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ETV 特集 マハティール 100年の風に立つ

NHK Eテレで「マハティール 100年の風に立つ」が放送され、マハティールの名前に牽かれ録画しておいたのを観終えた。

マハティールとはマハティール・ビン・モハマドで、マレーシア国の1981年を皮切りに二度通算24年間(1981~2003、2018~2020)首相を務めた。

マレーシアはマレー半島ボルネオ島北部にまたがる国家で元々半島先端部にあるシンガポールを含めイギリスの植民地であった。

1941年12月8日日本は太平洋戦争に突入しハワイ真珠湾を奇襲するが、同時にマレー半島に上陸、更に南下して英国のアジア支配の拠点であったシンガポールを攻撃、占領する。

占領下では日中戦争の影響も有り華人虐殺などが発生し、戦後独立を果たす中で反日華人(中国系)とマレー人との対立などを引きずることになる。

華人とマレー人の対立は1965年華人の多いシンガポールの分離独立や、1969年の大規模な民族衝突として表れる。

マハティールが首相としてマレーシアを率いた時代は私の現役時代と重なり、マレーシア・クアラルンプールに合弁の工場があった事から、指導で現地に出張したこともあり、その名前は記憶に刻まれている。

マハティールを語るうえで欠かせない二つの政策は番組でも紹介されたが

①ルックイース

東にある日本や韓国を手本に、マレーシアを資源輸出主体国から工業国ヘの転換を目指すもので政府主導で外資の導入などを図り成功させた。

1997年のアジア通貨危機では、ヘッジファンドなどの動きを非難する共にIMF による管理を拒否し、為替相場に対する国の管理強化などで乗り切った。

これらによりマハティールの名前は国際社会に広く知られるようになった。

②マレー人優遇策(プミプトラ)

マレー人は人口の約6割を占めるものの経済を握っているのは人口の3割の華人であった。(残り1割はインド系)

このマレー人の不満を解消していくため1971年頃から企業や大学などでマレー人の採用枠を強制したり、企業設立には最低限3割のマレー人の所有が必要とするなど、今に至るマレー人の経済や社会的地位向上を進める政策が始まりマハティールも積極的に関わった。

尚プミプトラとはマレー系住民を表す「土地の子」という意味のマレー語である。

◉マハティール氏は番組の表題にある通り現在100歳の長寿であるらしいが、今に至るまで政治的な発言、例えば直近のトランプ大統領の関税政策を非難するなど、特に国際関係についてアジアや発展途上国の立場にたった率直な発言を続けている。

以下は私見だが、

・マレーシアの人口は約3千5百万人、インドネシアの約2億3千万人、タイの約7千2百万人などに比べて、地域の工業立国としては自国のマーケットが小さいことで不利な立場であったが、2002年から順次実行されている東南アジア諸国連合ASEAN)の地域自由貿易協定(AFTA)により、国内マーケットの小さいことをカバーして大きく恩恵を受ける国のひとつになった。

・プミプトラ政策は華人などの不満とマレー人の努力不足などの負の面も生じさせていて、現在も国論を分ける議論の対象となっている。

◉全くの余談で申し訳ないが、私が子供の頃一世を風靡したテレビドラマ「怪傑ハリマオ」は、このマレーシアを舞台に実在の日系人をモデルにしたもので、占領時代日本軍の諜報活動にも従事した。ハリマオとはマレー語で虎のことである。

◉今日の一句

 

オリンピック四位の背(せな)の余寒かな

 

◉施設の庭、チューリップの芽吹き、春です。

野鳥?何かに噛られている。

 




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