戦績
TNバイオレット 1886 (37-8) 2位

考察
・ルール
ルールは、2体だけを選出するダブルバトルです。
ただし、パーティにコライドンかミライドンを1匹入れ、必ず選出する必要があります。
・伝説枠の行動保証について
ミライドンかコライドンと必ず対峙することになるわけですが、ミライドンとコライドンはテラス無しの状態だとお互いにドラゴン技でワンパンしあう関係であり、行動保証がありません。
ただし伝説枠は必ず選出する都合上、襷等で行動保証を確保するか、テラスタルを絡めて対応する必要があります。
特にテラスタルを絡める場合、ミライドン、コライドンどちらにも対応できるテラスタイプが必須となってきます。
| タイプ | 印 | 対コライ | 対ミライ |
| 竜 | × | 竜× | 竜、妖× |
| 霊 | 〇 | ||
| 地 | 〇 | ||
| 飛 | × | 電× | |
| 毒 | △ | ||
| 虫 | × | 炎× | |
| 水 | × | 電× | |
| 電 | △ | ||
| 岩 | × | 闘× | |
| 草 | × | 炎× | |
| 悪 | × | 闘× | 妖× |
| 氷 | × | 炎、闘× | |
| 無 | × | 闘× | |
| 炎 | △ | ||
| 闘 | × | 妖× | |
| 鋼 | × | 炎、闘× | |
| 超 | 〇 | ||
| 妖 | 〇 |
ミライドン、コライドンがメインで使ってくる技のタイプに弱点を突かれないタイプをリストアップすると、霊、地、毒、電、炎、超、妖となります。
その中で、攻撃面を考えると元のタイプも含めてすべてに等倍で入る霊、地、超、元のタイプに抜群が付けてテラスを誘発出来る妖が候補になるかなという感じ。
ただし、これらのテラスタルを切るだけでは行動保証を得られるとは言えません。
例えばフェアリーテラスタルを切ったとしても、それを読まれて珠や電気テラスのイナズマドライブを通された際、シンプルなASやCSの型であれば倒されてしまうためです。
特に62ダブルという交代できないルールであることから、テラス読み行動はリスクリターンが釣り合っている行動となってしまいます。そのため、テラスを読まれて技を通されるのは念頭に置いてプレイする必要があります。
そのため、これらのテラスタイプを採用した上で、さらに+@で耐久を底上げする要素が必要となります。
例えばチョッキやスカーフ、威嚇の採用等で数値を底上げしたり、フィールドや天候を奪うことで特性の発動を封じ火力を下げるといったものが挙げられます。
・今回の採用ポケモン
天候を変えるポケモンはカバルドンやニョロトノといった単体で勝ちを狙えるポケモンがいるのに対して、フィールドを変えるポケモンはイエッサンやゴリランダーで単体で完結しているとまでは言えません。コライドンの方がミライドンより一般枠に求められる制約が大きく隣におけるポケモンも限られるため、それに対する対策が組まれやすいと感じました。(具体例としては、イエッサンコライドンに対するエスパーテラスカバルドン)
そのため今回は伝説枠にミライドンを、対ミライドンとしてゴリランダー、対コライドンとしてカバルドンをメインで採用することにしました。
ミライドンのテラスタイプはフェアリーとしています。フィールド/天候を消すポケモンとフェアリーテラスの相性が良く、特にフェアリーテラス時に等倍で入ってしまう電気技を約0.57倍、炎技を0.5倍に抑えることが出来るため、かなり安定してミライドンを動かすことが出来るようになります。
ゴリランダーはミライドンに対して選出される/切られるテラスタイプである地面、フェアリーに対して物理で高火力草技を通していけるのが相性が良いです。カバルドンもエレキシードまで持つことでコライドンからのダメージをかなり抑えられ、隣に特殊ポケモンに対してもエレキシード+ボディプレス型にすることでミライドンとあわせて1ターン目からパワーを出していけるのが強いと感じました。

個体紹介
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ミライドン 妖テラス
ハドロンエンジン/白いハーブ
臆病 B4 C252 S252/175-*-121-187-135-205
イナズマドライブ/流星群/マジカルシャイン/オーバーヒート
最速CS
絶対選出枠。
技構成はメインウェポンとして火力を出せるイナズマドライブと最高火力の流星群、無効タイプがなく全体技でダメージレースを有利に進めやすいマジカルシャイン、そして最後にテツノワダチやゴリランダー等への大きな打点となるオーバーヒートを採用しています。
特徴的なのは持ち物の白いハーブ採用だと思いますが、これについても少し触れたい。
このルールでの対ミライドンに対する動きとしては主に4つあると考えています。
対ミライドンに対する動き
①ミラコラの超火力をぶつける(例:テラス読みメガネイナズマドライブなど)
②ミライドンの上を取れるポケモンで攻撃(例:テツノワダチ、テツノイサハ、テツノイワオなど)
