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2026年1月・初句会

一昨日1月6日(火)は住んでいる施設の俳句サークルの1月度例会(初句会)だった。

12人の出席で兼題は「新年」、これに関連する俳句を1句以上を含みひとり5句を出すことになっている。

私はこのブログに書いたものを推敲したり新しく詠んだりして以下の5句を出した。

 

①読初や子(し)曰(のたま)はくと声を上げ

年末から正月元旦にかけて一冊の本を読み継いでいるが、これとは別に気持ちを新たに読む本は論語素読のように読んでみたいと思ったことを詠んでみた。

 

②元旦や船影消えし神戸沖

いつもベランダから大阪湾~明石海峡を見るのが日課で大小の船が行き交っているが、正月の1日~2日にかけてはこの船の往来がバッタリ途絶えていることが分かり詠んでみた。

引っ越して3回目の元旦だが同じことを見ても必ず物事に気付くとは限らないことが身に染みて良く分かった。

 

③老いて尚成すこと有りて年惜しむ

色々あれもこれもすることが有るなと思いつつ年の瀬に至り、、時の速さを感じたことを詠んでみた。

 

④柚湯にと谷の水汲む母の里

今では考えられないが、山間にある母の里は私が子供の頃は谷に流れる水を汲んで運び風呂水にしていた。いつかこの事を俳句にしようと思っていた。

 

⑤枯芙蓉侘寂(わびさび)まとひ風に立つ

施設の庭に芙蓉が植えてあり毎年花を見ているが、たまたまその芙蓉の花が枯れ、実を付けていて、いわゆる枯芙蓉の状態になっていたが、綺麗な花とは違った味があり、またそれが風に抗している様子が健気でその風情を詠んでみた。

結果は以下のようであった。

①の句が並選1名

③の句が特選1名、並選5名

④の句が並選1名

⑤の句が並選2名

③は予期以上の評価が得られたが②は残念な結果であった。全体的に良い結果と受け止めた。

また館内に掲示して貰う句は③、⑤、①の順とした。

私が特選句としたのは以下の句で、芭蕉や子規でないところが良く思えた。

 

蕪村句の栞開きて読始

 

初句会の後、茶菓の提供もあり茶話会が約1時間あり、相互の紹介や抱負雑談などが語られた。

来2月の兼題の提案は私が当番で、立春が2月4日で句会が2月3日であり、まだ冬の季語が相応しいと思い、「寒波」「おでん」「セーター」の3案を出し「おでん」が賛成多数で決まった。

◉施設の庭、寒さのなかナデシコの仲間と思われる。

 

 

 




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