以下の内容はhttps://king-biscuit.hatenadiary.com/entry/2024/01/17/000000_1より取得しました。


ポンコツスナイパーとポンコツ観測手で2個中隊くらい潰した話


*1

ポンコツスナイパーとポンコツ観測手で2個中隊くらい潰した話


ワイ達は9月下旬離島に上陸する敵を迎え討つ演習を霧島演習場でしていた
バディはポンコツ狙撃手のだいちゃん(仮名)、ワイは狙撃組長だったが
そのときの部隊長の判断かなぜか二人とも狙撃銃を持たされていた


通常であれば組長が小銃手で組員が狙撃銃なのだが……よくわからん装備で近接戦闘どうすんだこの野郎?と具申したがどうも狙撃手で戦果をあげたいらしく装備変更は却下された


9月下旬といえどまだまだ暑さは続き
身体にはバトラーがついていた、ようは糞みたいに体力を奪われるのである


ワイ達は敵が上陸するであろうポイントに潜伏していた、あたりには草木が少なく仕方なく小高い丘の岩陰に隠れていた


状況がすすみ敵と思われるドローンが上空を旋回していた
ポンコツバディのだいちゃんにドローンが来たらしっかり隠れるようにと伝えていた


がやはりポンコツである
お腹がすいたので後方で食事してきますと言ったのでワイが監視にまわり
食事をとらせていた
ブーンとドローンの音がしてきた
身を潜め後方にいるだいちゃんにドローンがきたと手信号で合図をする


だいちゃんは地面にポンチョをひき
ご飯を並べバトラー類を外し上着をぬぎあぐらをかいて真っ白いご飯を一生懸命食べていた


あれだけ事前に打ち合わせしたのにもかかわらず笑顔でご飯を食べているのだ、当然手信号にも全く気づいていない、ドローンも迷惑だろう、偵察しにきたらゴリラが笑顔で白飯をたいらげているのだ
もうこれは令和の山下きよしである


本来声を出してはいけないがドローンが来ているから草むらに入れ馬鹿!!と叫んだら、だいちゃんは白飯を抱えながら草むらに消えていった


飯を離せ飯を


運がいいのか悪いのか、ワイ達に砲弾が降ってくることはなかった
山下きよしと砲弾で吹っ飛ぶのは御免である


しばらくしていよいよ敵の上陸がはじまりワイ達は火力誘導をしていた
効果がいまいちわからんままお上から
指揮官を狙撃せよと命令が下った


アホである、せっかくバレずに潜伏しているのに撃てとは…
まあばれたら下がるかと
20倍眼鏡で指揮官らしき奴をさがす
とはいっても先遣できている部隊なら
せいぜい中隊長どまりで指揮官は見つけられなかった


しかたなしにだいちゃんに通信手を狙わせる、空砲をこめ撃たせるがバトラーは反応せず無駄弾に終わる
敵はどんどん上陸し山間部に向かっていった


無線で他の組も観測できていたので
ワイ達はのんびりしていた


夜中、雨が降り出し昼間はあれだけ暑かっのにもかかわらず寒さが身にしみる、無線が入りその位置から動けと命令がくる手持ちは狙撃銃のみ
遭遇戦になればだいちゃんを囮に逃げなければならないなあなんて思いながらテクテク歩いていると隣の中隊と合流できた


情報を交換し指定の場所へ向かう
雨風ともに強く何も見えなかった
途中ワイはお腹がいたくなりしかたなく雨の中尻をだしたが非常に辛いものであった
テンピョウの真下でうんこをし
観測可能な場所で朝を迎える
何も音も聞こえず誰もいないね〜とだいちゃんと呑気に話していたが
朝日がさしはじめあたりを見渡すと
敵だらけだった 


隣の中隊の潜伏場所に敵がわんさかむかっている、すぐさまだいちゃんに火力要求をかけさせワイは狙撃銃に弾をこめる


うんこ中に敵がこなくてほんと良かったと思いながら撃つ、バトラーのせいでなかなかあたらないが1人倒したらしい敵の足がとまる


と同時に我の砲弾が落ち始め敵はひいていった、間一髪である
後に隣の中隊長に感謝をされた


草むらに隠れ観測を続ける
もうすぐ状況も終わるはずだ
はよ帰りたいと思っていたがまたたくさんの敵が道路をあるき我の陣地へむかっている


およそ1個中隊、まっすぐこちらに向かってくる こちらは小高い丘にいるためここを占領したいのだろう


大急ぎで座標を確認するが砲弾が落ちるまで時間がかかる、その間に敵はそこを突破してしまうだろう
足止めが必要だった
先ほどとは違い正面からの狙撃になるしすぐ位置バレするがしかたない


敵の進行さきに火力要求を優先にまわしてもらい座標をおくる
その座標に敵が入る、砲弾が落ちるまでへたすれば数分はかかる


残りの弾を用意し、わざと目立つように狙撃する
敵は気付きすぐさま横隊に展開し機関銃やら小銃をこれでもかとポンコツ二人に撃ち込んでくる


だいちゃんまだか!?
ワイは狙撃しつつ確認する
全ての弾を撃ち切るときに初弾が弾着しはじめる


まんまとポンコツ二人にはめられ
敵は火網の中にいた
弾を回収しつつざまあ!と思うと同時にこちらにも砲弾が落ちてきた


やばい!!逃げるぞ!!と荷物狙撃銃をもち
うんこしたテンピョウをしりめにワイ達は逃げ出す、ほぼ同時刻日状況終了の放送が入ってきた


こうしてポンコツ二人は生き残ったのだ


糸冬

*1: 語り口や文体その他含めて、あまりに「いいハナシ」過ぎて、そのまま賞味したい……




以上の内容はhttps://king-biscuit.hatenadiary.com/entry/2024/01/17/000000_1より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14