7月12日(土)
休日。少しだけ映像授業を受けたあと、以前住んでいた日野市へ出かける。目的地は家の裏にあったブルーベリー農園。そこで毎年ブルーベリー狩りをするのが恒例だった。正直、今住んでいる地域にもブルーベリー農園はあるので、わざわざそこまで行く必要もないのだが、ブルーベリー狩りといえば日野というイメージがどうしても私にはある。
しかし、農園に着くと、ちょうど採れる品種のはざまの時期ということで、開いていなかった。日野に来た意味が消滅した。とりあえず近くの図書館に寄って、作戦を立て直す。お気に入りだった「きりんこ」というスパイスカレーの店で昼食をとることにした。この店は何もない住宅街に突然現れる。店前に子どもの入店お断りの案内が記されており、十分すぎるほど大人の私も、なぜか最初の頃は入るのを躊躇していた。しかし、意を決して入ってみると、女性店主が一人で切り盛りしており、とても穏やかな時間が流れる空間と本格的な味のカレーに驚かされた。
チキン・キーマ・エビの三種類のカレーが付いたカレーセットを注文。やはり変わらず美味しかった。ライスがスパイスとともに炊き込まれていて、カレーの複雑な味わいを効果を底上げしている。スパイスカレーの味というより、きりんこのカレーの味としか言えない美味しさがある。
その後、行きたいわけでもないがイオンモールに寄ってから帰宅。そういえば昔も、行きたいわけでもなく頻繁にイオンモールに行っていた。
また、映像授業に戻る。早くもしんどくなってきた。大学の授業を思い出す。私は大学時代、最小の労力で最低限の単位を取得することを美徳としていた。故に大学の成績はすこぶる悪く、しかもそれがカッコいいことだと周囲に吹聴している有様だった。勤勉に学習し、評定でAやらSやらを取っている友人のことを、逆にだらしないと評していた。
そんな私にしては序盤からよく頑張っていると思う。映像授業においては、サボった代わりに出席を取ってくれる友人も居なければ、試験に出る情報をまとめたノートを有料販売する業者も存在しない。ただ、液晶画面を焦点の合わない目で眺め続けることしか、今できることはない。