③S操作(例:こごえるかぜ、じならしなど)
④ミライドンの能力を下げて撃ち合いを有利にする(例:怪電波ボルト、嘘泣きエルフなど)
①と②に関しては、ゴリランダーの採用により行動保証を確保できているが、③、④のようなデバフによりミライドンを無力化しようとする動きに対しては別の対策を講じる必要がありました。
クリアチャームやおんみつマントも当然候補でしたが、多くの試合で実質アイテムを持っていない対戦になってしまうことが気になりました。
そこで、自身の流星群やオーバーヒートの能力ダウンとも相性の良い白いハーブを採用しました。
クリアチャームやおんみつマントと比べて一度しか能力ダウンを無効化することは出来ませんが、実際2回以上能力下げられる対戦はほぼなく、そのデメリットが気になることはありませんでした。
対ゴリランダーなどでは、オーバーヒートがなければゴリランダーが自由に動け、オーバーヒートがある場合でもCが下がるから何とかなる、といった考え方で組まれているのかな?という並びも多く、相手の思惑を崩せていた感触がありました。
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ゴリランダー地面テラス
グラスメイカー/突撃チョッキ
意地っ張り H204 A148 B4 D140 S12/201-180-111-*-108-107
ウッドハンマー/10万馬力/グラススライダー/猫騙し
ミライドンの眼鏡or手助けオバヒをGF状態で確定耐え
残りA:テラスを切ったCSミライドンがウッドハンマー+グラススライダーで余裕を持って落ちる程度
対ミライドン枠。
技構成はメインの草技としてウッドハンマーとグラススライダー、ミライドンの元タイプに弱点を突くことが出来、ミライドンのマジカルシャインと補完を取れる10万馬力、相手の低速高耐久ポケモン(テツノカイナやポリゴン2など)に撃つことで攻撃回数が足りるようになる猫だましで確定。
テラスタイプは相手のオオニューラ、テツノドクガあたりを意識してミライドンに弱くない地面にしています。
お互いのミライドンの火力を下げることで安全にこちらのミライドンを動かせるようになるのに加えて、クォークチャージの発動もリセットすることが出来るので、ミライドンのオーバーヒートと併せてテツノワダチやテツノイサハをミライドンで倒すことが出来るようになるのがとても優秀でした。
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カバルドン超テラス
砂起こし/エレキシード
腕白 H252 B252 D4
10万馬力/ボディプレス/鈍い/怠ける
HB特化
対コライドン枠。
イエッサン+コライドンの並びを意識してエスパーテラスで採用しています。前述した通り、エスパータイプは抜群を突かれることが少なく、イエコライ以外に対しても優秀な受けテラスになります。
技構成はタイプ一致打点の10万馬力、エレキシードと相性の良いボディプレス、剣舞やビルドを積むタイプのコライドンに受けを追いつかせるための鈍いと怠けるです。
エレキシードを持たせることで、初ターンからボディプレスで大きな削りを入れられるのとともに、ゴーストテラバーストコライドン+イエッサン♂に対しても攻撃をしのげるほどになります。
・その他の採用ポケモンと一般枠のすくみについて
※ここから下は脳内環境であり、実際の環境とは異なる可能性があります。
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対ミライドンは基本的にゴリランダーで相手の一般枠に有利がついていることが多いですが、ミライドンの隣に並びうる中で唯一といっていい不利を取る相手が炎オーガポンであると考えています。
HD特化まで耐久に振ることで、臆病ミライドンの眼鏡流星群までほぼ耐えることが出来、電気フェアリー半減といった耐性から対ミライドンの一般ポケモンとして成立しており、特に環境トップのゴリランダーに強い点が評価が高いです。
しかし、上から高圧的に攻めてくる並びに対しては強いとは言えず、具体的にはテツノイワオやテツノイサハ、テツノドクガといったパラドックス組です。
しかし、これらのパラドックス組はゴリランダーにフィールドを取られることでミライドンに上から攻撃されてしまうため、ゴリランダー側が基本的には有利になります。
つまり、
ゴリランダー←炎オーガポン←未来パラドックス組←ゴリランダーのすくみが発生しています。
この中で、他の一般枠も含めて最も対応範囲が広く安定しているのはゴリランダーであり、こちらを基本選出に据える以上炎オーガポンへ圧力をかけられるポケモンを採用したく、テツノイワオ、テツノドクガの採用に至りました。
特に、テツノイワオは守る貫通の専用技という特徴から、相手の選出に強く影響を与えられるポケモンとして存在感を放ってくれました。
選出等
対ミライドン(27勝6敗)
ミライドン+ゴリランダー
対コライドン(10勝2敗)
ミライドン+カバルドン
