1.「ゆるポタ派」初心者としての自転車イベント参加
昨年末から折りたたみ自転車での「ゆるポタ」を始めたばかりの私にとって、3月7日・8日は心待ちにしていたイベントがある。それは、万博記念公園で開催された国内最大級のスポーツ自転車フェスティバル、「CYCLE MODE RIDE OSAKA」。会場の万博記念公園を訪れるのはかなり久しぶりなので、妻を誘って、春先特有の少し肌寒い曇り空の下、万博公園へと向かった。

私はそれほどガチの自転車ファンではなく、昨年末あたりから折りたたみ自転車でポタリングを始めた程度の初心者レベル。それでも地元大阪で自転車イベントを行うという話を聞いて、興味津々でのぞいてみようという感じ。
会場内には最新のバイクから関連ギアを扱うメーカーが所狭しと並んでいるが、今回の一番の目的は「情報収集」。特に関西圏や四国のサイクリング関係団体のブースを回り、今後訪れてみたいサイクリングロードのパンフレットを丹念に集める。

高価なカーボンロードバイクの試乗もイベントの目玉だが、今のところ愛車を買い替える予定はないため、今回は会場の雰囲気を楽しみつつ、将来のポタリング計画を練ることに専念。

2.1970年から現代へ——EXPO'70パビリオンで時を遡る
イベントの入場用リストバンドの配布場所が隣接する「EXPO'70パビリオン」の1階だったこともあり、せっかくなので施設内を夫婦でゆっくりと見学することにする。この建物は、1970年大阪万博当時の「鉄鋼館」を再利用した、まさに万博のレガシーそのもの。私たちは昨年、夢洲での「2025年大阪・関西万博」も体験しているが、その源流に触れるのは新鮮な体験だ。
パビリオン内は、当時のエネルギーがそのまま凝縮されたような空間。 本館では200分の1スケールの精巧な模型や、かつて最先端だった音響システム「スペースシアター」が展示されており、当時の熱狂が肌に伝わってくるようだ。





※会場内に入ることはできないが、外側から演奏を聴くことができる。

※このアナログ感に時代を感じてしまう。







特に圧巻だったのは、2023年に増設された別館。 宇宙船を思わせる通路を抜けた先、ホールに鎮座しているのは太陽の塔の「黄金の顔(初代)」。直径10.6メートルという実物の巨大さを真下から見上げると、その圧倒的な迫力に言葉を失ってしまう。まるでアニメ「エヴァンゲリオン」に登場する使徒のようだ(というよりエヴァの使徒はこの影響を受けた?)。




別館から中庭に出ると、大屋根の模型やモニュメントが設置されており、西の方には「太陽の塔」が見える。昔と今の黄金の顔を見比べる、これはこれで面白い体験。



その後、モノレールの駅へ向かう道すがら、改めて太陽の塔を仰ぎ見る。 1970年の熱気と、2025年のリアルな体験。それらが自分の中で一つに繋がっていくような、心地よい余韻を感じつつ、帰途に着いたのだった。



現在、大阪・関西万博の会場の解体工事が進んでいるが、いずれその跡地には「EXPO'70パビリオン」のような施設が建設されるのだろう。その時、1970年と2025年の万博の記録を比較してみるのも面白いかもしれない。
