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キーボードでハッピーになった話。

どうにか、昨年末に立ち上げたブログアドベントカレンダー「ブログクリーンアップ2024」の感想を完走することができた。まさか約半年の月日を必要としてしまうとは。

しかも、よせばいいのにすべて投稿日時は昨年12月に統一してしまったから、この記事がブログの表示上は2025年最初の記事となる。

ご寄稿いただいた記事はどれも個性的で読み応えがあり、その「おこぼれ」を貰おうとするような感想記事は我ながら浅ましい所業のように思われたが、思いの外参加者の方には好評でありがたいことであった。

注意深く弊ブログ更新履歴を追ってくださっている奇特な方がいるのなら、「とはいえたぬきさんの感想記事からモリオさんの感想記事まではやけに早かったな」と思われたかもしれない。

これは簡単な話で、ブログの執筆環境を変えたのである。

PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

これが筆者の新しい相棒、「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨」だ。

 

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それまで筆者は自宅においてはこのとき購入したキーボードを使ってきた。確かな打ちごたえと窮屈でないキーストロークは大いに筆者をサポートしてくれたが、

・元々がリユース品であるため、Shiftキーがかなりお疲れの様子である。

・同様に電源ボタンがかなりデリケートになってきている(しっかりONに入れるのではなく、ちょっとOFFより…くらいの位置にしないと接続がうまくいかない)

・メカニカルキーボード故の打鍵音は快感であるがやはりやかましく家族で居間でコンテンツを見つつの打鍵には不適である。

・英字キーボードのため、仕事に使うキーボードのクセが染み付いているとちょいちょい間違えることがある。

・見た目が素敵なので娘が欲しがる。

・重量がしっかりあるため安定感があるが、そのために居間・書斎間の移動が億劫である。

などの問題点もあった。

キーボードを新調したい――そういった気持が筆者の中に湧き上がってきた。

いや、嘘である。

HHKBが欲しい――であった。

シンプルでコンパクト、打鍵感に定評がありながら静音性にも優れ、キーマップの変更も可能。国産で日本語配列。複数機器に接続が可能。タフネスさも折り紙付き。

ミーハーなところではシン・ウルトラマン劇中に登場しているし、ダ・ヴィンチ恐山さんや午前三時の初回限定版SPさんも愛用している。

もちろん、価格は高い。しかし筆者のような事務職が日々最も相対する仕事道具はなにかと考えたことがあり、それはパソコンであり、それ以上にキーボードなのである。

でも高い。

そのため再び筆者はキーボードの沼に飛び込んだ。実店舗で触っても見た。レビュー動画、コメント…良いと思ったものは高いか、英字か、重いか、光っていた。

再び考える。

筆者も社会人生活が15年近くなり、使用したPCも2桁近い。

もし、そのPCのキーボードがすべて同じだったら?

今後、1つのキーボードを使い続ける事ができたとしたら?

それはまさに相棒と呼ぶに足るのではないか。コストとしても妥当ではないか。

ダメ押しはHHKBの意味の親である東京大学名誉教授、和田英一先生のお言葉である。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍(くら)は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

か…カッコよすぎる……。

1年間使った場合1日100円。10年間使えば10円である。善は急げと思いつつも先にボスに確認し、経費として補助も出ることがわかった。幸いフリマサイトで定価より大幅にお得な出品があり、即決した。

そこから届くまでの3日間のワクワクはなにものにも代えがたいものであった。

丁寧な梱包で新品と見紛うような物が届き、お礼を食い気味で出品者に伝えるとそのまま接続。がうまくいかなくて焦ったがさすがの人気製品、Webには「おれとHHKBの愛のメモリー」が溢れかえっており、そこから知見を得て無事ペアリングを終えることができた。

そして打鍵。「めちゃくちゃ静か」というわけではないが、現在のキーボードよりは明らかに静かである。また、キーのしっかりさ加減からかなりしっかり押さないといけないのでは? と思っていたが、実際には確かにノートPC付属のキーボードと比べたら「打鍵している」感はあるものの、極端にひどい、というわけではない。これも今の青軸メカニカルキーボードと比較すると半分くらいだと感じた。

簡単に打鍵してみて、ちょっと落ち着いてひょいと片手で持ち上げてみる。ちょうどいい重量感が手首に響く。いい。所有欲が満たされていくのを感じる。

そしてなるほど、打鍵するのが楽しいとはこういうことか!と納得する。この打鍵感をもっとずっと味わっていたい。喉の奥につかえているような、あるいは今まで手首にとどまっていた打鍵したいものが、HHKBを媒介に形になっていくような感覚だった。

こうして筆者には珍しく短期間で記事を作成できたわけだ。業務にも使用しているが、簡単に接続するのでストレスがなく、億劫だったメールの返信も捗っている。

他方でキーマップの変更はまだできていないので早く試してみたい。ファンクションキーを押しながらホームポジションから動かさずにテンキーを配置したいのである。

今のところ、買って大満足である。梅雨時の持ち運びはちょっと怖いので職場用HHKB導入を考えるほどだった。

ちなみに大きさはというと、

まだ寝返りはできない

次女の胴体くらいあります。

次回、次女誕生ブログの予定。




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