました。
目 次 🌹
八幡山の洋館
日露戦争で日本海軍が使用した火薬は、イギリスからの輸入に依存していたため、戦後、イギリスの技術協力を得て国産化が急がれました。
火薬工場建設地として、江戸時代に御林として利用された広大な遊休地があり、軍都横須賀に近く、東海道線による交通の便の良い、平塚が選ばれました。
八幡山の洋館は、イギリス人支配人の執務室あるいは住居として建設されたといわれます。
1919年(大正8年)、火薬工場は、日本海軍が買収し、海軍火薬廠となりました。
第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)、この火薬廠を攻撃目標として、米軍による平塚大空襲が行われ、当時の全戸数約10,000戸の70%が消失しましたが、洋館は生き残りました。
戦後、横浜ゴム株式会社が、本建物を含む敷地の払い下げを受けましたが、2004年(平成16年)に洋館は平塚市に無償贈与され、今の場所に移設・復元されました。
八幡山へ
JR平塚駅の駅前ロータリーには、バラが植栽されています。

駅から、北へと真っすぐ伸びる道を行きます。

国道1号を歩道橋で渡ります。
鳥居の見える平塚八幡宮の左側に八幡山はあります。

八幡山公園の入口に到着しました。

右側にあるのは「平塚戦災復興事業完成記念」碑です。
階段を登っていきます。

遊具もある公園です。

その奥に「八幡山の洋館」はあります。

国の登録有形文化財です。
バラの庭
洋館の庭のバラが見頃を迎えています。

ビアンヴニュという品種です。

綺麗なピンク色です。

黄色のバラも綺麗ですね。

ブリーズという品種です。

ゴールデンボーダーです。

春の陽を浴びて生き生きとしています。

洋館内
東側から洋館を見たところです。

内部も見学できます。

洋館に繋がっています。

廊下です。

会議室として貸し出しもしているようです。

窓からは、庭が見えます。

応接室です。

この他に、洋館の歴史や平塚大空襲などを解説する展示室もありました。
貴重な明治期の洋館、そして、庭を彩るバラたち。
存続されてよかったです。