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「僕には鳥の言葉がわかる」

鈴木俊貴著「僕には鳥の言葉がわかる」小学舘刊を読み終えた。

「読書は図書館から借りて」をモットーにし始めて何年も経つが、シャトルバスの待ち時間に本屋に立ち寄り、積まれたこの本を見つけ衝動買いしてしまった。

以前から鈴木俊貴さんの名前と鳥の言葉(鳴き声)の研究のことは注目していて、このブログの2022年5月10日、同年7月26日、23年11月7日、25年7月4日の都合4回「鳥(シジュウカラ)が言葉をしゃべる」研究のことを書いてきた。

この本は鈴木さんが学生時代から現在に至る18年間の研究活動をイラストも交え分かりやすく、面白く書かれているもので、この裏にある鳥が好きという好奇心、始めたら止まらない探究心、自分の想定を裏付ける為の創意工夫や信念、等々が文章から浮かび出て来る。

シジュウカラ四十雀)の鳴き声の変化にそれぞれの意味があり、複数の鳴き声の語順に依って文章や文法が成り立っていることを証明した世界で始めての研究で、その論文は世界の学会でも認められていて「動物言語学」という新しい学問分野がスタートしている。

著者がシジュウカラが言葉をしゃべることを順次証明していく過程の中のとても感心した一つの事例を紹介すると、

・「ピーツピ」の鳴き声は天敵などの接近に「警戒しろ」という言葉

・「ヂヂヂヂ」は仲間に「集まれ」という言葉

・「ピーツピ・ヂヂヂヂ」は敵が来たから集まれの文で、これを聴くとシジュウカラ達は集まってモズなどを集団で威かく追い払う。

・文とは「ある話者が二つ以上の単語を組み合わせた文法のルールに従った表現」であり「ピーツピ」と「ヂヂヂヂ」が違う音源で連続したり、「ヂヂヂヂ・ピーツピ」と語順を変えたりした場合同じ音源の「ピーツピ・ヂヂヂヂ」と違う反応になるはずである。

・これを証明するため二つのスピーカーを使って時間をかけて実験し、同一音源の「ピーツピ・ヂヂヂヂ」のみ、即ちシジュウカラの文法に従った場合のみに「警戒して集まれ」が生きていることを確認して発表した。

◉私は引っ越して入居した施設の前にある健康公園の野鳥を、約一年前からスマホで撮影しこのブログにも載せているが、当然その中にはシジュウカラも居てこの本に紹介されている例えば「ピーツピ」などはよく聴く鳴き声である。

野鳥を見つける方法のひとつは鳴き声を探すことが有効であり、同一の種でも色々な鳴き声が有ることも一年間で少しわかってきたが、今後更に気を付けて鳴き声に耳を澄まそうと思っている。

◉この本でも紹介されている異なった種が群れを作る「混群(こんぐん)」は私も観察するなかで何度も出会っていて、最初に遭遇した際は信じられない気がしたが、野鳥の立場からすると極めて合理的な行動であることがよく分かり、野鳥への理解が一歩進んだ気がしている。

◉今日の一句

 

葉陰より冬鳥覗く澄まし顔

 

◉施設の庭、姫りんごの実とこの樹に潜むカマキリ(蟷螂)

今年4月25日のこのブログに姫りんごの花を載せたが、その花が実となっているのを施設の職員さんに教えて貰った。

普通カマキリの成虫は冬を越せず卵を生んで死を迎えるが、稀にそのまま冬を越す個体もあるらしくこの個体はどうなのだろう?

「僕には鳥の言葉がわかる」

◉施設館内に掲示する写真を入れ換えさせて貰った。(にっぽん丸で壱岐島への途中に撮影)

 

 

 

 

 




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